46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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TV番組「キビシー!」なんかより、もっと厳しい昔の水泳選手の世界

どうも、マスクド・ニシオカです。

~これまでのあらすじ~

先日放送されたTV番組「キビシー!」で、鹿児島で50年以上の歴史を持つ4.2kmの遠泳に挑戦する小学生にフューチャーし、それを厳しく指導する学校の先生たちの奮闘ぶりと、厳しい練習に耐えて目標を達成する子どもの様子を見た筆者が、自分の水泳コーチとしての経験上、その練習内容に疑問を持ってキーボードを叩き始めたら、こうなっちゃった・・・という感じです。

www.maskednishioka.com

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最終的にはゴーグル(水中メガネ)を首にかけるとのは、やめといたほうがいいですよ~という話しにたどり着きました。自分としては「水泳関係者にはわかってもらえるはず・・・」と思っていたのですが、実際にコメントで水泳経験者であろう方からコメントをいただき、ホッと安堵しております。

さて、これで打ち止めにしようかとも思ったのですが、あまりにもたくさんのアクセス反応がありましたので、最後にもう一丁書くことにしました。その内容は、今回取り上げた「キビシー!」なんかよりももっと厳しい選手の世界です。ただし、これから書くのは昔の話、この世界に長くいて耳にした昔話です。今となっては懐かしい話。と受け止めてください。

 

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コーチは泳いでいる選手を止めるのが大変

他の陸上スポーツであれば、練習中に選手に声をかけて動きを止めて、コーチから指示や注意をすることができますが、水泳の場合は中であるがために声が届かず、選手を止めるという作業が必要になります。

もちろん、壁で止まったときに呼び止めて注意すればいいのですが、もともとの練習メニューの距離が長く、例えば400mを何回か泳ぐ練習だと5分近く泳ぎ続けますので、泳いでる途中でコーチが注意したくても、止めないと出来ません。

選手としても、ちょっと声が聞こえたぐらいで止まってしまうと怒られますから、ちょっとやそっとでは止まりません。というか、泳いでいてコーチが何か怒っているとわかっても、気付かないフリをして泳ぎ続けようとしたり、しなかったり。

そこで選手が壁でターンをするときに、選手の体の一部を触れて気付かせて止めるのですが、それすら気付かないフリをする選手も出てきます。そうなるとコーチもエスカレートして、気付かせるために!という名目で、強く触れる=叩くに近い動きになってきます。

 

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選手の止めかた(優しい編)

前述した方法では選手が壁でターンするときにしか止めることができません。そこで昔のコーチは、プールサイドからプール中央に届くくらいの長ーーーーい棒を用意して、その先にクッション性のある物(ヘルパーなど)をはめて、プールサイドから選手にタッチして止めて立たせて指示をしたり注意をしていました。

このタッチの仕方が、コーチによっては軽いコーチもいればきついコーチいます。そしてクッション性のある物をつけなくて、ただの棒でタッチしているコーチもいたようです。そこはタッチという表現には無理のある。漫画表現でいえば「ゴンッ!」というようなこともありますが、ま、昔の話ですからね。

もし、アナタのお子さんが通うスイミングスクールのプールサイドに、普段は使われることのない、プール中央に届くくらいの長ーーーーい棒、その先にヘルパーなどが付いた物ががあるならば、それはもしかすると選手の時間で使われていた、もしくは現在も使われているのかもしれませんね。

 

選手の止めかた(厳しい編)

泳いでいる選手に注意をする。そのためにコーチは選手を止めたいのですが、プールサイドから声を張り上げても届かない。なので、壁でターンをするときに選手に触れて気付かせるか、長ーーーーい棒を用意して触れて気付かせる。というのを紹介しましたが、これはあくまでも一例です。

自分が知る中で、一番厳しい、というか、今だと虐待や暴力と受け取られても仕方がないやり方を聞いたことがあります。それは・・・

子どもが泳いでいるプールに、プールサイドに置いてあるベンチ(セーフティー又は台やデッキ)を投げ込んで、子どもにぶつけるのです。

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ドーン!

そりゃあ、選手は止まりますよね。泳いでいたらいきなりこれが飛んでくるのですから・・・しかも止まった選手の頭からは、プールの水に混じって薄くなった血がにじんで流れていたとか、いないとか・・・。

もちろん、コーチと選手に信頼関係があるからこそ出来ることであり、しかも昔だから許されたことであって、いま同じことをすれば問題になるのでやらないでしょう。(たぶん)

 

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最後に

なんだか偉そうに書いておりますが、自分は選手クラスを指導できません。ここに書いたことは、あくまでも伝え聞いた話であり、偉そうに語れるほど選手クラスに詳しいわけではありません。それでも長いこと水泳コーチとして働いていると、そんな場面を目にしたり、昔話を聞いたりします。

例えば、水泳ではなくシンクロのコーチが選手を注意するときに、プールサイドから仁王立ちで注意するコーチに対し、シンクロだから足の届かないプールで立ち泳ぎをし続ける選手の姿を見ることもありますが、シンクロのことはよく知らないから詳しく書くのはやめておきます。

ま、水泳に限らず、昔のスポーツの指導は厳しかったですよね~。

そんな感じで終わっておきます。

 

でわ、股!!

 

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