46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

職場(スイミングスクール)がほぼ1ヶ月お休みとなりましたが、その補償はどうなる?のハナシ

昨日、このような記事を書きました。

www.maskednishioka.com

コロナウイルスの影響で学校が休みになったことにより、同じ子どもが通うスイミングスクールはどうなるのだろうか?と思って書いたのですが、やはり、休講(休校)を選択するスイミングスクールが出てきたようです。

まだざっと調べただけなのですが、それでもいくつかの全国展開している有名なスイミングスクールはすでにレッスンの中止を決定発表しており、そのほとんどが振替えで対応する旨が、HPに掲載されています。

もちろんそのまま通常運営するスイミングスクールもありますが、消毒などの対策を講じた上での運営であることを強調されているので、もし事態が悪化した場合などは、対応の変化があるかもしれません。

というわけで、どちらにしても影響は出ているわけですね。

 

で、そんなことを書いている自分が働かせてもらっているスイミングスクールも、3月のほとんどがお休みになることが会社決定したと、連絡が回ってきました。

身体はおっさんでも頭の中身は子どもな自分は、「休みだー!ワーイ!」と能天気に浮かれておりますが、それは働いている割合が低い(週2日)ことと、そもそも低収入生活(というか嫁さんの収入に頼る生活・・・)をしておりますので、1ヵ月無収入になったところで、あまり関係ありません。

 

しかし、自分と同じように、社員でもアルバイトでもなく個人契約で働く方が、このような声を上げました。

「休講期間の補償の有無はどうなっていますか?」

確かに今回の場合は国や会社の決定により休講になったわけで、決して働く側の意思で休みになったわけではありませんので、わからなくはありません。

ただ、この発言を見た瞬間は、正直「そりゃ無理でしょ~」と思いました。

だって、会社としては、実際に働いていないのに報酬を支払うのは避けたいだろうし、たとえ今回は特別とは言え、そういう例を一度作るとまた今度も・・・となるのはイヤでしょうから、たぶん無理だろうと思ったのです。

 

でもね・・・

よぉ~く考えて、いや、賢い方ならすぐ考えたらわかるのでしょうが、実は無理じゃないのかもしれません。

 

というのは、今回のコロナウイルスで休講となるスイミングスクールの多くは、レッスンが休みになった分を振替えで補います。

ただ、その期間が短いと簡単には消化できないので、半年とか1年くらいの期間を設けて、その間に休講になった分を消化してもらうわけです。

つまり、返金はしません。

なので、スイミングスクール側は儲けが減りません。

もちろん、これを機に退会する会員が増えて減益となるかもしれませんが、それはそれとします。

というわけで、休講しても会社の収入は(あまり)減りません。

 

しかし、休講している間はスタッフへの報酬が払われないとしたら、支出は減ります。

その他、子どものレッスンが開催されないことで下げられる費用(水光熱費など)もあるでしょうから、やっぱり支出は下がるでしょう。

なので、休講したら、会社の支出は確実に減ります。

 

ということは、「休講にしても会社に被害は少なく、逆に儲かるのでは?」ということです。

 

しかし、このことに対して、「おい!儲かってんな!こっちにも回せよ!」などとイチャモンをつけるわけではありません。

そうじゃなくて、この期間レッスンを受けなかった子どもが、通常運転となった自分のクラスに振替えで参加した場合、それってただ働きになるのでは?と思ったわけです。

あくまでも仮定の話として、例えば在籍する子どもが500人いるとしたら、1週間で500人の子どもがレッスンを受けているわけで、それをコーチ全員で担当して、その分の報酬が支払われています。

しかし、それが4週間(1ヵ月)休講になったとしたら、2,000人の人件費はかからないけれど月会費は払ってくれる子どもというのが発生し、それをたとえ1年かけて消化してもらうとしても、その分スタッフに報酬が払われないわけですから、やっぱりただ働きになると思うのですが、間違っていますかね?

 

もちろん、このことを会社に言っても、そう簡単に首を縦に振らないような気がしますので、そこで本当に子どもじみた言い分かもしれませんが、こうしてやろうか?となりました。

休講の振り替えの子どもは教えません!

つまり、休講した分の補償がないことは納得したとしても、その期間レッスンを受けなかった子どもが振替えで来ても、それはただ働きになるから教えることはできません!ってことです。

子どもじみた考え方で、ただ会社を困らせようとしているだけに思われるかもしれませんが、自分の仕事にプライドを持っているからこそであり、安売りはしないことの表れです。

 

で、これを盾に休講期間の補償を引き出すか、もしくは休講した分を振替えにきた子どもを担当した場合の手当てをもらえれば・・・などと思ったのですが、無理ですかね?

 

ま、こんなことを考えているから前の会社でも変人扱いされていたのでしょうが、思いついたモノは仕方がありませんので、とりあえず勢いで書いてみました。

ただ、こういうケンカ(にもなっていない?)のとき、「じゃあいいよ」という相手が一番怖くて、そうなったらこっちは辞める方向に向かいそうなきもするので、できれば切りたくないカードです。

もちろん、今回の件でレッスンを受けられなくなった子どもやその保護者には何の恨みも罪もございませんが、働く側としては、自分の身を守るためには仕方のないことでございますので、許してください。

などと書いてきましたが、まだ「補償なし!」と決まったわけではありませんので、もう少し様子を見ます。

 

そして最後に、これをお読みの同業者の方で、同じような状況に置かれているとして、内容に共感して実際に会社に進言して文句を言われたりクビになったとしても、当方は一切の責任は持てませんので、あしからず。

 

さらに私信。

このブログのかつての読者であり、元上司であり、今は本社にいるSMDさんへ。

もし読まれていたら、この意見を会社に進言するのは構いませんが、ネタ元(このブログのこと)はバラさないようにだけ、お願い致します。

 

でわ、股!!