ただ歩くだけで雪まみれになるほどの吹雪だった日に、彼女とお別れの挨拶をしました。
最初にハッキリさせておかないといけないのは、タイトルにも「彼女」と書いていますが、これは長年連添った嫁さんのことではなく、あくまでも他人の「彼女」であり、こういう場合よく「Tさん」なんて表現をしますが、なんとなくそれがイヤだったので、「彼女」としていますので、あしからず。
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で、その彼女には彼氏がいて、その2人とも同じ職場で働くスタッフです。
長年勤めた会社を辞め、主夫兼ブロガー兼ユーチューバーとして隠居生活をしていた自分が、昔世話になった人に頼まれて働き始めた現場で出会ったのが、彼と彼女です。
年齢と職歴でいえば自分の方が上ですが、職場では先輩になりますので、2人には敬語で話し、いろいろと教えてもらい、助けてもらいました。
ようやく職場に慣れ始めた頃、彼女から「飲みに行きませんか?」と誘われたことがあります。
飲みニケーションが大好きなおっさん世代の自分としては、職場の人間と飲みに行くのは大歓迎なのですが、いかんせん「新入り」という立場から、こちらからお誘いすることは避けていたので、大変うれしかったですし、とても楽しい飲み会となりました。
そして、その飲み会の席に彼は参加していなかったのですが、お酒が入って饒舌になったのか、それとも幸せのおすそ分けをしてくれたのか、彼女が彼と付き合っていることを教えてくれました。
その後、彼が社員となる試験を受けて見事合格したのですが、その条件に「遠方での勤務」が入っており、彼とは先にお別れをしました。
そして、彼女も彼と一緒に遠方へ旅立つことが決まっており、ついにその日がやってきた、というわけです。
彼のときも同じ話をしましたが、決して2人が会社を辞めるわけでもありませんし、自分もしばらくは辞めるつもりもありませんので、「またいつか一緒に・・・」という感じで、笑顔でお別れです。
しかし、実は彼女に最後に伝えようかどうしようか悩んでいたことがあったのですが、結局それを言えずに職場を後にしました。
というのは、以前、彼と彼女が和歌山にプライベート旅行に行った際、お土産として梅干を買ってきてくれました。
梅干といえば和歌山の名産品で、それを自分のために買ってきてくれたと思うと大変うれしかったのですが・・・
自分・・・梅干・・・食べれないんです・・・
というわけで、またいつか一緒に仕事ができるようになったとき、そのときには直接「梅干、食べれないんです」と伝えたいと思います。
あ、もちろん、頂いた梅干は家に持ち帰り、梅干好きの嫁さんが、ありがたく食しております。
でわ、股!!
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