46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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ありがとう山本KID ごめんなさい山本KID おつかれさま山本KIDのハナシ

昨日、山本KID徳郁さん(以下、山本KID)が、亡くなられたというニュースを目にしました。

数日前に樹木希林さんが亡くなられて、「これでまた個性的な俳優さんがいなくなった・・・」とショックを受けていましたが、プロレスと格闘技が好きな自分には、このニュースの衝撃はかなりのモノでした。

きっと他の方も同じようなことを考えていたのでは?と思うのですが、少し前に“山本KIDがガンに侵されて闘病中”というニュースがあり、それでも最近の医療は進んでいるし、まだ若いから病気に打ち勝って、そのうち、美憂(姉)やアーセン(甥)のセコンドで、元気な姿を見せてくれるんだろうなぁ~って、思っていました。

だから余計にビックリしたし、信じられなかったし、ごめんなさいって思いました。

 

ありがとう山本KID

格闘技イベントが多数開催され、TVでもその試合が放送されていた格闘技ブームの頃、山本KIDは彗星のごとく現れて、格闘技ファンを興奮させました。

何より、その卓越したスピードと異常なまでの当て感で、数多くのKOシーンを生み出し、格闘技ファンの興奮を通り越して、度肝を抜いてくれました。

ニュースを聞いて衝撃を受けて、真っ先に思い出したのが、対宮田和幸戦の秒殺シーンです。

youtu.be

ゴングが鳴って試合が動き出した次の瞬間、飛び膝蹴りで仰向けに倒れた宮田を見てレフェリーがゴングを要請し、それで試合は終了です。(試合時間4秒)

あくまでも個人的な考えですが、プロレスにしろ格闘技にしろ、対戦相手に勝つことよりも、観客を納得させられるか?の方が大事で、たとえ勝ったとしても観客に不満の空気が流れれば、負けに等しいと思います。

それら全て加味したとしても、相手にも勝ち、観客も納得させたこの試合は、山本KIDの代名詞として、これからも燦然と輝くでしょう。

 

ごめんなさい山本KID

それでも自分は、山本KIDが好きになれませんでした。

プロレスを入り口にして格闘技を観始めた自分としては、プロレスにおけるパフォーマンスにはショーとしての意味があるけれど、格闘技におけるパフォーマンスは不要で、どちらかといえばアンディ・フグや、武田幸三といった“武士道”が感じられるファイターの方が好きでした。

だから、試合に勝ってリング上で舌を出し、音楽に合わせて踊りだす感じが、何かイヤで好きになれませんでした。

もうひとつの理由は、強過ぎたこと。

何となく、弱い方を応援したくなる性分なので、試合前には「どうせ勝つんでしょ?」とか思っていて、負けたら負けたで「ざまぁ!」って思っていました。

ごめんなさい・・・

 

おつかれさま山本KID

山本KIDは凄かった。

凄いけれど、好きにはなれなかった。

それでも亡くなったと聞けば、やっぱりショック。

どうか安らかにおやすみください。

合掌。

 

でわ、股!!

 

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