46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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会社を辞めて2年、ひさびさに仲間との再会に飲み過ぎて、地獄のような胸やけに襲われたハナシ

会社を辞めて2年とちょっとが経ちました。

それまで仕事付き合いしていた人たちとは疎遠になり、お付き合いで飲みに行くことも無くなり、自分が欲しくなったときに、好きな分だけ飲むようになったら、ほとんど飲まなくなりました。

アルコールがなくても楽しい時間が過ごせているのであれば、それはそれで健康に良いことなのですが、やっぱりたまにワイワイする時間が恋しくなって、誰かに連絡をしようか?なんてことも思いますが、自分から誘う勇気もお金もないので、結局は家で嫁さんとたまに晩酌する程度です。

 

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そんな自分に連絡がありました。

かつて一緒に仕事をした女性のスタッフからで、「飲み会をするので来ませんか?」というお誘いです。

これまで20年以上やってきた会社勤めの中で、責任者としていろいろな現場で仕事をしてきましたが、その中でも一番思い入れのある現場のスタッフです。

特に彼女とは仕事上で真剣な話をすることが多く、上司と部下という立場で意見が対立し、ときには彼女の泣いている姿を見ることもありましたが、それでも何度も立ち上がって喰らい付いてくる人で、何度も飲みにも行った間柄です。

 

自分が会社を辞めた後、いろいろあって彼女も仕事を変え、今は全く別な仕事をしていますので、関係性は完全に無くなったといっても過言ではありません。

そんな彼女から連絡があり、しかも幹事としてその当時一緒に仕事をしていたスタッフに連絡を取り、さらに居酒屋さんの予約をして、それらをまとめて参加メンバーにLINEで流すという仕事ぶりです。

ここだけ読むと「それくらい当たり前では?」と思われるかもしれませんが、自分と一緒に仕事をしていた頃の彼女からは想像できないほどの成長ぶりで、どこか親戚のおじさん目線で「大きくなったねぇ~」と思ったりします。

 

そんな心情でその日を迎えましたから、しらふで参加する気にもなれず、集合時間の数時間前から別の場所で飲み始めました。

といっても予約した店に到着する時間には間に合うように計算していたのですが、集合時間の少し前になると、その彼女から立て続けに連絡が来ました。

「大丈夫ですか?」

「場所わかりますか?」

「何してるんですか?」

もう完全に親戚のおじさんを見る、姪っ子の目線です。

 

生ビールを3杯ほど飲んで集合場所に着くと、ほぼ全員集合していて、あとは店に向うだけです。

全員と軽く挨拶をして店に向う途中、その彼女が自分に半分怒りながらこう言いました。

「早くから飲むなら、なぜ誘ってくれなかったんですかー!?」

確かに、久しぶりに彼女に会うのは楽しみでしたし、出来ることなら早い時間から会って、じっくり最近の話を聞きたかったのですが、それをためらう理由がありました。

というのは、彼女が連絡してくるLINEの画面に、彼女ともうひとり男性の顔が写っています。

その男性も自分の元部下で、はっきりと「お付き合いしている」と明言されたわけではありませんが、当時から仲が良かったことを知っているので、「きっとそうなんだろう」と思っていました。

なのでそのことをストレートに彼女に告げ、「いくらおじさんといってもオトコなんだから、そいつが嫌がるでしょ?」という話をしましたが、彼女は聞く耳を持ちません。

「誘ってくれていたら、絶対行ったのにー!」とプンスカ状態です。

 

そうこうしているうちに店に到着し、そこからはまるで現場で働いていたときにタイムスリップしたような時間が訪れ、昔のようにみんなでワイワイ会話を楽しみながら、それぞれの近況を聞いたり、突然「これニシオカさんに・・・」と旅行のお土産を渡してくれる人がいたりで、そりゃあ楽しい時間でした。

毎年「今年こそは結婚を!」と宣言していたのに、まだ左手の薬指が空いている人

まだ現場に残っていて、今の責任者とバトルを繰り広げている人

自分が現場を離れるときに「最後のお願いとして、もう一年は続けて欲しい」と言われたことをキッチリ守り、そのまま続けてくれている人

社会人として、全く違う世界に飛び込んで、がんばっている人

全員の話を聞くのに2時間というのは短い時間でしたが、それでも元責任者である自分を支えてくれた人たちですから、全員の隣に座って目を見て話をして、何度も乾杯をして、出来る限りのことはしたつもりです。

 

あっという間に2時間が過ぎ、店から出る時間となりました。

この時点で何杯飲んだかわかりませんが、完全に酔っ払っています。

しかし、肝心の彼女とはほとんど話せておらず、彼女もまだ帰るつもりはありません。

他の方とはここで別れて別の店に向かい、2人だけで二次会の始まりです。

そこで最近の仕事のことや、今回の飲み会を企画してくれたことへの感謝など、いろいろな話をしていたはずなのですが・・・酔っ払っていたので、あんまり覚えていません。

そうこうしていると解散したはずのメンバー数名から近くで飲んでいると連絡があり、その店を切り上げて合流することになりました。

そこには若い3人が座っていて、さらに話は盛り上がり、時計の針が深夜を示すころ、やっとお開きとなりました。

 

会社を辞めてひとりで過ごす時間が多く、口を開いて言葉を発する機会がめちゃくちゃ減りました。

それを寂しいと思えば嫌になるのですが、不思議と自分にはその感覚があまりなく、たとえ孤独でも、それを苦と思うことはありません。

お酒を飲む機会も減って、体は健康になって精神的にも楽なので、何の問題もないのですが、こうやってみんなでワイワイする時間は、とても楽しかったです。

ただ、みんなでワイワイ話せる時間は楽し過ぎて、しゃべることを優先するためにほとんど何も食べず、のどを潤すためにビールを飲み続けていたら、体のアルコール処理能力が完全に崩壊し、翌日は地獄のような胸焼けに襲われて便器とトモダチになり、食事する気も起きずに寝て1日が過ぎ、さらに翌日の朝ゴハンものどを通るときに痛みを感じるほどです。

そんな苦しみを味わうのはこりごりだと、もう当分はお酒を飲むのはよそうと思うのですが、それこそ「喉元過ぎれば・・・」の言葉通り、あの楽しかった時間を過ごすために、「またいつか飲み会を開いてね」とか「こないだはありがとう」なんてことを彼女に送ろうかとLINEの画面を開いたら、やっぱり彼女の横には男性の顔があり、やっぱりやーめた!となっています。

なので、またいつの日か、彼女から連絡があることを楽しみに、日々を過ごしたいと思います。

 

でわ、股!!

 

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