最近はなりをひそめていますが、自分の行動に「これってあざとくない?」と心配になることがあります。
それを(勝手に)『あざとい病』と呼んでいます。
その『あざとい病』が久々に発症しました。
先日、嫁さんと昼ゴハンを食べに行ったとき、店内が満席でカウンターにひとり座れるだけの状態だったので、自分たちは外で待つことになりました。
するとそこにひとりの男性が現れ、自分たちの後ろに並んだのですが、ひとりであれば入れる状態なので、そのことを説明して順番を譲ることにしました。
しかし男性は遠慮して、いやいやそれでもどうぞとなり、このままでは埒が明かないので店員さんに確認して、半ば強引に先に入ってもらうことにしました。
それからしばらくして自分たちも席に座り、料理を注文して出てくるのを待っている間に、先に食べ終えた男性がわざわざお礼を言ってくれて、店を出て行かれました。
(ちなみに店員さんは接客に多忙でそこまで手が回らない状態でしたので、お店は悪くありません)
そのときは純粋に「ひとりなら入れるからお先にどうぞ」と思ってやったことなのですが、お礼をしてもらったことで『あざとい』とか『偽善』とか『自己満足』みたいな言葉が浮かんできて、そうなると逆に迷惑だったかも?というところまでたどり着き、ちょっとした自己嫌悪に陥ります。
その自己嫌悪を打ち消すために、どうすればもっと自然にさりげなく、もっとクールにスマートに出来たかを考えて、今回の場合でいえば、一度場所を移動するフリをして戻ってくることで順番を譲ればよかったのでは?で一応収束するのですが、それをブログで書いている時点であざとくない?とループが始まって・・・
というわけで、自分で言うのもアレですが、本当に面倒くさい人間です。
でわ、股!!