個人的に好きだけど別にオススメしない漫画

自分が読み続けている漫画

どうも、マスクド・ニシオカです。カルーア・ミルクが好きです。

４６歳にもなって、漫画が好き！なんていうのは恥ずかしいことですか？別にそうでもないですか？今でも苦手なことは、『マンガで分かる』シリーズに飛びついていしまいますが、その方がわかりやすいので仕方ありません。若いときの方がかっこつけて難しい本を読んでいたのはナイショです。

さて、漫画好きではありますが詳しいわけでもマニアでもありません。ただ、何となく読んで、気に入ったら買って、何度も読んで続きが欲しくなったら次刊を買う、それを繰り返して最終刊までたどり着いたか、最新刊を持っているかのどちらかです。そのどちらかの条件を満たしている漫画を紹介してみたいと思います。

ただし、あくまでもここで紹介する漫画は万人向けではないモノもありますので、特にオススメは致しません。ただ、自分の中身を作ってくれていたり、自分を支えてきてくれた漫画ですので、そういう意味で見ていただければと思います。

 株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん

株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん 全12巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

 いきなり古いのが来ました！これは、かつて週刊少年ジャンプで連載されていた『県立海空高校野球部員山下たろーくん』の続編で、主人公の山下たろーが大人になって就職を目指すところからストーリーが始まります。

３０代以上のおっさんでないと知らない作品ですが、自分はこの漫画に何度も助けられて来ました。前作の高校野球編と同じで、普通に見れば仕事が出来ない問題児の山下たろーですが、足りない実力をやる気と努力で周りの人を巻き込むことで、いかなる難問をも解決していきます。今作の舞台は社会であり、仕事で失敗をしている人は、これを読んだら勇気が出ること間違い無しです。たぶん。

ベタな表現ですが、人間はいくら能力が高くてもやる気が無ければカラッポであることを、この漫画は教えてくれます。そして、仕事が上手くいかなくても、やる気と諦めない気持ちを持っていれば不可能はない、と思わせてくれます。もちろん、漫画の世界の話であって現実はそんなに簡単ではありません。しかし、自分の弱った心だとか、萎えてしまった気持ちに勇気を与えてくれるのは、間違いありません。少なくとも自分はこれを見て嫌な仕事も乗り越えてきました。辞めちゃったけど。

この記事を書くために読み返したのですが、１話だけでうるっとしてしまいます。なんでしょうかね、これを読んで泣ける人とは、おいしいお酒が飲めそうです。逆に、これを読んで泣けない人とは、お酒は飲みたくありません。

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 1・２の三四郎２

１・２の三四郎２（１） (ヤングマガジンコミックス)

これも古い！これは、１・２の三四郎という前作がありまして、その続編ということになりますが、前作で、ラグビーと柔道をやっていた主人公が最後にプロレスラーの道を選びます。続編ではプロレスのことだけが描かれており、プロレス好きの自分にはたまらない内容です。基本はギャグ漫画なんですが、プロレスの試合では基本的にシリアスな描写となっており、プロレス好きであればわかるようなネタがふんだんに仕込まれています。ちょっと古いですが。

かつてトップレスラーだった主人公がアメリカ修行に行って３年のときが経ち、ついに日本に帰ってきてこれから！と思ったものの、３年の間に所属していたプロレス団体は消滅しており、主人公は家族のためにファミレスの店長となり平穏な生活を送っていたのですが・・・という感じです。

漫画の話なんです。それはわかっているんです。架空の話であり幻想でもあるんですが、この主人公の奥さんで『志乃』という、男の考えに理解のある、しかもエロいという素晴らしい女性が登場します。最終刊で主人公がラスボスとも言えるプロレスラーと死闘を繰り広げます。そのときの志乃のセリフが何とも良いのです。

オレも好き。

ベルセルク

ベルセルク【期間限定無料版】 1 (ヤングアニマルコミックス)

説明不要の日本が誇るファンタジーコミックです。もう２５年以上前からある漫画ですから、すごい息の長い作品となりました。自分としては、このブログでこの漫画のことを書いた記事があるのですが、これが今でも検索されているので足を向けて寝ることは出来ません。

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検索されている理由としては、新しくアニメが始まったことと１０月にゲームの新作が発売されるので、その影響もあるかと思われます。

ベルセルク無双 (初回封入特典(キャスカ(水浴びVer.)コスチュームダウンロードシリアル) 同梱)

この漫画に関しては、あんまり説明も必要ないでしょう。個人的には百人切りの頃の魔法が出てこないのが好きで、最近は剣の力よりも魔法がデカイ顔をするのは、どの世界でも仕方ないんですかね。魔法に罪はありませんが。シールケも嫌いじゃないけど。

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 ＷＯＲＳＴ

WORST（１） (少年チャンピオン・コミックス)

こちらも説明不要のヤンキー漫画の代表的作品ですね。前作のクローズの流れを汲む鈴蘭男子高校を舞台とした、高校生活をエンジョイする男たちの物語です。

自分がこの漫画を好きなのは、とにかく男しか出てこないんです。いや、出てくるところもあるんですが、キャラクターとして出てくる女性が全くいません。全員男です。ヤンキー漫画であっても女性に恋をするとか、女性のためにケンカをするとか、そういうのがありません。

個人的には、最終刊の中途半端な感じには、どうしても作成現場の裏側を勘ぐってしまいますが、大人の世界にはいろいろあるんでしょう。なんだか寂しい終わり方ですが、仕方がありません。

この漫画の魅力については、この漫画だけで十分記事を書けると思いますので、今度書いてみようと思います。

ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ（１） (アフタヌーンコミックス)

この漫画も有名なので、特に説明は不要でしょう。すごく単純にベルセルクから魔法要素を抜いた感じです。嘘です。そんな感想を書いたら絶対怒られます。そんな漫画です。いや、それでもダメですね。ちゃんとします。

主人公のトルフィンは、自分の父親を殺され復讐をするために、仇となるヴァイキングの集団に居候し、復讐のチャンスを狙いながら腕を磨きます。（仇なのに？というのは読んでみてください）しかし、仇であるアシェラッドが、自分が仕える王子と自分の故郷を守るために、自分の命を捧げます。これを見た主人公は半狂乱となり、自分が仕えている王子に切りかかり、結局、奴隷に身分を落としてしまいます。奴隷になった主人公はいろんな人と出会って・・・という感じです。これで大丈夫ですかね？

最新刊（１８）が先日発売されまして、それまで平和主義だった主人公が、戦いに巻き込まれることになっていきます。少年期にヴァイキングとして過ごしたときに磨いた腕は錆び付いておらず、平和主義を貫いてはいますが、『羊の皮を被ったオオカミ』だと言われてしまいます。さて、今後主人公はどんな選択をしていくのでしょうか？そして、かつて命をかけて戦った男たちはどうするのか？めちゃくちゃ楽しみです。やっぱりトルケルはトルフィンのパーティーのメンバーになるのかな～ワクワク

総括

偏っていると言いますか、狭いと言いますか。たいして紹介できませんでしたが、これ以外にも買ったみたものの『続きが読みたい！』と思えなくなって途中までになっている漫画もございます。

• はじめの一歩
• 進撃の巨人
• プロレススーパースター列伝

他にも何かあったような気がしますが、思い出せない・・・。

自分としては、『羊の皮を被ったオオカミ』という設定が大好きで、見た目だけで判断してくる相手に最初はへーこらしていたのが、いざとなるとギッタンバッタンにしてしまうのがもう最高です。

こういう感情というのは、自分に無いものに憧れるということでしょうから、自分には出来ないことだと思っています。ですので、自分の場合は、『羊の皮を被ったブタ』くらいがお似合いなのでしょう。ブヒー。でも、その昔ブタは何でも食べるから重宝されたとか何とか聞きますので、そういう存在として、生きていきます（？）

でわ、股！！

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