どうも、マスクド・ニシオカです。
先日、このようなニュースを見かけました。
日本テレビが手がける新たなお笑い賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W」の開催が発表された。
これは「一番面白い女性を決める」というシンプルなコンセプトを掲げる大会で、「THE W」の「W」はWOMANとWARAIの頭文字を意味している。女性であればプロアマ芸歴問わず誰でも参加可能で、漫才、コント、1人芝居、モノマネといったジャンルも不問。優勝賞金は1000万円だ。
規模の小さなものはわかりませんが、TVで放送される規模のお笑いコンテストとして女性芸人限定というのは初の試みのはずです。
個人的にはお笑い好きですので、またひとつ笑わせてくれる番組が増える!と単純に喜んでおりますが、女性芸人限定ということにちょっとだけ引っ掛かっております。
それは、女性芸人特有の体を張った芸と、話芸やシチュエーションで笑わせてくれる芸。どちらが頂点を取るのか?なのです。
スポンサーリンク
女性芸人が体を張ればウケるという風潮
もちろん好みはありますし、あくまでも個人的な感想ですが、女性芸人が体を張る、特に下ネタに走ったとき、笑わずにはいられません。
例えば、森三中のお尻食い込み相撲だったり、尼崎インターの乳首洗濯バサミからのリアクションだったり、「女性なのにそこまでやるか!?」というので笑ってしまうのですが、男性芸人の中で生き残るためには一番わかりやすくて手っ取り早いのでしょう。
これを「体を張る派」とします。
話芸とシチュエーションで笑わせる芸もある
もちろん、体を張った芸以外で笑わせる女性芸人はたくさんいて、話芸やシチュエーションで笑わせてくれる方もいます。
巨体なのにキレキレのダンスを披露する渡辺直美や、OLの日常風景を切り取る横澤夏子や柳原可奈子など、体を張らないでも笑いは取れる!ということを証明しています。
これを「張らない派」とします。
「体を張る派」と「張らない派」の争い!
そんな単純なものではないとは思いますが、今回の女性芸人No.1を決めるのは、「体を張る派」と「張らない派」の争いではないか?と思うのです。
個人的には「体を張る派」が好きです。でも、これは自分が男だからの様な気がします。多くの女性は「張らない派」の笑いに共感して、「わかるー!ウケるー!」となっているのではないでしょうか?(馬鹿にしているわけではないですよ)
そして「体を張る派」はこういうお笑いコンテスト、というかTV放送には弱く、逆に「張らない派」は強いという印象もあります。
となると、今回開催の決まった女性芸人No.1決定戦「THE W」がどのようなルールや基準で行われるかが、「体を張る派」と「張らない派」のどちらが有利になるかの大きな要因となるのではないか?ということに繋がります。
スポンサーリンク
公式ルールを見てみた
公式サイトに細かいルールが表記されていますが、ここでは「体を張ること」に関する部分だけに注目してみます。
ネタ時間
1回戦は2分、2回戦・準決勝・敗者復活・決勝戦は4分
時間が短いということは「体を張る派」が有利といえるでしょう。「張らない派」は2分で物語を作り上げる必要がありますから、難しいともいえます。
審査基準
とにかくおもしろい芸(漫才、コント、ピンネタ、モノマネ、パフォーマンス等なんでもあり)
何でもあり、となっていますが、これは後述するネタに関するルールがありますので、この時点ではなんともいえません。
ネタに関して
ネタについては、下記の各事項に該当しないこと。
◎著作権、著作隣接権、肖像権、名誉、プライバシー等、第三者の権利を侵害、または侵害を助長するもの。
◎公序良俗に反する、または誹謗、中傷、差別、暴力、わいせつ、性描写等、一般に不快感を与える内容が含まれるもの。
◎その他、上記事項に該当するおそれがあるもの、または上記各事項に準ずるもの。
ここに、わいせつ、性描写等、一般に不快感を与える内容、と書かれています。
これは「体を張る派」としてはかなりのマイナスです。単純にわかりやすい笑いを取るために体を張ることが、わいせつとか性描写と取られたら争いに勝つことは出来ません。
スポンサーリンク
最後に
普段TVで体を張っている女性芸人が、今回紹介した女性芸人No.1決定戦「THE W」で普通のネタをやっていたら、どうしても「ヒヨったな…」と思ってしまいますが、アナタはいかがですか?考えすぎですかね?
それと、あくまでも個人的な好みであり、「張らない派」を否定するわけではございません。
ただ、体は正直なもので・・・。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。