本来であれば、メダカが我が家にやってきた土曜日(か日曜日)がメダカの報告タイミングなのですが、ちょっと旅に出ていたものですから、このタイミングでの報告となりました。
水質はいいのかも?(エビの繁殖と水草の花)
メダカは強い生き物で、多少水質が悪くても、多少水温が高く(低く)ても、結構頑張って生きてくれるみたいです。
ただ、それがメダカにとって良い環境かどうかは別で、メダカは平気でもエビはダメとか、あとはメダカは元気でも水草はヘナヘナとか、逆にメダカが強いことで水質が悪化していることに気付かず、いきなりメダカがダメになることもあるようです。
で、うちのメダカは元気で繁殖もしているのですが、より水質に敏感なエビ2匹ほど落ちた(死んだ)ので、ずっと、この水質のままでいいのか?と不安になっていました。
といっても急に何か(バクテリアなどの薬品の投入)をすると、急激な変化に弱いエビがまた落ちるのでは?となり、とりあえず新鮮な水(カルキ抜きした水道水)をマメに、しかし少しずつ投入して、フレッシュな水と酸素を水槽内に取り込むことだけ頑張っていました。
すると・・・
画像ではわかりにくいですが、どうやら母エビが抱えていた卵から稚エビが孵ったようで、針子(メダカの稚魚)より小さな、しかしちゃんとエビの姿をした生き物を確認できました。
一説によると、エビが繁殖するということは水質が良いことらしく、本来であれば水質を数値化する機械などでちゃんと計るのがベストみたいですが、この結果だけ見れば、我が家の水槽の水質は、決して悪くなさそうです。
そしてさらに、花が咲きました。
これもそんな珍しいことではなくて、アナカリスという超ポピュラーな水草が、たまに花を咲かせるそうなのですが、これも水質の判断材料でとらえると、決して悪いことではないはずなので、水質ヨシ!と言ってもいいかもしれません。
ビオトープと飼育
メダカ飼育を始めるとき、自分の頭にあったのは、メダカを透明な水槽に入れてろ過装置とライトがあってブクブクしてるのを横から眺める『飼育タイプ』ではなく、大きな水槽に水草たっぷりで上から眺める『ビオトープタイプ』でした。
なんとなく自然のサイクルが自分の管理下で回っていることが楽しくて、人の手がガンガン入る飼育タイプよりも、放ったらかしでも生きているビオトープタイプの方が、目指す方向でした。
しかしビオトープのことを勉強すればするほど壮大で、例えば「植物で水を浄化する」と言えば簡単ですが、それなら木を育てるくらいやらないと、ちょっとした水草くらいでは浄化能力が足りないとか書いてあって、さすがにそれは・・・となりました。(本当かどうかは不明)
ただ、そんな中でも出来そうだったのは、「餌をあげない」ということ。
水槽内に敷石(赤玉土など)があって水草がたっぷりあれば、そこにプランクトンが発生して、そのプランクトンが水を浄化してくれるのですが、同時にメダカの餌にもなるそうです。
で、プランクトンを食べたメダカがフンをして、それが水草やプランクトンの餌になって・・・、おお!まさにビオトープのサイクルじゃないですか!
というわけで、先日旅に出た3日間を含め、メダカには餌を与えておりませんが、元気に泳ぎ回っています。
ただ、さすがに針子や稚魚のいる小さい方の水槽には、ほんおちょっとだけ、人差し指の先っちょに着いただけの粉餌を、まるで料理のときの「塩少々」のように与えています。
と、なんだかわかったように書いていますが、まだ2か月過ぎただけの素人なので、まだまだ勉強しながらですが、それを含めてメダカを眺めております。
でわ、股!!