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探偵ナイトスクープ名作認定!「メルカリで見つけた亡き夫のプロレスマスク」のハナシ

関西が誇る深夜番組、「探偵ナイトスクープ」。

このブログでも何度か取り上げていますが、今回、新たに感動系名作(と勝手に認定)が誕生しましたので、ブログにて紹介させていただきます。

ただ、この記事を書いている現在は、TVer(ティーバー)で観ることが出来るので、このブログを読み進めるよりも、下記のリンクより観ていただくことをオススメします。

  • 今回紹介する内容は17:00頃より
  • 視聴は9月7日(土)00:12まで
  • 途中広告が入ります

tver.jp

というわけで、番組を見逃した方、上記TVerに間に合わなかった方のために、下記に番組の内容を簡単に説明していきます。

 

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依頼内容は?

依頼主は京都に住む50代の女性で、メルカリにて「プロレスラーになる予定だった、元相撲取り「清王洋好造(せいおうなだこうぞう)」のマスクです」と出品されたモノを発見します。

この「清王洋」は、16年前に亡くなった依頼者の元夫であり、確かに出会ったのは廃業した後のちゃんこ屋店主時代であるけれど、結婚生活の中で主人がプロレスラーになる話を聞いたことがありません。

そこで、このマスクが本物なのか?そして、本物であるならばなぜデビューしなかったのか?というのが、今回の依頼内容です。

 

メルカリに聞いてみる

担当したのは竹山探偵で、依頼者と会って話を聞くと、ご自身でも調べてみたがわからず、元プロレスラーの田上明さんに連絡をしてみても、わかりません。

そこで、出品者に連絡を取ろうとメルカリに確認してみると、メルカリが間に入る形で出品者と連絡が取ることに成功しますが、出品者はマスクを他人から本物だと譲り受けているだけで、そのマスクが本物かどうかの詳しい話がわかりません。

そこで、出品者がマスクを譲り受けた方の元へ向かいます。

 

マスクの持ち主に会いに行く

神戸にある寿司店がマスクの持ち主に居場所であり、その店に入ったとたん「来たことがある!」と依頼者の記憶が蘇ります。

実は、この店のご主人と清王洋は友人で、そしてこの店がプロレス関係者の集まる店でもあり、そこで元相撲取りで格闘技への未練があった清王洋がプロレスをする話が持ち上がり、新日本プロレスからリングネーム清王としてデビューすることになったそうです。

 

果たしてマスクは本物か?

というわけでマスクは本物であり、店のご主人が所持していた、亡き夫である清王洋がマスクを装着した証拠写真も見せてくれました。

その写真には日付があり、2人が出会う1年ほど前の話であったことが判明します。

しかし、そうなると、なぜデビューしなかったのか?と疑問が残りますが・・・

 

なぜデビューしなかったのか?

その秘密が、友人である寿司屋のご主人から明かされます。

実は(清王洋に)彼女が出来て、プロレスラーになって大ケガでもしたら彼女を養うことができなくなるから、という理由でデビューの話はなくなります。

そして、その彼女とは、アナタ(依頼者)のことです。

その話を初めて聞いた依頼者は感涙し、竹山探偵も思わず涙・・・

そこにメルカリにマスクを出品した人がマスクを持参して現れ、「これも何かの縁ですから」と依頼者にマスクを譲り、最後は依頼者がマスクを被り、チャチャチャ!で幕を閉じました。

 

なぜメルカリに出品したのか?

というわけで、このマスクにはそんな感動秘話が隠されていたのですが、そもそも寿司屋のご主人から譲り受けたマスクをメルカリに売りに出したのか?という疑問が残ります。

これは出品者が趣味でマスクを作っており、寿司屋のご主人が「参考になれば」と好意で本物のマスクを譲ったのですが、それを売りに出してしまい、収録が終わった後に「なんで売ったん!?」と叱責されたようです。

で、叱責された出品者の言い分は「新しいミシンがほしくて・・・」だそうです。

 

プロレスファンの感想(考察?)

清王というリングネームで元相撲取りがデビューする話があったことを、どれだけのプロレスファンが知っているのか?となると、たぶん、よほどのマニア(もしくは関係者)でなければ知らない話ではないかと思われます。

で、実際のマスクをみると、新日本プロレスで暴れまわったビッグ・バン・ベイダー(以下、ベイダー)とかなり似ており、清王洋の体格と似ていること、さらにプロレスデビューするはずだったのが1980年代であったことも加味すると、もしかすると、そもそもベイダーの企画は、この清王洋がするはずだったのでは?と考察されます。

これは有名な話ですが、当時新日本プロレスのブレーンとして骨法の堀辺正史が参加していて、ベイダーの誕生に絡んでいたという話があります。

吉田豪が語る 骨法・堀辺正史師範伝説

で、ここにこんなことが書かれています。

(吉田豪)そうなんですよ。会議には堀辺先生の関係で、骨法の漫画を書いたりしていた永井豪先生。あの、永井豪先生、結構骨法に入り込んでまして、バイオレンスジャックっていう代表作にも骨法が出てきたりとか。骨法漫画も書いています。そういう中で、会議の中で猪木さんが『ブラジルみたいなジャングルの中には驚くようなゴリラみたいなやつらがいる』っていう話をしていて。そこから、『だったらゴリラみたいなとんでもない人間を作ってしまえ』っていう話になって。そしたら永井豪先生が、『そういうのだったら僕が描けます』って。じゃあそれ作っちゃおう!ってことでベイダーが出てきたって(笑)。ゴリラだったんですね。

あくまでも妄想ですが、そもそも「ゴリラみたいなやつ」を新日本プロレスのマットに登場させる案があり、最初は清王洋がターゲットだったのが彼女(依頼者)ができたことでポシャってしまい、そこで別のターゲットになったのがベイダーでは?というのは、安易過ぎますかね?

しかし、もし、そのまま清王洋がデビューしていたならば、ベイダーという(いろんな意味で)プロレス史に名を残すレスラーは生まれなかったわけでは?、なんて考えると面白いですよね~。

 

というわけで、最後はプロレス好きでなければわからない話となりましたが、とにかく今回の依頼は、探偵ナイトスクープの歴史に残る(であろう)という内容でした。

 

でわ、股!!

 

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