本日のメニュー
以上4話でお届けします。
投入したタニシのその後
先週、水槽にはびこる藻対策として、ヒメタニシを導入してみました。
タニシは直接藻を食べるのと、さらに植物プランクトンを吸い込んで吸収して、減った植物プランクトンが増えるときに藻の栄養となるリンやアンモニアが消費されるので、藻対策としてはよく使われているそうです。
ただ、そもそも強い生体らしいですが、それでも水質が悪い(硝酸塩が多い)と蓋を閉じてしまうらしいので、投入してからのこの一週間はひたすら観察の日々でした。
で、観察しているときにモゾモゾ動いてくれれば安心なのですが、見ている限りは底石に潜ってじっとしているので「これはダメか?」と思いつつも、観察を継続すると翌朝には居場所が変わっているので、たぶん夜にモゾモゾ動いてるんでしょうね。
あと、★になる原因の1位が餓死だそうですが、そこはたっぷり餌となるフンも藻も水草の落ち葉もあるので、大丈夫そうです。
メヒルギの成長
水槽内に発生するアンモニアや亜硝酸や硝酸などを植物が吸収して水質維持するシステム作りを目指して、これまでいろいろ植物を植えてきましたが、全て失敗してきました。(失敗の原因はほぼ自分ですが・・・)
そこでたどり着いたのがマングローブに生えるヒルギ科の植物で、中でも寒さに強いメヒルギが我が家にやって来ました。
(2023/3/28撮影)
根っこの部分は常に水槽内に浸かりっぱなしでのですが、植物によくある「根腐れ」の心配がなく、植物に必要な栄養も他の植物に比べると少なくて大丈夫みたいなので、環境としては合っているはずです。
が、そもそも沖縄とか奄美大島に生息する植物が、涼しくなり始めた大阪にやってきて成長するのだろうか?と思っていたのですが・・・
(2023/10/28撮影)
葉が開いたぁぁぁ!
(1ヵ月での変化)
というわけで、少なくとも枯れずに成長しているということは、多少なりとも水質維持に貢献しているとして、これからも頑張ってほしいと思います。
赤玉土だったのか!?
これまで何度も書いていますが、我が家には水槽が2つあり、容量15ℓの小さい水槽と、60ℓの大きい水槽があります。
で、その理由は長くなるので割愛しますが、小さい水槽には底石の定番の「赤玉土」、大きい水槽には軽石の一種である「ひゅうが石」が敷かれています。
それで最初は問題なかったのですが、どうも大きい水槽にだけ生える藻があり、大きい水槽に設置したレンガや底石を侵食し始めました。
(レンガに生えた藻)
その原因をいろいろ考えると・・・
水質が原因であれば、2つの水槽をポンプで循環させているので、小さい水槽にも生えるはず・・・
藻が増える大きな原因の太陽光であれば、小さい水槽もたっぷり太陽を浴びているので生えるはず・・・
生体の数でいえば、大きい水槽の方がメダカに対する水量が圧倒的に多いので、小さい水槽に生えないのはおかしい・・・
となると、赤玉土では?となりました。
というわけで、早速百均で赤玉土(小さい水槽と同じモノ)を購入してきて、ペットボトルに入れて大きい水槽に沈めて様子を見ます。
さらに、ひゅうが石を使って作った自作のペットボトルろ過器も、同じ藻に侵食されていたので作り直して、上下で繋がる感じにしてみました。
(上の自作ろ過器には「ひゅうが石」、下のペットボトルには「赤玉土」)
これでほぼ同じ環境で、どちらにも藻が生えるのか?どちらかに藻が生えるのか?、これまた観察を続けたいと思います。
塩水浴に挑戦
小さい水槽を観察していると、我が家で生まれて針子から育てたメダカが、石の上に沈んで動かなくなっています。
そのメダカは他のメダカに比べるとやせ細っており、まだ動くけれど大半じっとしているので、これは弱っている・・・と判断し、初めての塩水浴に挑戦することにしました。
塩水浴とは、塩を0.5%の濃度にした水で泳がせ、療養させることです。 カルキ抜きした水1Lでは塩5g、水10Lに対しては塩50gを溶かします。 基本的には隔離水槽やバケツで行いますので、エアレーション(ぶくぶく)は必ずつけて行いましょう。
ということで、大きめのボウルにカルキを抜いた水を入れて、そこに塩を入れてメダカを放して様子を見ます。
が、時すでに遅しだったのか、それともやり方にミスがあったのか、翌日には完全に動かなくなり、★になってしまいました。
幸い他のメダカは元気なので、水質悪化などが原因ではないと思いますが、とにかくよく観察するしかありませんね。
というわけで、てんやわんやの1週間でした。
でわ、股!!