自分が働くスイミングスクールは、長らく子どもの習い事ナンバーワンの地位を保っているのですが、これは『低年齢から始められるから』というのが大きな要因とされていて、中には1歳半からひとりで受け入れているスイミングスクールもあります。
で、その低年齢の子どもを受け入れるチビッコクラスを担当するコーチについては、そのスイミングスクール(もしくは運営会社)の考え方にもよりますが、やはり女性コーチが就くことが多いです。
一般的に子どもは母親と過ごす時間が多く、逆に父親以外の男性と触れ合うことが少ないことから、そうなっていう考え方に至っているのでしょう。
しかし、私は男性でありながら、チビッコクラスを担当するのが好きです。
その理由を語ると長くなるので、簡単にまとめると2つ。
- 初めて泳ぐ瞬間に立ち会えるから
- 純粋無苦で心が洗われるから
もちろんメリットがあればデメリットがあるわけで、仕事として考えた場合、心身の疲労度はハンパないですし、他のクラスに比べレッスン時間が短くて報酬も少なかったりもするのですが、それでもチビッコクラスを担当するのが好きです。
さて、前述したように、一般的には『チビッコクラスの担当は女性コーチ』という暗黙の了解的なことがあるので、何らかの理由が無いと男性コーチが入ることは、あまり多くはありません。
つまり、自分はチビッコクラスが好きですが、一般的な考え方からいけば、女性コーチを押しのけてでも入れる何かが必要なわけで、それを『長い経験』と『確かな実績』で納得してもらっていると思っていますが、それでもたまに「本当は女性の方がいいのかな~」なんて弱気なことを思ったりします。
しかし、同時に、男性だからこそ!みたいなこともありまして・・・
それはチビッコクラスの担当をしていて、子どもが泣いたとき。
泣いた子どもをしっかりと抱きしめて、ひたすら安心感を与えて泣き止むのを待つのですが、その間もレッスンの時間は進むわけで、抱っこしながら他の子どもの相手をします。
で、泣いていた子どもが泣きやむと、暇になるのか物珍しいのか、乳毛を引っ張り出すことがあります。(胸毛よりも乳毛を選ぶところは、赤ちゃんの名残りでなのしょうかね?)
その瞬間、チクッと痛みを感じると共に、「これは女性コーチには出来ないだろ~」と思ってしまうのです。
当たり前ですが、女性コーチの胸は水着に隠れているので、子どもが触りたくても触れませんからね。
というわけで、乳毛を引っ張られてチクッとした瞬間、「あ、やっぱりチビッコクラスの担当コーチは、男性でもいいんだ!」と喜ぶのでありました。
でわ、股!!