46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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探偵ナイトスクープで「母と息子の家プロレス」に感動したハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

先日放送された、大阪では老舗の深夜番組「探偵!ナイトスクープ」が最高に素晴らしい内容で、感動してうるっと来てしまいました。

もちろん自分がプロレス好きということもあるのですが、それ以上に、自分も含めて観ている人のほとんどが、「思っていた展開と違う」となって心を揺さぶられたのではないでしょうか。

その内容は後述しますが、手っ取り早く観たい方は下記のサイトからご覧いただけます。ただし、配信期間が2017年1月5日までとなっておりますのでご注意ください。

tver.jp

 

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番組をご覧になれない方へ

すでに番組を観ている方や、上記の動画をご覧になられた方は読み飛ばしていただいてかまわない内容です。

まず依頼は、息子がプロレスにハマって困っている主婦からです。小6の息子が小4の妹を実験台にしているのにも関わらず、妹では本気を出せないというので、できればプロレスラーと戦わせてもらえませんか?という内容です。

番組が仕込んだカメラで撮影された息子vs妹のプロレスは、依頼者である母親も驚く激しさで、手加減はしているのでしょうが観客が引いている声が聞こえてくる内容です。(個人的には、ここのスライディングキックに笑ってしまいました)

で、本人に依頼の内容を伝え、番組としてはプロレスラー(ドラゴンゲートのYAMATO)を呼んで、思いっきりプロレスをしてもらおうと計算していたのですが、ここから流れが変わります。

息子としては本物のプロレスラーが自分と戦った場合、確実に加減をしてくるので、それはイヤだ。そして出来れば毎日プロレスをしたいから、今日だけプロレスラーが来ても満足しない。と言い切ります。

そこで毎日対戦できる、お互い本気を出せる相手として、母親を指名します。当然母親は拒否しますが、父親がいないことを理由にしたくないので、対戦を受諾します。

しかし条件とし3週間に一度という母親と、10日に一度という息子の意見がぶつかり合い、この条件を賭けてプロレスを行うこととなりました。

そこでプロレスラー(YAMATO)が母親に指導して、相手の腕を引き込んでバック(後ろ)を取り、テイクダウン(足をかけて倒す)してから足をフック(引っ掛け)して、そこからコブラツイストのように固める戦法を伝授します。

飲み込みの早い母親は次々と技を習得し、いよいよ「母と息子の家プロレス」のゴングが鳴ります。

腕の取り合いからタックルで足を狙う息子に、バックを取ってテイクダウンする母親。それを回転して逃れる息子が、がぶりの体勢からアームロックを仕掛け、それをロックして耐える母親。

今度は母親がバックを取ったチャンスを生かしコブラツイストに移行し、さらに丸め込みで3カウントを狙うも体勢が崩れる!

さらに力ずくでマウントを取った母親が息子の両肩を両手で押さえ込むが、冷静な息子はレフェリーのカウントを確認して2で返したー!

時間の経過と共に体力が落ちてきた二人ですが、母親がマウントに来たところを下から羽根折り固め(両腕と首を極める技)で攻め返す息子ぉぉ!

しかし、それを抜けた母親が渾身の力で息子の両肩を抑え込み、そのまま3カウントで試合終了!!!

ゴングの後、そのまま動けず抱き合う二人。その目には光るモノが見えています。息子は「本気でぶつかってくれたことが嬉しかった」と感想を述べます。

この結果をもって3週間に一度と決まりましたが、その間はやっぱり妹に・・・とマイクを向けられた妹がひと言

「ムリ」

で、チャチャチャッ!で終わりです。

 

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妹との対戦シーン

おっさんである自分には笑えたのですが、妹とプロレスをやっているシーンの激しさは、もしかすると虐待と批判されるのでは?と思いました。

自分が子どものころは・・・なんてことを書いても伝わらないと思いますが、プロレスごっこを経験している人とそうでない人で意見が分かれるような気がします。

ジャイアントスイングから逆エビ固めに入り、グロッキーな相手にスライディングキック!何と素晴らしい技のコンビネーションでしょうか。

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文字では説明しませんでしたが、息子はかつてキックボクシングを習っており、番組の中で探偵(銀シャリ橋本)にミットを持たせてパンチを披露していました。

もし、本当に妹を痛めつけたいなら打撃の方が楽で簡単です。

でもそれらを使わずプロレスをしているのは、相手を痛めつけたいのではなく純粋にプロレスがしたくてしょうがないのでしょう。

 

ま、こんなことを書いても「これは虐待だ!」と思う方には理解してもらえないでしょうけどね~

 

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プロレスの良さを伝えた息子に拍手

前述したように自分と同じ世代の多くの方は、プロレスごっこをしていたと思います。

しかし、プロレス人気の低迷や時代の流れでイジメと受け取られることで、プロレスごっこをする子どもは減ったような気がします。

実際、番組の中でも妹との対戦シーンでは観客が引いている声が聞こえましたし、プロレスに興味のない方には理解してもらえないでしょう。

しかし、5分一本勝負の戦いで母と息子が必死になって戦って、最後は体力を使い果たして抱き合っている姿は、観客から大きな拍手と、局長の西田敏行と探偵の橋本の涙を引き出してみせました。(もちろん自分もホロリ)

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プロレスとは、ただ相手を痛めつけるだけの格闘技ではなく、相手を光らせることで自分も光るという考え方が必要となります。

そのやりとりを観客に観せて「どうせ八百長だろ?」という目とも戦わないといけないのがプロレスなのです。

そんなプロレスの良さを、番組を通じて茶の間に伝えてくれた息子に、プロレスファンとしては拍手を送ると同時に感謝します。

息子よ!ありがとー!

 

最後に

これを観て、「よぉーし!俺も!」と思ってマスクド・ヨメ(嫁)とプロレスをしようかと思いましたが、ハリ手攻撃を喰らいそうなのでやめておきます・・・

 

でわ、股!!

 

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