46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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手放せない本「さよならタマちゃん」

どうも、マスクド・ニシオカです。数日前、嫁と夜のお散歩ついでにスーパー(薬局?)に買い物に行って、季節外れになって大安売りしていたインスタント冷し中華を買ったのですが、それを昼ゴハンに3袋一気に食べたらお腹が一杯です。でも、美味かったよ。そして、こんな始まりでいいのか?このブログ。

日清 ラ王 冷し中華 しょうゆだれ 5食パック 630g×6個

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少し前から、本を読むのが苦痛だ眠たくなるだゴチャゴチャ書いてきましたが、アレがまだ続いておりまして、なんとか本を読める自分になりたいと思うあまり、今度は過去に自分が読んでおもしろかった本を見つめ直すことにしました。これまでに読んだ本はいくつかメルカリで売ってしまったのですが、特に高額(といっても安い)で売れるものだけ出品して、文庫本などの売れたとしても低額となるものは手つかずになっていました。

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メルカリのシステムでは、商品の値段設定の最低額が300円と決まっており、300円が一番安い取引額となります。ちなみに、300円で売った場合、手数料が1割引かれまして、さらに送料の負担を自分が行うと195円(ネコポスというシステムを利用の場合)引かれますので、儲けは75円ということになります。封筒代や労力を考えると全く割の合わない仕事ですが、ちりも積もれば何とやらで家にある本やゲームをせっせと商品登録しております。

話が脱線しましたが、そんな本を選別する作業をしている間に、自分がおもしろいと思った本をパラパラと読み返して、その本はどこがおもしろくて、なぜ最後まで読めたのかを回想する作業に入りました。当然、メルカリに商品を登録する作業は、はかどりません。家の掃除をしていて懐かしいものを発見して掃除が進まないのと同じ原理です。

本という分類の中には当然ながら漫画も含まれます。文字ばかりの本は手書きではありませんが、漫画は絵を手書きで描かれているので、なんだかメルカリに出すのに気が引ける。そんなことを考えながら1冊の漫画を手に取りました。

 

さよならタマちゃん (イブニングKC)

さよならタマちゃん (イブニングKC)

 

 

なぜ、この漫画を買ったかハッキリとは覚えていませんが、きっと電車通勤をしている頃に本屋さんに置いてあって、「生きる意志が沸いてくる」的なPOPに目が留まったのでしょう。もしかしたら、その頃自分は病んでいたのかもしれません。この作品に対するハードルは全くありませんでしたから、帰りの電車の中で読みながら涙を堪えるのが大変でした。

ストーリーとしては、漫画家のアシスタントをしている主人公が癌を患い、睾丸を片方取る手術をするところから始まります。(だから「さよならタマちゃん」)その主人公と奥さんと入院先の病人たちと、それから漫画家の先生(GANTZの作者)との触れ合いみたいなことが描かれているハートフルな作品です。

特に自分は嫁と2人暮らしですから、いろいろとダブることがあったり考えさせられる場面がいくつもありました。この主人公の奥さんも主人公が入院する前に腫瘍が見つかって入院したりしてて、お互い、自分がいなくなって相手が途方にくれることを考えると、それは自分がいなくなることより辛い、相手に辛い思いをさせたくないから必死で病気と戦う。そういうことが描かれています。

自分たちはそういうのがなくて、それと比べるのは良いのか悪いのかわかりませんが、でも、そういうのが無いだけでも幸せなのかな、と思ったりします。そして、もし自分か嫁に腫瘍が見つかって、それが悪性で入院しなければならなくなったら・・・こうやって自分が文字にするよりも、ここまで読んで気になる方は是非実物(?)を読んでもらった方が早いです。百聞は一見にしかず。

もちろん、発見してパラパラと読むはずが全部読んでストーリーはわかっているのに、また涙が出そうになって、今度は電車の中じゃないからポロポロ流してやりました。あぁスッキリです。

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まだメルカリに出せる本はたくさんあるのですが、こうやって読み返して「これはダメだ」と思える本がいくつか出てきそうです。きっと、その本はもう一度読み返しても苦苦痛でも眠たくもならないのでしょう。せめて、そこに書かれていることの百分の一でも、このブログに反映できれば、と思っております。思うだけはタダですからね。

 

でわ、股!!

 

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