突然ですが、アナタは上岡龍太郎という方をご存知でしょうか?
かつて「漫画トリオ」の一員であり
かつて「探偵ナイトスクープ」の局長であり
かつて笑福亭鶴瓶と「パペポTV」をやっていた人であり
映画監督「小林 聖太郎」の父親であり
兄弟漫才コンビ「ミキ」の伯父であり
その才能を惜しまれつつも、58歳で芸能界を引退した方です。
関西で生まれ育った自分と同じくらいのおっさん世代には、シュッと(関西でカッコイイの意)して知的で毒舌をバンバン吐き出す話芸の達人として有名ですが、歌手で2014年に亡くなった「たかじん」と同様に東京嫌いだったため、もしかすると若い方や関西以外の方はご存じないかもしれません。
で、前述したように上岡さんは芸能界を引退しており、新しい発言はほとんど無いのですが、それでも過去の発言を聞くだけで楽しくて、昔の動画にハマっておりまして、もし、上岡龍太郎を知らない方がおられたら、とにかくこの動画だけは観ておくことをオススメします。
というわけで、以下は蛇足です。
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吉本芸人闇営業問題で再注目
少し前に、吉本芸人による闇営業問題について「芸人ってまともじゃないんだから・・・」という意図でブログに書きましたが、その考えの元になるのは、この上岡龍太郎の発言からで、それがコチラです。
一連の吉本芸人の闇営業のニュースについて、同業者から一般人までいろんな事言ってるけど結局、30年前の上岡龍太郎のコメントに勝るものは無いと思っている。 pic.twitter.com/H91Q6ICLx4
— 立山たつあき (@outbyeu) June 27, 2019
「芸人もヤ〇ザも一緒の考え方をしているのだから、癒着するな、なんて無理。」とハッキリくっきり語られています。
なので、吉本という会社がいくら「自分たちはまともな会社だ!」と声を大にしても、どうしようもないのでは?と思ったわけです。
島田紳助の師匠的存在
かつて島田紳助と上岡竜太郎は師弟のような関係にありました。
で、以前このブログでも紹介したことがあるのですが、かつて島田紳助がNSC(吉本のお笑い養成所)が在校生を相手に行った、伝説とも呼ばれる講義があります。
島田紳助 見たら絶対復帰してほしくなる!超一流のトークを堪能してください! - YouTube
(リンクが切れている場合がありますので予めご了承ください)
その伝説の講義の中で、島田紳助がこのようなことを話します。
その部門の深いことをひとつ知っていれば、周りの人間は勝手に「凄い!」と思ってくれる。
さらに、その部門の「当たり前」と言われるようなことは「当然知っているだろう」と聞かれなくなる。
つまり、「広く浅く」よりも、「狭く深く」の方が、都合が良い。
(というような内容のことです)
で、これについて上岡龍太郎のウィキペディアに、同じようなことが書かれています。
本人による自身の芸評
「 僕は知的だといわれますが、適当なことばっかり言ってるんです。もっと知識のある人が僕を見て、「愛い(うい)やつじゃ」と嗤ってくれればいいんです
僕はしょうもないことはよく覚えてて、大事なところの知識がない。これを僕は「知識のドーナツ化現象」と名付けてます
つまり、師匠と同じような存在である上岡龍太郎の考え方を 、島田紳助が引き継いでいたということになります。
その系譜はダウンタウン松本に通ずる
かつて若かりし日の島田紳助を見た上岡竜太郎は、自身の漫才の後継者にと考えます。そこで島田紳助に「どんな漫才がやりたいか?」と問い、それに「今までにない漫才」と返されたことに対し、「じゃあ今までの漫才のパターンを教えるから、それをしないように」と答えたそうです。
その島田紳助は、これまた若かりし日の、まだ世間が気がついていないダウンタウンの才能に危機感を持ち、それで当時コンビを組んでいた「紳助竜介」の解散を決意したというのは有名な話です。
で、上岡龍太郎が引退する際、島田紳助は思いとどまるように手紙を書いており、その島田紳助が引退を決めたとき、ダウンタウン松本も留意したと聞きますから、そこからダウンタウン松本も、早期引退を考えているのでは?というのは、考え過ぎでしょうかね?
やっぱりパペポTVは面白い
とまぁ、いろいろ書いてきましたが、そんな小難しい話は抜きにして、やっぱり「パペポTV」は面白いなぁ~ということです。
- 塚本7km
- 長居公園での相撲対決
- 青い鳥
どれも面白いのですが、やっぱり一番面白いのは、これやんな~(特に関西人として)
(リンクが切れている場合もありますので予めご了承ください)
こんなん!何回観ても笑ってまうわ!
でわ、股!!
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