46歳で20年以上勤めた会社を辞めて、稼ぎの少ないブロガー兼チャンネル登録者1,000人未満のユーチューバー、そして、週2日だけ働く水泳コーチ兼主夫という肩書きで生きていますから、そりゃ～嫁さんには頭が上がりません。
そんな頭の上がらない嫁さんと朝ゴハンを食べながらTVを観ていると、そこに映っていたのは中高年向けに富士山登山をガイドするツアーの様子で、初めて富士山に挑む50代の男性アナウンサーが、60代や70代の女性もいる中高年グループに同行し、無事に頂上まで辿り着いてバンザイ！みたいな感動的なシーンが描かれていました。
で、それを観た嫁さんが、「富士山に登ってみたいなぁ」と言い出しました。
自分たちと同じ50代の男性アナウンサーや、それよりも年上の6～70代の女性が頂上まで登る姿を見て、そして嫁さん自身が学生時代に「登山部」だったこともあり、そう思うのは仕方がないでしょう。
しかし！
これは声（文字）を大にして言いたいのですが、登山には下りがあるのです！
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TVでは映らない下山シーン
この番組でもそうですが、よく登山に挑戦する番組で頂上まで登るシーンは目にしますが、下山するシーンは見ることがありません。
記憶が確かであれば、某イモトさんが高い山に登ったときも、頂上まで登ったあとヘリコプターで下山して、某アルピニストの野口さんが苦言を呈していたような気がしますが、イモトさんがヘリコプターで下山したのがめちゃくちゃ理解できるのです。
だって、急な崖っぽい道を進むとき、確かにその角度は凄いのですが、「登るより下る方が難しくて怖くない？」と思うし、当たり前ですが「山とは、登ったら下りなくてはいけないもの」なのです。
これがどの山にも頂上付近にすべり台があって、頂上まで登ればあとは滑り降りるだけ～みたいになっていれば、そりゃ～がんばりますけどね～
もちろん意図は理解しています･･･が！
TV番組の企画として、頂上を目指すことに意義があり、それが達成されたときの感動を伝えるためにやっているわけですから、下山よりも登山の方が重要視されるのは重々承知しております。
ただ、そこだけ切り取って、なんだか楽しそうな雰囲気を出して、しかも簡単にお気軽に出来るような感じにしているのが、ど～～～～～にも腹立つのです。
山を舐めるな！
と言えるほど、というか登山経験ゼロであり、どの口が言っているかはわかりませんが、とにかく、「登るより、下る方が大変では？」と思うのです。
嫁さんの返球
で、それをそのまま直球で嫁さんに言うと･･･
「確かに過去に登山を経験して、下りできつかったのはわかっているけれど、そんなことよりも、アナタがそんなアピールをするのは、一緒に富士山に登りたくないからだけじゃないの？」
と見事な返球が返ってきました。
ギャフン･･･
意外なところに！
とまぁ、そんなやりとりがあったのですが、富士山に登れる期間は決まっており、今年は9月10日までですので、実行されることはないでしょう。
しかし、嫁さんに頭が上がらないのは来年も変わらないと思うので、来年の登山シーズン（7～9月の初めくらい？）になると、再び「富士山に･･･」と言い出すかもしれません。
そのときまでノンビリ考えておけばいいか～、くらいに思いながら、いつものようにPCの前に座ってネットの海を漂っていると、こんな記事を見つけました。
同じはてなブログでお世話になっている（と勝手に思っている）隊長さんのブログで、どうやら後輩の方と白山登山に向われたようなのですが･･･
（引用？転載？させていただきました）
やはり経験者であっても下山は大変なわけで、もちろんそのためにトレーニングを積んでおけば大丈夫なのでしょうが、この表情を見るだけで辛そうです。
コレを書いている私自身、過去に水泳で鍛えた体力については「嫁さんよりは上だろう」と自負しておりますが、なにせ体重が90キロ近くもあり、膝に自信どころか不安だらけですから、富士山なんてとんでもない話なのでしょう。
というわけで
頭の上がらない嫁さんの「富士山に登ってみたい」発言に対し、今の自分にできることは、こんな感じでしょうか？
- 富士山に滑り台を作る
- ヘリコプターをチャーターする
- 嫁さんに頭が上がるようにする
- 筋肉を鍛える機械（シックスパッド）を買う
- 地道に足の筋肉を鍛える
どう考えても一番下しか出来ないと思うので、今日からコツコツとスクワットでもやって備えておきますかね。
でわ、股！！
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