去る3月10日、「世紀末プロ格進化論」というプロレスのトークイベントに行ってきました。
会場は大阪なんばの味園レジャービル内にある紅鶴さんで、定期的にこういったプロレス関連のイベントを開催されており、自分は2度目の参加となります。(前回は「世紀末プロレス解体新書」)
YouTubeでファイプロの実況動画を公開している身としては、自身のレベルアップのためには何らかのインプットが必要であり、同日行われた新日本プロレス尼崎大会のチケットは高くて買えませんが、こちらのイベントは大変お買い求めやすいお値段なので、会社を辞めて主夫をしている自分でも気軽に行くことができました。
というわけで今回もイベントの感想などを書いていくのですが、ちょっとハードルがガガガガガ・・・
こちらこそありがとうございました!またブログで書かれるかと思いますので楽しみに拝見させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします!
— ジャスト日本 (@jumpwith44) March 10, 2019
ぎょぇぇぇぇえ!
いつも読ませていただいているプロレスブログ「ジャスト日本のプロレス考察日誌」を書かれていて、今回のイベントの口火を切ったジャスト日本さんが、読まれているぅぅぅぅ!ハードルが上がっているぅぅぅぅぅ!
そんなわけで大変緊張しながらも、参加者目線で好き勝手なことを書かせていただきます。
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突然の再会
いきなりイベントと関係ないことになるのですが、会場に着いてすぐに「ニシオカさんですか?」と声をかけられました。
イベント開始時間ギリギリの到着となって、とにかく慌てていて、声をかけてくださった方が誰なのか?瞬時に判断できなかったのですが、話を聞くと以前ファイプロPS4版の販売イベントでお会いした方でした。
自分としては事前にツイッターで参加の意志をつぶやいていたので、それを見て来てくださったのかな?と思ったのですが、聞くと、「いや、勝手に、ニシオカさんなら来るだろうと思って・・・」という返事でした。
というわけで、自分にとってはいきなりサプライズから始まるイベントとなりました。
トークイベントの内容と感想
イベントの構成としては前回と同じで、前半がテーマに沿った(脱線あり)トーク、後半がファイプロ観戦という感じになります。
ジャスト日本さん
今回のテーマとなる、「プロ格」という言葉が生まれた経緯などが語られていくのですが、これまた知識量が凄くて、本当に頭が下がるというか、絶対に敵わないと思わされます。
あくまでも個人的な感想ですが、イベントのトップバッターということもあり、イベント全体の時間配分などを考えて、本当はもっと深いところまで話したいのを抑えながらお話されているように見えました。
それを(上から目線で本当に申し訳ありませんが)「大人だなぁ~」とか思いつつ、ビールをグビリしていました。
PEN D.A.Fさん
ジャスト日本さんからバトンを受け、プロ格の進化を遂げたレスラーとして佐山、前田、船木、桜庭の名前を挙げ、その流れで鈴木秀樹を紹介されていました。
で、資料として鈴木秀樹が出演するキャッチアズキャッチキャンのDVDが紹介され、それをスクリーンに映しながらトークとなるのですが、これが物凄くちゃんとしていて(失礼・・・)、これをアテに酒が飲めるほどの内容でした。
人間風車ビル・ロビンソン直伝 鈴木秀樹 キャッチ・アズ・キャッチ・キャン(仮) [DVD]
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あとは何といっても骨法へのこだわりが素晴らしく、今回のテーマからすると「それって退化論になるのでは?」と散々ツッコミが入っていましたが、それでも骨法の師範である堀部正史の、しかも付箋がいっぱい付いている「骨法の極意」と書かれた本を手に、なんとか話題に盛り込もうとする姿が、めちゃくちゃ面白かったです。(良い意味)
必殺 骨法(こっぽう)の極意―喧嘩に勝てる秘伝のテクニック (サラ・ブックス)
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bodyさん
かつて地元のワルとして喧嘩に明け暮れ、そこから格闘技の世界に没入することになり、今回のテーマである「プロ格」を体現した方で、現在は格闘小説を執筆中だそうです。
そんなbodyさんが、格闘家になる経緯や修行時代の様子などを画像を使って説明してくれるのですが、そこに映るのはリングスロシア勢とのツーショットだったり、前田日明兄さんとのツーショットだったり、さらにはオランダでジェラル・ゴルドーと(寝技オンリーの)スパーリングをして、ゴルドーに乳首を噛まれたエピソードなど、絶対に普通の日本人では経験できないような話が満載で、トーク部門のメインを張るのは納得です。
そして、これだけは伝えておかないといけない言葉を紹介しておきます。
「格闘技をやっていて、もし路上の道と競技者の道のどちらか選べばいいのかという分岐点がある。そんな人が周りにいたら、絶対に競技者の道を歩かせた方がいい。喧嘩は遺恨しか残らない。競技は例え試合で殺す気持ちでやっていても最後は握手で終われる健全な世界ですから」
プロ格という魔物と何故か骨法~2019.3.10大阪なんば紅鶴「世紀末プロ格進化論」レポート~ | ジャスト日本のプロレス考察日誌
(ちょっと記憶に自信がなかったので、ジャスト日本さんのブログから引用させて頂きました)
ファイプロコーナーの感想
さて、一応ファイプラー(ファイプロでエディットをする人の総称)の端くれとして、「ファイプロ職人」の異名を持ち、先日新日本プロレスを退団したKUSHIDAさんに「あの人は凄い!」と言わせた、よろず屋さんの登場です。
今回のテーマ「プロ格」に沿ったカードが実現したのですが、何といっても告知されていた「ヴォルク・ハン vs アンディ・フグ」が、個人的には興味深く観戦できました。
というのは、この試合が始まる前、イベントの休憩のときによろず屋さんとお話をさせていただき、ロジックの疑問について意見を交わすことができました。
前回はただただ憧れの存在として見ていただけの方と、こうして直接話すことが出来るというだけで重い体が浮いてしまいそうになりましたが、それを必死に抑えつつ、ちゃんと議論として成り立つようにがんばりました。
その「ロジック議論」の全容は伏せておきますが、「今回披露する「ハン vs フグ」のテストマッチを行ったけれど、どうしても解消できない部分があり、それが何かしらの裏要素があるのでは?」と訝しがるよろず屋さん対し、「自分も何か補正があると思っているのですが、その正体がつかめないのです」みたいな感じのやり取りをしていたので、よけいにファイプラー目線で「ハン vs フグ」の試合を観戦していました。
なので、「どんなロジックなんだろう?」とか「あ、返し技はこれなんだ」みたいな見方でしたが、個人的にも大変盛り上がりました。
あと、取らぬ狸の皮算用
下世話な話ですが、ファイプロのコーナーの盛り上がりを見ていて、「これだけ盛り上がるなら、自分の動画も楽しんでくれるのは?」と、取らぬ狸の皮算用をしていました。
もちろん本物のプロレスの方が面白いのは否定できませんが、実現しなかった夢のカードや、もう実現できない天国でしか見れないカードなんかを再現できるのが、ファイプロの楽しみのひとつです。
今回のイベントでも「前田 vs 佐竹」という夢のカードが実現して、その(ファイプロの)入場シーンでは前田コールが起こったほどです。
そんな方がまだまだいるのであれば、自分の動画ももっとたくさんの人に観ていただけるのでは?、そしてもっと自信を持っていいのではないか?みたいなことを感じました。
そりゃあ「ファイプロ職人」のよろず屋さんとは雲泥の差がありますが、とりあえず入り口は間違っていないはずなのだから、このまま信じて突き進んで行けばわかるさ!迷わず行けよ!てな感じです。ダァ~ッ!
最後に
他にも、ファイプロコーナーに登場した元パンクラス(現同インストラクター)の稲垣克臣さんが登場して、昔、京橋にあったホルモン焼きの店で門下生の方々とお会いして、「プロレスなんて、相手の協力がないと成り立たないですから・・・」 みたいな話を聞かされたことを思い出したのですが、さすがに本人には言えないよなぁ~と思ったので、それは割愛しました。(結局書いちゃった・・・)
などと長々と書いてまいりましたが、とにかく楽しくて勉強になったイベントでした。
次回はどんなテーマになるかわかりませんが、やはり期待するのは・・・
はい、骨法!
でわ、股!!
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