どうも、マスクド・ニシオカです。
連日世間を賑わせている「日馬富士の膀胱暴行」の件ですが、個人的にはそれほど興味がなくて、きっと本当のことはわからずじまいで、それこそ何年か経って誰かが「実はあのときは・・・」なんて言うんだろーなーくらいにしか思っておりません。
それよりも今回の件で思い出したのは、昔、お酒がらみで自分も暴力を受けたことです。
とはいっても、後遺症が残っていたり裁判でもつれたりしたわけではなくて、つい先日もその当事者と会って、向こうは謝っていましたが自分は笑い話にできることなので、いまさらここで書いて事を大きくしたいわけではありません。
ただふと思い出したので、文字にしてみようと思っただけです。
それに自分にも非がないとは言えない・・・かな?
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もう十数年前の話です。
何で飲んでいたのか忘れましたが、会社の人たちと大阪の北新地で飲んでいました。
もちろん北新地で飲むなんて、自分の金ではしませんから会社のお金です。
なのでたぶん、会議のあとか忘年会か、そんな感じです。
自分はそのとき現場の責任者で課長でした。
そこには同じ現場責任者ですが、年齢も経験も上で先輩に当たる人も参加していました。
自分はその先輩と古い付き合いで、何度も一緒に酒を飲んだりして冗談も言える仲で、その日もお互い酔っ払って、いつものノリで遊んでいました。
後輩である自分が先輩に「ダメでしょ!」と注意して、先輩が「スイマセーン」みたいなことを何回かやって、そのうち先輩が「オマエが言うな!」みたいな感じで怒られる。で、周りの人がワッハッハ!みたいなノリです。
(何がおもしろい?と言われそうですが、そのときはそういうのがウケたのです)
その二人のお遊びを普段から見ている人は「また始まった~」という感じですが、普段から見ていない人、そして普段お酒を飲まない人、さらには先輩後輩の関係に厳しい人が見ると、「あの野郎!先輩に向かって何を生意気な!」となるのでしょう。
その日、前述した3つの条件をすべて備えている人、しかもかなり偉い人がいることを忘れていて、いつものように遊んでいて、別の店に移動しようと歩いていると・・・
ガンッ!
と衝撃がしたと思った瞬簡に鼻に冷たいものを感じました。
その瞬間は何が起こったかわかりませんが、ジワジワと理解し始めます。
衝撃は鼻筋にくらったパチキ(頭突きのことです)で、冷たいのは鼻血でした。
同時に大声で怒鳴りつける声と、それを抑える人の声が聞こえますが、何を言っているかはわかりません。
よくわからないまま次の店に連れて行かれて、お姉さんに出されたおしぼりが真っ赤になるまで鼻を押さえていました。
話の流れでわかると思いますが、パチキをくらわせたのは、かなり偉い人で、上下関係に厳しい人で、普段お酒を飲まない人で、ラグビー出身でガタイが良くて、むかし酔っ払って暴れて警察のお世話になったことがあるという人でした。
そんな人が無防備な自分に不意打ちでパチキをくらわせたわけですから、鼻血どころか翌日には鼻がひん曲がっていて、一応客商売(スイミングスクールのコーチ)をしている自分にとっては翌日の仕事に影響が出るレベルでしたが、頑丈に産んでくれた両親のおかげで二日酔いの方がダメージが大きくて済みました。
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今なら笑い話で終わらせられないのですが、そのパチキをくらわせた偉い人には世話になっていたし、男がこれくらいでゴタゴタいうのはかっこ悪いと思ったので、別に問題にはしませんでした。
翌日、その人から直接謝罪の連絡がありまして、ノリとはいえ、先輩を馬鹿にするような行動をしていたのは自分ですし、そういうのが理解できない人がいることも忘れていましたから、仕方がない、とまではいいませんが、そういうことだと謝罪を受け入れました。
その後、それから時間が経ってパチキの偉い人が会社を辞めて、自分も会社を辞めて接点はなくなりましたが、会社を辞めた自分に仕事を依頼してきた人がいて、その人が勤める会社の社長がパチキの人で、先日再会してこの話になって自分は大笑いしていましたが、パチキさんは苦笑いしか出来ませんでした。
この話を思い出しながら、今回の日馬富士の件も昔なら問題になるようなことではないのでしょうが、今は時代が変わったから、何もなかったことには出来ないのだろうなぁ~と思いますね。
自分はそういう風には考えませんでしたが、いま同じようなことがあれば裁判沙汰になっていてもおかしくないでしょうし、逆にコーチが子どもを小突いただけで、会社が社員をクビ(自主退職)にしていますからねぇ~。
というわけで、日馬富士には引退してもらって、上司の話の途中でスマホをいじる部下を怒る仕事を始めてほしいと思います。(意味不明)
でわ、股!!
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