前回、半リセットが上手くいって、最後に「あとはメダカが卵を産んでくれれば・・・」と書きましたが、無事、メダカのお腹に卵を発見しました!
(わかりにくいですが、お腹にある黄色い半透明なのが卵です)
メダカが卵を産むということは、少なくともメダカにとって悪くない環境であり、水草ごと藻類(アオミドロ)を取り除いて環境が変化して、それがストレスになるのでは?などと思っていた心配は杞憂に終わりそうです。
特に水質に関しては、いくらろ過器があるといってもお手製ですし、毎日足し水をしてるといっても大小あわせて約70リットルに対して2リットルだけで、つまり飼い始めてから一年になるのに水換えを一度もしていませんが、それも「今のところは」大丈夫みたいです。
さて、問題はここからです。
昨年は、メダカが卵を産んだ時点でボウルに掬って指でチョイチョイして卵を落とし、それを毎日水道水を換えて産卵させました。(卵は腐敗する場合があるので水道水の方がいいらしいです)
つまり、人工的な産卵です。
もちろんそこから針子(メダカの子ども)が産まれ、その成長を見守ることは大変面白かったのですが、自分としてはちょっと物足りないというか「自然に任せたらどうなるか?」という思いが残ります。
もちろんセオリーは理解しているつもりで、メダカは食いしん坊で、自身が産もうが関係なく卵も針子も食べてしまうので、メダカの卵を見つけたら隔離(別の容器に移す)のが基本です。
そこで産卵床(卵を産み付ける場所)を用意して、そこに付いた卵を隔離して育てるべきなのですが、ホテイアオイなどの浮き草も人工的なスポンジのやつも、「なんかヤダ!」という気持ちだけで、我が家の水槽には導入していません。
この理屈を理解してもらえるかはわかりませんが、一度失敗しないと納得しないというか、自分の中の「なんかヤダ!」と思うラインを「やっぱいる!」が越えないとダメなのです。
もしくは、ボタンに「押したらダメ!」と書かれている方が押したくなるような、そんな感じです。
ちなみに、今回半リセットで導入したナガバオモダカですが、これも「なんかヤダ!」のひとつで、どうにも水面上に葉っぱが飛び出すのが嫌で、あとは花を咲かすことに興味もないし、それならアナカリスなどの水中で育つ水草の方がいい!と、導入を見送っていました。
しかし、そのアナカリスは藻類(アオミドロ)に完敗し、その原因が直射日光の当たり過ぎであるなら、見送っていたナガバオモダカの方が逆によかったのか?となり、今回の導入に繋がりました。
というわけで、今年も卵を付けたメダカを見つけたときに、昨年と同じようにボウルに掬うまではしたのですが、これをしなかったらどうなるのか?という思いの方が強くなり、そのまま元の水槽にメダカを戻しましたが、さて、どうなるでしょうか?
ちなみに、メダカの卵を確認したのは大きい水槽で、水量は60リットル弱で、そこに10匹ほどのメダカが元気に泳いでいて、あとはエビとヒメタニシがいますが、たぶんそれらは卵を食べないので、つまり親と子(卵)の一騎打ちとなります。
その戦いにワクワクする自分は、やっぱり変人ですかね?
でわ、股!!