46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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スイミングスクールにおけるお客さんのニーズのハナシ

当たり前ですが、スイミングスクールにやって来る子どもは「泳げない子ども」であり、その保護者のほとんどは、「水泳指導経験の無い方々」です。

そして、スイミングスクールもサービス業のひとつですから、お客さんのニーズに応える必要があります。

例えば子どもが泣いているとして、それを見たコーチが抱っこしたりあやしたり、かかりきりになったとします。

それを見た保護者の方々は、「あのコーチ優しいね」となり、お客さんのニーズに応えたことになりますが、コーチの仕事には「一人のコーチが複数人を指導する」という原則があり、例えば10人の子どもを担当したコーチが1人にかかりきりになった場合、他の9人は誰が安全を守るの?となり、コーチとしては半人前です。(あくまでも個人的な感覚ですが…)

お客さんのニーズに応えることは、時としてコーチの仕事としては半人前なことがあり、その矛盾を、いかにスムーズに若いスタッフに伝えるかは非常に難しく、一度「お客さんから支持されているから、自分の指導は上手いんだ!」と勘違いしたスタッフに、ちゃんとわからせるのは、本当に大変です。

それでもやらないといけないときは、とにかく「木を見て森を見ず」の話を繰り返し説明して、いかに俯瞰で自身の指導を見ることが重要か?そして、それが出来ないうちはまだまだであることを、根気よくわかってもらうしかありません。

 

もちろん、今の自分は雇われの身ですから、そんなことは気にしないでいいのですが、それでも現場(プール)に身を置く人間としては、やっぱり気になりますね〜。

 

でわ、股!!