どうも、マスクド・ニシオカです。
いきなりですが、謝らなければなりません。
女性芸人ナンバーワン決定戦「THE W」(以下、「THE W」)について、決勝に残ったメンバーが知らない芸人が大半だとか、副音声の松本&高須の放送室コンビの方が楽しみだとか、大変失礼なことを思っておりましたが・・・大変面白かったです。
ゆりあんレトリィバァの優勝で幕を閉じました「THE W」ですが、個人的には他の女性芸人の方が面白くて、今回はそれを含めて感想を書いてみたいと思います。
スポンサーリンク
1回戦の点数と感想
今回は10組の女性芸人がタイマン形式対戦して5組に絞られて、決勝ステージで5組から優勝が選ばれるシステムでした。
投票するのは芸能人や有名人を含む審査員401名で、芸能人(有名人)審査員も収録会場と別室でパブリックビューイングで見ている一般審査員も同じ一票として取り扱われます。
この辺はM-1と審査システムが大きく違い、個人的には「M-1もこっちの方がいいんじゃね?」とか思いました。
まず1回戦の対戦と点数と感想を。
はなしょーvsニッチェ
- はなしょー 116
- ニッチェ 285
はなしょーのネタは女性ウケするのでしょうが、個人的には上手いけれど笑えるレベルではなかったかなぁ~。あと、ずっと右(杵渕はな)の方が、どうしてもイモトアヤコとかぶって見えましたね。
ニッチェのネタはさすがに安定している感じ、危なげない勝利でしょう。
アジアンvs紺野ぶるま
- アジアン 300
- 紺野ぶるま 101
関西人である自分には、アジアンの小気味良いテンポの漫才が聞きやすくて、しかも隅田がTVで見れるだけで応援してしまいます。
紺野ぶるまについては、確かもっと際どいネタをしていたはずですが、さすがにTVではできないのでしょうね(たぶんネタライブなんかではやっている)。
中村涼子vs牧野ステテコ
- 中村涼子 190
- 牧野ステテコ 211
確かに中村涼子は上手かったと思います。
けど、イイハナシダナ~という感じで終わりましたね。
で、対する牧野ステテコは衝撃でしたね。副音声の松本も、ラジオで「THE W」感想を語った爆笑問題の太田も、牧野ステテコを絶賛していました。
番組をご覧になった方はわかると思うのですが、演技としてはめちゃくちゃヘタなのですが、そのヘタ具合と必死さには共感できて、その絶妙な感じが自然な笑いを生み出していました。
言葉で上手く伝えるのが難しいですが、「なんじゃこりゃ!?」というのが率直な感想で、数字では僅差の勝利でしたが、インパクトでいえば、完全に中村涼子を飲み込んでいましたね。
スポンサーリンク
まとばゆうvs押し出しましょう子
- まとばゆう 286
- 押し出しましょう子 115
今回唯一の歌ネタのまとばゆうですが、個人的には上手い!凄い!だけで面白いではなかったです。なので唯一の音ネタということで勝ったのかもしれませんね。
対する押し出しましょう子は・・・この前明石家さんまがプロとアマの違いを聞かれたときに、「面白さで素人に一発で負けるときはある」と答えていたのを思い出しましたね。もう絶対にプロではやらないようなネタで、そのハチャメチャぶりがウケて決勝まで上がって来たのでしょうかね~。
どんぐりパワーズvsゆりあんレトリィバァ
- どんぐりパワーズ 56
- ゆりあんレトリィバァ 345
どんぐりパワーズは100kg越えの2人がその体型を生かしたネタなのですが、自分も太っているのであんまり笑えない・・・
ゆりあんレトリィバァについてはさすがにTVに露出することが多く、英語と関西弁を織り交ぜながら授賞式でモノマネを披露する、ある種定番のネタが始まるだけで笑いが起きていましたね。
そして圧倒的なハートの強さがゆりあんレトリィバァの大差の勝利を生んだのでしょうね。
決勝の点数と感想
決勝は5組が1回戦の順番でネタを披露して、最後に審査員が票を投じ、得票数が多い女性芸人が優勝となります。
で、その結果がコチラです。
- 5位 まとばゆう 31
- 4位 ニッチェ 33
- 3位 アジアン 47
- 2位 牧野ステテコ 89
- 優勝 ゆりあんレトリィバァ 201
圧倒的な点差ですが、そんなことより番組の流れで先に5位から3位までが発表されて、残ったのがゆりあんとステテコになった瞬間、誰もが「これステテコが優勝なら、えらいことになる!」と思ったでしょう。
だって、この決勝ステージで他の4組は1回戦と違うネタを披露したのですが、ステテコが披露したのは違うネタ、ではなく衣装です。
1回戦と衣装が違うだけでほとんど同じネタですから、さすがにこれは・・・と思ったのですが、それが蓋を開けてみれば優勝か2位という状態ですから、かなり興奮しましたよ。
残念ながら牧野ステテコの優勝はありませんでしたが、それでもめちゃくちゃ爪跡を残せたのではないでしょうか?
実際、ヒルナンデスにいきなり呼ばれて出演とか・・・スゲー!
家でごろごろしてたら、なんとヒルナンデスさんから出演どうですかって言われましたー!!!
— 牧野ステテコ (@makinosuteteko) 2017年12月12日
今から向かってみようとおもいますー!!!
やったっー!!!ヒルナンデス間に合ったっすー!!!うわぁーいい!!ちょっとだけど、楽しかったっすー!!!! pic.twitter.com/eLLeITUxA4
— 牧野ステテコ (@makinosuteteko) 2017年12月12日
スポンサーリンク
個人的に一番面白かったのは・・・
番組の意図はまったく無視して個人的に一番面白かったのは、副音声の松本&高須の放送室コンビでしたね。
個人的に面白かった松本語録をいくつか書いてみます。
中村涼子と牧野ステテコの対戦で、審査員の吉田沙保里(アマレスの人)が演技の上手かった中村涼子に票を入れたことに対し・・・
「やっぱり吉田さんは、ちゃんと練習している人がいいんやろうね」
審査員の生瀬勝久(俳優)がコメントを求められて、「生は緊張感が・・・」としゃべりだしたことにあわせて・・・
「生瀬さんが生って言うの、ややこしいな!」
まとばゆうと押し出しましょう子の対戦で、まとばゆうが歌ネタで「手短に~」というのフレーズを披露した後、押し出しましょう子が複雑なネタを披露して、結果発表の前に・・・
「押し出しましょう子を、手短に見たかったわ」
さすが、本人も言ってましたが「グダグダやってギャラがもらえる」だけはありますね。
牧野ステテコの今後に期待
あくまでも自分が知らなかっただけで、牧野ステテコの名はそこそこ有名みたいですね。(一部のマニアのみ?)
所属事務所の浅井企画のHPを見てみると、いろいろと書いてあるのですが・・・
「世界恐竜糞協会」の学芸員ってナンダ!?
というわけで、いろいろ楽しそうな牧野ステテコさんに今後も期待します。
そんな女性芸人ナンバーワン決定戦「THE W」の感想のハナシでした。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。