どうも、マスクド・ニシオカです。
大阪に台風が接近しております。
気象庁が発表する予報では、夕方には直撃するようです。
台風が近づくとワクワクするのは自分だけでしょうか？
それとも長年勤めていたスイミングスクールでの仕事が影響しているからでしょうか？
今回は台風が近づくとワクワクしてしまう、スイミングスクールで長年働いてきた自分が、スイミングスクールと台風の関係、みたいなことを書いてみます。
多くのスイミングスクールでは、台風が接近して警報の発令が出た場合、スイミングスクールの運営を休止します。その理由はスイミングスクールに来る途中の事故やケガを防ぐことが目的で、その基準は学校に合わせています。
基本的には暴風を含む警報が発令されたらレッスンが休講になるのですが、警報が発令された時間によって、その内容がちょっと変わってきます。例えば、午前中のレッスンは8：00の時点で、午後のレッスンは12：00の時点で警報が出ていたら休講になります。もちろん、その時間は各スイミングスクールによって違いますが、だいたいこのような感じになっています。
不謹慎ではありますが・・・
つい先日、九州地方に大雨が降った影響で、多くの死者や行方不明者が出ています。そこで台風が接近することに対して喜ぶことは不謹慎極まりないことですし、そもそも自然を舐めているとしかいいようがないのですが・・・
すみません。若かりし日だけでなく、スイミングスクールで責任者をやっているときも、台風がやって来て警報が発令されることを楽しみにしていました。不謹慎でごめんなさい。
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ワクワク感が止まらない
まるで小学生が、台風が接近して学校が休みになるのと全く同じです。つまり自分は体はおっさん中身は子どもなのですが、体中の全ての細胞レベルでワクワクしているので、もうどうしようもありません。
台風が発生した、というニュースからワクワクが始まり、毎日台風の進路をチェックして、進路が確定すれば、あとは暴風警報が発令されるのを待つだけです。おかげで暴風警報が発令される仕組みに詳しくなってみたり、自分の勤務地がある大阪の隣りの尼崎で警報が発令されているのに、大阪では注意報止まりだったときに、ムッキー！！とスタッフに八つ当たりしてみたり、見事に台風に振り回される自分がいるのです。
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レッスン休講は良いことばかりではない
なんだかこうやって書いていると、台風が接近して暴風警報が発令されて、レッスンが休講になれば良いことだらけのような感じですが、実はそうではありません。
最近はメールなどの便利なシステムが構築されているでしょうが、ちょっと昔はそんなものがありませんから全部電話連絡です。スイミングスクールの規模にもよりますが、その日に来る予定の子ども数百人の家に、「本日は台風接近のため、レッスンは休講になりました。本日のレッスンは〇月組中まで振替ることができますので、ご都合の良い日をご連絡ください。」という連絡をしないといけないのです。
これもスイミングスクールの規模にもよりますが、電話回線が3つあったとして、ひとつは連絡を受けられるように空けておいて、残りの2つで延々と電話をしないといけません。昔、電話回線が2つしかなかったスイミングスクールでは、十円玉をたくさん持って近所の公衆電話から連絡を行ったこともあります。
もちろん、それ以前に台風が接近するわけですから、スイミングスクールの建物自体に何らかの影響があるやもしれません。強風で飛ばされそうな掲示物や看板の撤去、ゴミやドロが詰まって流れなくなる排水口の掃除など、事前にできることをやっておく必要があります。
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台風が接近してワクワクするのは普段と違う仕事ができるから
台風が接近して暴風警報が発令すると、レッスンが休講になり仕事内容がガラっと変わります。自分がペーペーのときは、プールに入って子どもに水泳を教える仕事がメインですが、それが電話連絡や危険物の撤去になって、責任者になってからは若いスタッフの陣頭指揮を取って、台風接近時にやることを教えるのが仕事になります。
きっと、台風が接近してワクワクするのは、普段と違う仕事ができるからで、それは台風接近のときだけできる仕事だからかもしれません。決して、レッスンが休講になって早く帰れるからとか、現場待機と称してスタッフと宴会を始めたりとか、そんな不埒なことを期待して、ワクワクしているわけではございませんのであしからず・・・たぶん。
台風とは無関係のスイミングスクールもある
ここまで書いてきたことは、自分が過去に勤めたスイミングスクール運営会社の方針で、すべてのスイミングスクールで適用されているシステムではありません。なので、台風が接近しようが暴風警報が発令しようが、とにかくいつも通りレッスンを行うスイミングスクールもあります。
ただ、強風で大雨で外に出るのは危ないから、自己判断でレッスンを休むお客さんもいるので、その措置として、その日休んだお客さんは、自動で振替ができるようにしているスイミングスクールもあります。
スイミングスクールを運営する会社や、オーナーの考え方によって違いがありますが、なんにせよ台風が接近すると、スイミングスクールではいつもとはちょっと違う雰囲気になるのです。
ちなみに、いまアルバイトで勤めているスイミングスクールは、台風がやってきてもレッスンは休講にならないようです。残念、と言ったらやっぱり不謹慎ですね・・・ごめんなさい。
でわ、股！！
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