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プロレス好きが解説 インディー(マイナー)プロレス観戦の楽しみ方

どうも、マスクド・ニシオカです。

プロレス観戦といってもさまざまでして、国内最大の団体である新日本プロレスが行う東京ドームもあれば、リングすら無い小さな会場で行われるインディー(マイナー)団体もあります。

もちろん、メジャー団体が行う大きな会場で見るプロレス興行の方が、TV出演するような有名なレスラーが出場して良い試合が組まれることが多くて、インディー団体が行うプロレス興行は会場が小さくて、出場するレスラーも「誰これ?」というくらい世間一般ではマイナーです。

ただ、あくまでも個人的な趣味ですが、自分はプロレス観戦をする際に、インディー団体の方が面白いと思っています。その理由はさまざまですが、一番は「レスラーとの距離が近いこと」です。会場が小さい分だけ目の前でレスラー同士の乱闘が見れますし、試合が終わればレスラーが見送りをしてくれることもあります。

もうひとつの理由は、「そこでしか見れないこと」があるからです。昔に比べてプロレスをTVで見る機会は減りましたが、それは地上波の話で、有料放送などで見ることはできるようになっています。しかし、それでも見れるのはメジャー団体が多くて、インディー団体の、特に地方で行われる興行は当日試合会場に足を運んだファンが、SNSに公開する画像頼みです。

  • レスラーとの距離が近い
  • そこでしか見れないこと

この二つだけではちょっと弱いかもしれませんが、このまま突っ走ってインディー団体でのプロレス観戦の楽しさをお伝えするべく、色々と書いてみようと思いました。

そこで、先日(2017年9月30日)大阪の都島区民センターで行わた、ガンバレ☆プロレスの興行に実際に行ってきました。

ガンバレ☆プロレスは、DDTというインディープロレス団体のグループのひとつで、大家健というレスラーが代表をしています。きっと普通のプロレスファンは知らない人が多いでしょうが、このガンバレ☆プロレスと大家健は、昨年プロレスの聖地である後楽園ホールを満員(観客数1,000人越え)を果たしていて、今後楽しみな団体です。

 

さて、ここまで長々(ダラダラ)と書いてきましたが、ここからは実際にインディープロレスを観戦した様子を、画像とともにお送りしていきます。

 

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チケットの購入

この日の興行のスケジュールは、16:30開場の17:00試合開始となっていて、事前にチケットを持っていなかったので、自由席の当日券(4,500円)を買うことにしました。ただ、通常は前売り券の方が500円ほど安く設定されていますので、行く気マンマンの方は前売り券を買うほうが良いでしょう。

この日はDDTのサイトに16:00から当日券発売と書いてありましたので、15:45くらいに会場に行って余裕で買うことができました。これがメジャー団体の場合、チケットが売り切れて当日券が無い場合もありますので、やっぱりインディーの方が簡単でいいのです。

観客席はこんな感じ

会場全体はこんな感じです。リングが中央にあってその回りを観客席が囲んでいます。よく見るとわかると思うのですが、観客席は2列だけです。前が指定席で後ろが自由席となります。自分は自由席のチケットを買いましたので、2列目であればどこにでも座れます。

ちなみに、指定席は当日券で6,500円です。その2,000円の差で、最前列で見る権利と席の確保ができます。自由席は安い分だけお得ですが、観客が多いと席がない場合もありますので、この辺はギャンブルですね。

ちなみに翌日の公式ニュースを見ると、主催者発表で観客の数が138人でした。

試合が始まる前にサイン会や撮影会

この日は開場してから試合開始まで30分ありましたので、その間にグッズ販売とサイン会や撮影会などがあります。もちろん団体にもよりますから、全ての団体が行うわけではありませんが、レスラーから直接Tシャツなどのグッズを買って、そこにサインをしてもらえます。

まず選手入場式や大会の説明などの前説

試合開始の時間(16:00)になるとアナウンスが始まり、そのまま試合が始まる場合もありますが、この日は代表である大家健が登場して、前口上というか前説というか、マイクを持って話します。この日はかつて新日本プロレスの裏方をしていた上井文彦が登場し、ガンバレ☆プロレスのサポートを約束していました。

いよいよプロレスの試合が始まる

この日の第1試合は、地元大阪を拠点に活動する「神威」というレスラーと、ガンバレ☆プロレス所属の若手レスラー「鈴木 大」のシングルマッチです。

大阪でプロレスを見ることが多い自分としては、神威の方が身近に感じるレスラーなのですが、観客の多くは、その人たち同士の会話で東京から密航されていると思われるマニアックなガンバレ☆プロレスのファンで、声援は鈴木の方が多かったように思います。

通常、プロレスにおける第1試合は前座と呼ばれ、観客にプロレスの基本ルールを教えるような試合展開が多いのですが、この日は派手な技も飛び出す面白い試合でした。

楽しい試合も

プロレスの試合というと体の大きな男同士で殴りあったり蹴り飛ばしたり、相手をブン投げたり飛んでいったり、そんな怖いイメージもあると思いますが、面白い試合もあります。

この日第3試合で行われたのは、ノータンパク1万5000キロカロリー摂取爆破ダブルスイーツタッグデスマッチという試合形式ですが、ただ単にリング上にスナック菓子を持ち込み、それを凶器に見立ててプロレスを行う、しかも男女がコンビになって行う試合です。

最初は普通のプロレスですが、次第にスナック菓子がリングにブチまかれ、その上でレスラーが投げられれば背中がスナックが付き、会場にはスナック菓子のニオイが充満します。

このようなお菓子を使ったやりとりだけでなく、レスラーが芸人のネタをパクってみたり、マイクを使っての会話が漫才みたいになっていたり、怖いだけじゃなく面白いプロレスの試合もあるのです。

レスラーとの距離が近い

この画像は、自分の席で座ったままで撮ったものです。この距離感がインディープロレスの良さで、メジャー団体だとリングの周りにフェンスがあったりして、いくら最前列のチケットを手に入れても、この距離感とはいきません。

これは別の試合ですが、バンダナをしているのがレスラーで、掴まれているのが観客です。リング上には相手レスラーがいて、リング外に飛ぶそぶりを見せたとき、観客を盾にしたのですが、これもレスラーとの距離感が近いインディープロレスだからこそ見れるシーンでしょう。

休憩時間には再びサイン会

先ほど紹介した試合でリング上はスナック菓子まみれとなりました。そこで清掃を行う間、休憩時間となりました。この清掃での休憩は特別ですが、多くのプロレスの興行では途中で休憩が入り、その間にトイレに行くことができます。

休憩時間には再び売店でサイン会が行われ、先ほどまでリングで戦っていたレスラーがサイン会を行っています。

ただ、メジャー団体の場合、試合数が多くて休憩が無い場合もあります。

 

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メインは盛り上がる

いよいよメインは団体代表の大家健の登場です。相手は大阪を拠点に活躍するMIYAWAKIです。

この画像を見てもわかるように、この試合は完全にシリアスモードの試合です。お互いの意地をガンガンぶつけあって、観客も盛り上がります。

途中MIYAWAKIの足への集中攻撃に苦しんだ大家ですが、最後は得意技の炎のスピアーで見事勝利となりました。

試合が終わったレスラーが会場の隅で試合を見ている

会場の隅では、試合の終わったレスラーや手伝いに来たレスラーが、メインの試合を見守ります。このシーンはプロレス中継する画像ではほとんど見ることができず、会場でしか見ることができません。

闘いが終われば大団円

メインが終了したあと、大家健による相手レスラーMIYAWAKIへのマイクアピールがあり、そのあとは全レスラーにリングに上がるように呼びかけられます。それと同時に観客がリングを取り囲み、マットを叩いて呼応します。

このあと観客全体で締めます。いわゆるアントニオ猪木の「1、2、3、ダァー!」みたいなもので、多くの場合、メインで勝ったレスラーがマイクを握って音頭を取ります。

そして、これで試合終了とアナウンスされるのですが、まだ観客は帰ろうとしません。それは、まだこのあとに集会が開かれることがわかっているからです。

リング撤収の間に集会が開かれる

集会とは、全試合が終わったあとに、団体のメインとなるレスラーがプロレスファンに向けてメッセージを送るミニイベントみたいなもので、この日は興行を手伝ってくれた(左の)レスラーを呼んで、メッセージを発していました。

観客の多くはニコニコ楽しんでいますが、メッセージの発信者である大家健代表は大真面目です。その本気度というか熱さがカリスマ号泣師と呼ばれる大家健の魅力で、この日も涙ながらに訴えていました。

さて、その内容は・・・これは会場に行った人だけのお楽しみにしておきましょうね。

会場には募金箱が

会場の売店には、プロレス中のケガで首から下が動かなくなった高山善廣を応援する、TAKAYAMANIAの募金箱の設置と応援グッズが販売されていました。自分も小額ではありますが、募金箱に入れておきました。これについては直接募金を振り込めるように口座が公開されていますが、こうやってプロレス会場に行けば手を煩わすこともなく応援できるのでいいですよね。

会場を出るとレスラーを乗せるバスが

画像はありませんが、会場を出るときに代表である大家健が立っていて、握手をして見送りをしてくれます。その手の柔らかかったこと・・・。

そして会場を出ると、目の前にDDTのバスが停まっています。たぶん、会場の片付けなどが終わったら、このバスに乗って本拠地である東京に帰るのでしょう。

自分はそのまま帰路につきましたが、好きな方はここで待っていればレスラーを出待ちすることも出来ます。この辺もインディープロレスならではでしょう。

終わったのは19:30ころ

全て終わったのが19:30ころで、試合開始から2時間半といったところでしょうか。メジャー団体の場合は試合数が多いので、もう少し長いこともありますが、普通の興行であれば2~3時間といったところでしょう。ただ、ビッグマッチになると4時間を越える興行もありますので、一概にはいえません。

 

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最後に

いかがでしょうか?少しでもインディープロレスの良さが伝わったでしょうか? 

本来であれば、プロレスの試合自体の楽しさをお伝えするべきかもしれませんが、自分としてはプロレス興行の裏側というか、会場に行かないと見えないことにクローズアップしてみました。

なぁ~んて偉そうに書いていますが、実はプロレス会場に足を運ぶのは3年ぶりくらいでして、あまり偉そうに書けるわけではありません。ただ、せっかく自転車で行ける距離でプロレスの興行が行われるし、さらにはブログのネタにもなるのでチケット代の4,500円も上手くいけば取り戻せるかも?というゲスい考えで記事にしてみました。

ですが、大家健というレスラーに魅力を感じ、一度生で見てみたかったのは本当のことなので、それを叶えることができて良かったと思っています。

もし、少しでもインディープロレスに興味を持った方がおられましたら、是非お近くでプロレスの興行が行われないか調べてみてください。自分がよくお世話になるのは下記のサイトです。

puwota.com

あと、たくさんの画像を貼りましたが、できるだけ大丈夫そうな画像を選んだつもりです。しかし、何か問題があればコメント等でお伝えいただければ外しますので、よろしくお願い致します。

 

でわ、股!!

 

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