46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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ボクシング【村田 vs ゴロフキン戦】に思うことのハナシ

昔からプロレスや格闘技が好きで、メチャクチャ詳しいわけではありませんが、よく見ている方だと思います。

で、プロレスも格闘技もビジネスとしてお客さんに注目してもらう必要があるので、よく対戦前に相手選手を罵倒したりこき下ろしたり、そういうパフォーマンスが目立つことがあります。

もちろん本気で相手を憎む選手もいるのでしょうが、たいていの場合は『試合を盛り上げるための演出』であり、試合が終わればにこやかに抱き合い、勝利者インタビューで「本当は〇〇選手のことを尊敬しています」なんて言ったりしています。

 

が、これが嫌い。

嫌いな理由は、そうやってパフォーマンスの部分に頼らないといけない、つまり、肝心な試合内容の部分で勝負できる自信がないからパフォーマンスに頼らざるを得ないわけで、煽れば煽るほど興味が失せていきます。

本来であれば、試合で積み上げてきた実績や試合内容といった本当の意味でのパフォーマンスでお客さんの興味を引き、相手選手を罵るパフォーマンスなんてしなくても多くの人が見てくれるようになるのがベストでしょう。

もちろん、かつてモハメド・アリがラジオ番組で出演した際、共演したプロレスラー(ゴージャス・ジョージ)が派手なパフォーマンスをして興行を成功させたことに感銘して、それ以降パフォーマンスを行うようになった、みたいな話がこの本に書いてあったことは知っています。

が、それはちゃんと実力がある選手がさらにパフォーマンスをして成功したわけで、実力の低い選手が派手なパフォーマンスだけで注目されて、それで負けてゴチャゴチャ言うなんて、ホントに嫌いです。

 

で、昨日の村田-ゴロフキン戦。

残念ながらアマゾンプライムに加入していないので試合は観れませんが、試合前のお互いを尊敬しあうコメントと、試合後に勝者であるゴロフキン選手が村田選手にガウンを着せたり、わざわざ村田選手の控室に行ってベルトを渡すなど、試合前に罵倒やこき下ろし、試合後に手のひらひっくり返す、そんな嫌なパフォーマンスなんかなくても十分盛り上がったと思います。

 
 
 
 
 
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「これは君のだ! 一生持ってろ!」――ゴロフキンの村田諒太への“ベルト返上”が海外メディアで話題沸騰!「だから彼は愛される」 | THE DIGEST

当然、このパフォーマンスに対して「偽善だ!」という方もおられるでしょうが、試合内容が素晴らしかった(ちゃんと観てないけれど・・・)ことで、そういうことを言う方が恥ずかしくなる試合だったのでしょうね。

 

というわけで、プロレスや格闘技の世界では試合前に対戦相手を罵倒したりこき下ろすのが当たり前ですが、なんだかそれも古い考え方になりつつあるのかな~?と思い、個人的にはそんなパフォーマンスいらないから中身で勝負してほしいと思っていたので、大変良かったです。

なので、村田選手、ゴロフキン選手、ありがとう!

そして、お疲れ様です。

 

でわ、股!!