緑化は藻が原因かも
先週、「大きい水槽の水が緑化してるような・・・」と書きました。
画像で見る限りでは水はクリアですし、そこに住み着くメダカやエビは元気なので、特に問題がないといえばないのですが、水槽を立ち上げてから約5か月間、毎日足し水はするけれど大規模な水換えはしていないので、硝酸塩が溜まってきているのかもしれません。(アンモニアが分解されて亜硝酸になり、亜硝酸は分解されて硝酸塩になり、硝酸塩はアンニモアや亜硝酸に比べると毒素は低いが、蓄積するとダメ)
で、その硝酸塩を餌とする藻が発生して、前述した「緑化しているような・・・」に繋がります。
(レンガに発生した藻)
藻の餌を減らして藻を食べる憎いヤツ
で、どうしたもんかいのー?と考えて、ピンと来たのが貝。(ヒメタニシ)
ネットの情報ではありますが、どうやらヒメタニシは直接もコケや藻を食べるのと、それとは別に植物プランクトンを吸い込んで吸収し、減少した植物プランクトンが増殖するためにリン酸塩やアンモニア塩を吸収するらしいです。
つまり、緑化の原因であるコケや藻を食べて、さらに藻類の餌となる養分を減らしてくれて、さらにメダカやエビのフンまで食べてくれる、凄くて憎いヤツなのです。
ちなみに、実は近所のメダカ屋さんに行った際に、「コケ取りはコイツが最強ですよ」と教えてもらっていたのですが、どうも見た目と動きと両方気に入らなくてガン無視していました。
それがメダカを飼い始めて水槽内に自然発生するスネールで慣れて、「コイツなかなか可愛いじゃないか」となり、さらにネットでも安価で手に入るので、即購入しちゃいました。
早速水槽内に投入!
で、届いたヒメタニシが11匹、1匹は蓋を閉じたままだったのでボウルに水を入れて様子見にして、動きを確認できた10匹を、簡単な水合わせをしてから水槽内に投入!
実際には、60リットルの水槽に11匹だと少ないのですが、触覚の違いでオスとメスがいることが確認できたので、繁殖時期にはギリギリですが、上手くいけば赤ちゃんを産んでくれるはずです。
で、これはメダカやエビも同じですが、他所の水槽からやってきた生体は新たな環境に順応しますが、それよりもそこで生まれた生体の方が(当然ながら)順応力は高いので、この親ヒメタニシが子どもを産んで初めてコケ対策が期待できるのでは?と気長に考えるようにしています。
ちなみに、夕方に投入したヒメタニシたちは、翌朝になるとほぼレンガから消えており、レンガの藻はあんまり食べてくれませんでしたが、水の底で動き回っている個体もいたので、まぁなんとかなるでしょう。(逆に元気のない個体もいますが・・・)
というわけで、新たな生態を導入したことで、さらにベランダにいる時間が増えましたが、幸い天気も良くて暖かい(どころか暑い)ので、健康的でよかったです。
でわ、股!!