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高須院長が推す「日馬富士のプロレス転向」について3つの課題点を挙げるハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

ワイドショーで大きく取り上げられている「横綱日馬富士による暴行」の件です。

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出典 https://matome.naver.jp/odai/2146451061712430701

最初に出たニュースで「骨折なのに全治2週間?」なんてのん気に思っていましたが、これはまだまだ続く話題になりそうですね~。

 

大きな話題になっていることで、いろんな関係者や著名人がコメントを出す中、高須クリニックの高須克弥院長がこのようなコメントをツイッターに上げています。

高須院長が相撲好き(好角家っていうんですね)なのは、なんとなくニュースなどで知っていたのですが、プロレス好きでもあったのですね。

 

「僕はファンとして歓迎します。」

 

この発言がセールストークというか、話題に乗っかるための発言かどうかは置いておいて、高須院長がこう思っているのであれば、それに対して否定するつもりはありません。

ただ、自分も同じプロレスファンとして、「日馬富士のプロレス転向」についていろいろ考えてみて、3つの課題点を思いつきましたので、あくまでも素人考えですが、プロレスファンとして書いてみます。

 

課題その1 後ろ受け身の問題

たぶん、ある程度のプロレスファンだったら、この問題が真っ先に思いつくのではないでしょうか?

他の格闘技及びスポーツの経験者であっても、プロレスの受け身だけは習得するのが難しく、柔道の受け身ともレスリングの受け身とも違うといわれます。

もちろん相撲だって投げられますから受け身を取っているのでしょうが、プロレスの受け身は「キレイに」というオマケが付いてきます。

そもそもプロレスには「相手の技を受けてナンボ」という考え方がありますので、相手を上手く見せるための動きが必要で、後ろ受け身は自身の身を守ることと同時に、観客に痛さが伝わらないといけません。

一番わかりやすいのは、後ろに倒れながら両手でマットをバーン!と叩いて、後頭部を打たないようにしつつ、大きな衝撃音を出すというのが、いつなんどきでもできないといけません。

果たしてこれが習得できるのか?大きな課題だと思います。

 

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課題その2 表情の問題

この間プロレス25周年を迎えたケンオー・カシンの本にも書かれていましたが、いくら体を鍛えていて、アマレスのオリンピック候補生にまでなった実力者であってもプロレスは難しかったそうで、その一番の理由は「表情」だったそうです。

フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで

フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで

 
  • 相手の攻撃にやられたときの表情
  • 逆に攻撃するときに怒っている表情

プロレスの試合を見る観客は、レスラーの表情に感情移入するところがあります。

それはイケメンだとかブサイクとか、そういう基準ではありません。いくらプロレスの技術が高くても、表情のないレスラーにはファンは感情移入してくれません

そして、相撲には「表情に出してはいけない」という決まり(違う?)があります。それが当たり前で長年やってきた人が、プロレスラーになったからといって簡単に表情豊かになるとは思えません。

ただ後述しますが、プロレスにはキャラクターという設定があって、無表情なキャラクターになってしまえば必要ないのですが、それはそれでキャラクターを演じる技術が必要で・・・

果たして表情豊かに出来るのか?これも大きな課題だと思います。

 

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課題その3 キャラクターの問題

簡単にいうと、日馬富士がプロレス入りするとして、どんなキャラクターで売り出すのでしょうか?

現在のプロレスでは、レスラー一人ひとりに何らかのキャラクターが設定されていて、それはタレントや芸人が自身を売り出すための戦略でもあります。

ちょっと古い例えですが、プロレスの世界では正統派をベビーフェイス、悪党派をヒールとして対立構造を作り、その抗争をストーリーとして観客に見せてきました。

同じヒールでも純粋に怖いヒールもいれば、明るく楽しいヒールもいますし、ベビーフェイスにも無口で無骨なレスラーもいれば、お笑い担当のレスラーだっています。

もちろん、現代の大きなプロレス団体にはそういうことを専門に考える人(作家?)がいて、あれやこれやとファンの想像を掻き立ててくれるのですが、自分には「無表情のヒール」くらいしか思いつきません。

前述した表情と同じで、キャラクターのないレスラーにはファンは感情移入してくれません。これも難しい課題と思います。

 

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まとめ

簡単ではございましたが、書いたことをまとめてみます。

  •  後ろ受け身の問題
  •  表情の問題
  • キャラクターの問題

これまでプロレスを見てきた自分としては、最低でもこの3つの課題をクリアしないと、高須院長のいう「力道山をしのぐ」ほどのプロレスラーになるのは難しいと思います。

もちろん、ミスタープロレスとまで呼ばれた天龍源一郎も相撲出身で成功を収めていますから、やる前から無理だ!というつもりはありません。

 

ただ、これまでやってきたことを全否定するくらいの努力をしないと、この課題はクリアできないでと思うのですが、いかがでしょうか?

 

そして最後に個人的な意見を書かせていただくと・・・

日馬富士がプロレスラーになれるかどうかは別として、なったとしても興味はない。

以上!

 

さて、これから日馬富士はどうなるのかはわかりませんが、もし、プロレス入りが報じられるようなことがあれば、音速で反応したいと思います。

 

でわ、股!!

 

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