長年スイミングスクールで子どもに水泳を教えるコーチの仕事をしています。
先日、コロナ禍の影響で大人会員様には「話しちゃダメ!」と言っているのに、子どもクラスではワーキャーやっていることに対して指摘されるのでは?と書きましたが、その予感が見事的中しました。
直接意見を伺ったわけではないので詳しいことはわかりませんが、自身のレッスンを振り返ってみると、たぶんチビッコクラスのときではないかと推測されます。
これは前にも書きましたが、チビッコクラスでは、気分を乗せてやる気スイッチを押してやることが上達の一番の早道だと思っているので、その為にコーチ自らワーキャー騒いでいます。
もちろん、ちょっと騒ぐくらいなら目クジラを立てられることもないでしょうが、何せ昔の子どもがわんさかいた時代に修行を始めたおっさんコーチなので、「声は25m届かないとダメ!」という感覚のボリューム機能となっていて、たぶん、うるさいです。
ま、予め予測していたことですから仕方がないですし、それまで楽しんでいたお喋りを禁じられた上に、それで耳に入ってくるのが子どもとおっさんの騒ぎ声であれば、そりぁあ腹が立つのも当然です。
というか、不謹慎ではありますが、「それだけ大きな声が出ていたんだなぁ〜」と、ニヤニヤしている場合ではないのですが、やっぱりニヤニヤみたいな。
もちろん真摯に受け止めて、声のボリュームを調整することにしたのですが、ちょっと気になるのは、果たして「声がうるさい!」なのか「とにかくうるさい!」というところです。
というのは、コロナ禍の影響で飛沫感染が疑われるような声を出す行為に対して「声がうるさい!」のであれば、手拍子したり水面を叩いたりする『騒がしい行為』は認められるはずですが、ただただ「とにかくうるさい!」と言われるだけであれば、そんな騒がしい行為もダメになります。
いや、決して揚げ足を取ろうとか、小さな反抗を起こそうとしたいわけではないのですが、その辺がハッキリしていないと、また言われそうな気もしますし…
あとは子どもとその保護者に対する説明も(たぶん)ないので、急にレッスンがおとなしい感じになるのも、そっち(子どもと保護者)に悪いような気がするので、「何とかしてあげたいなー」と思うからで、決して悪意はございませんので、あしからず。
というわけで、確かに便利な世の中にはなっているのでしょうが、ホントに面倒くさい世の中にもなりましたね〜
でわ、股!!