まずは前回で書きそびれていたことから。
ろ過システムのポンプの電力
前回も書きましたが、我が家のメダカ水槽は2つ、メダカ飼育を始めた小さい水槽（15リットル）と、1ヵ月遅れで始めた大きい水槽（60リットル）がありまして、その2つをポンプなどを使って水が循環するシステムになっています。
で、左下に設置したポンプの電力は『ソーラー』と『バッテリー』となっていて、そもそもは『ソーラーパワーで動く噴水システム』が意外と安価で（アマゾン）で売っているのをメダカを飼っている方がろ過システムに使っているのを見て、「これなら電気代がタダだ！」と飛び付きました。
ただ、当たり前ですが太陽が出ていないと動きませんので、それを手元にあるもので解決しようと考えたとき、「このポンプをスマホのモバイルバッテリーで動かせないか？」と思い浮かび、それに必要なケーブルを探して購入して、ソーラーで動かないときはバッテリーで動かす（もちろん手動切り替え）ことに成功しました。
というわけで、そもそものソーラーパワーでは日が落ちれば止まりますし、モバイルバッテリーも10時間くらいしか持たないので、自然と夜はろ過システムは止まっています。
あと、先週から新たに手を加えて、小さい水槽のろ過は、このようになりました。
前は百均で買ってきた茶こしに底石（ひゅうが石（日向土）という軽石の一種）を敷いて、そこにポンプでくみ上げた飼育水を通していましたが、それではろ過機能が低いと判断して、毎度おなじみペットボトルを改造し、上から水を通して下から水が抜けるのと、それ以上の水は上から漏れるようにして、さらに小さな水草を挿してみました。
この水草が根を伸ばせば、さらにろ過機能が向上するとは思うのですが、たぶんこんな思い付きでは上手くいかないでしょうから、ここさらに改良計画を立てていて、もう少し大きなペットボトルにして、根腐れしない植物のマングローブ（正確にはヒルギ科の植物）を植えてみようか？と思っています。
やっとエビの話に
前述したように、我が家には小さい水槽と大きい水槽があり、それぞれにメダカとエビが住み着いています。
エビを飼う理由は2つあり、ひとつは苔対策で、もうひとつは水質チェックの為です。
エビはメダカに比べて水質と水温に敏感で、水質が悪くなったり水温が高く（低く）なると、まずエビが弱るというのが定説らしく、それなら逆に言えば「エビが元気であればメダカは余裕だろう」という考え方も出来るはずです。（もちろん絶対ではありませんが）
さらにいえば「エビが繁殖すれば、さらに水質は良い」という説があるらしく、エビが元気で繁殖すれば、イコールメダカにとっては生きやすい環境ということになります。
そういう考えの元、先にエビを導入した小さい水槽では、無事にエビの繁殖に成功して、ちゃんとした数は数えていませんが、かなり増えています。
（スネール（貝）の死骸に群がるエビたち）
ところが、大きい水槽のエビは、元気に泳ぎ回ってはいるのですが、増えた様子はなく、稚エビの姿も確認できません。
（大きい水槽のエビ。尻尾が開いていれば元気という説があるので、元気だとは思うのですが･･･）
もちろん、メダカ屋さんで10匹購入した時点でオスとメスのチェックをしていないので、もしかすると全部オス（メス）かもしれず、もしくは稚エビが生まれているけれどメダカに食べられているかもしれず、一概には言えませんが、エビで水質の良し悪しを計った場合、『大きい水槽＝水質が悪い』となります。
ただ、これも水質を計る方法のひとつであるアオミドロ（糸状の苔）については、小さな水槽の方が多いので、う～～ん、って感じです。
あと、簡単に考えれば、小さい水槽で増えたエビを大きい水槽に移せばいいだけなのですが、そこはそれ、どうせなら大きい水槽でもエビの繁殖に成功したい！と思ってしまうんですよね～。
というわけで、タイトルに『メダカ』と書いておきながらなかなかメダカが登場しませんが、ゴルフに凝りだしたお父さんがクラブやパターにこだわり出すのと同じで、アクアリウムの世界では「メダカを飼うのはバクテリアを飼うことと同じ」（みたいな）言葉があるので、まぁ、お付き合いください。
でわ、股！！
