一年ちょっと働いている現場(スイミングスクール)に、新しく社員の方が来られました。
大人のレッスンはやったことがあるけれど、子どものレッスンは初めてだそうで、一から学ぶために研修をされています。
もちろん相手は社員ですから、現場における組織図でいえば、自分より上の人です。
ただ、こちらの方が年上で経験も長いので、お互いが敬語で話す関係となっております。
そんな新しくやって来た社員さんが、自分がレッスンを行う時間にプールサイドで仕事をしていて、初めてじっくりレッスンを見たそうです。
レッスンが終わったあと、その社員さんが近づいてきて、「めちゃめちゃ面白かったです!」と褒めてくれました。
そりゃあ〜こちとら30年近くやっているから当然で、それ以前に「お世辞」なのでしょうが、それでも褒められるのは嬉しいものです。
しかし、そのレッスンを振り返って自己評価してみると、60点くらいです。
安全に終わってクレームがなかった時点で、50点。
あと、子どもと、それを見守る保護者も笑顔にできたから、10点。
合わせて60点。
そんなもんです。
それ以上点数が伸びない理由は、レッスンを初めたときに泳いでいなかった子どもが、終わり間際に泳いでいたからです。
これは決して「レッスンで泳げるようになった」ではなく、何らかの理由で「本来の力を発揮しなかった」からなのです。
子どもが自ら「ガンバロー!」とチャレンジする力は、どれだけベテランのコーチがやる指導よりも上だと思っている自分としては、その能力を解放させられなかったのは、非常に大きなマイナスです。
というわけで、「自分なんて、まだまだですよ」と、社員さんに褒められたときに返せればかっこよかったのですが…
なんだか照れ臭くて「へへへ〜」くらいの返事になったことを、非常に後悔しております!
チキショー!かっこよく見せるチャンスだったのに〜
その気持ちをぶつけるかのように、これを書いております!
といわけで、今日も100点目指して頑張ります!
でわ、股!!