46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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褒められると照れちゃうのは、きっと自分のことが「あざとい人」だと思っているから?というハナシ

「良いおっちゃん」だと、褒められました。

正直、ニシオカさんがいなかったらとっくにブログをやめていたと思う。

それなのに、ずっと「ブログ仲間」と呼び続けてくれて、見も知らぬ私のことを心配して見守ってくれて、ニシオカさんこそ「良い男性」「良いおっちゃん」の代表例だな、と思う。

www.teihen-writer.net

こういうときには、素直に「ワーイ!」と喜べばいいのでしょうが、まだ、相変わらず、喜ぶと同時に照れちゃいます。

でも、本当の本当は、自分のことが、「あざとい人なのでは?」と思うことが心のどこかにあり、それを自問自答しているうちに「あざとい派」が勝ってしまい、褒めてくれた人に悪いから、せめて、照れることで良い印象を返しておこうとしています。

そして、これもあざとい行動なのです。(と思っている)

 

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昔、まだ会社勤めをしているとき、こんなことがありました。

自分が勤めていた現場の近くに会社で一番偉い人が通う病院があり、毎週決まった曜日の朝一番に通院することを知っていたので、そのタイミングに合わせて施設の外の窓を拭くという重労働を自らやっていました。

しかも、その一番偉い人が、清掃作業をする部下を見つけても、直接声をかけてこないシャイな方で、しかしながら、そういう努力する人間にすぐ感動するタイプの人であることを知っての行動でした。

その数日後、近しい間柄の上司から、「一番偉い人から、お前に伝えるように頼まれた」と切り出され、その一番偉い人が「この前病院に行ったら、責任者であるニシオカが、自ら現場の窓を拭いている姿を見て、会社のトップとして感動したし、誇りに思う」と仰られていたことを、聞きました。

その間に入った上司を含め、2人とも会社の一番偉い人から褒められたことになるので、それを素直に喜べばいいのですが、「そのタイミングを狙って清掃すれば、一番偉い人が喜んでくれるのでは?」と思って取った行動であることは事実であり、それをあざとい行動といえばそうなるので、「アレ、わざとなんですよね~」と返すことしかできず、それを聞いた上司から「お前、あざといな~」と言われても、本当のことなので、苦笑いしてごまかすことしかできませんでした。

別にそれがトラウマになっているとか、そういう話ではなく、ただ単に「それが自分なんだもん」と思っているから否定することもせず、その考え方は今でも完璧には消えていません。

そんなあざとい自分が嫌になり、仕事には全く関係のない、行きつけの飲み屋で出会って仲良くなったお坊さんに、「自分ってあざといですかね?」とぶつけたこともありましたし、あざといと思われないように、人に対する気遣いを出来るだけ抑えてみたり、気が付いても行動に起こさなかったり、わけのわからないことを繰り返しても、やっぱり「自分=あざとい」という方程式は消えていません。

 

自分のことを「良いおっちゃん」と褒めてくれた其処當あかりさんは、ブログを始めたころにネット上で出会った方で、自分のような素人丸出しの文章を書く素人ではなく、子どもの頃から文章を書き続けてきて、今はそれを仕事にしているプロです。

以前、そんな文章のプロから、「ニシオカさんの書く文章、好きですよ」みたいな褒め言葉をもらったことがあり、有頂天になったことがあります。

自分の放つ言葉や文章には、「これって、あざといのでは?」と思うくせに、人からもらえる言葉は素直に受け止めるので、よくよく考えれば「お世辞」もしくは「社交辞令」だったのかもしれませんが、今でも、ずっと、宝物です。

そんな宝物をくれた方が、紆余曲折いろいろあったけれども、もしかしたら幸せを摑めるかもしれない。何がその人にとって幸せで、何が不幸せなのかなんて誰にもわからないのですが、本人が幸せと感じるなら、それが何よりも大事で、その兆しが本人の口から出た瞬間、「よかった~」という想いが手を動かし、キーボードを叩いていました。

 

そういえば、前述したお坊さんから、こんな言葉を頂いたことを思い出しました。

「相手に何かしてあげようとする、その瞬間は、きっと本心であり、それから時間が経って、「あざといのでは?」と思うのでは?」

「であれば、その瞬間は、相手のために必死でやるだけやって、あとは野となれ山となれ。ですよ」

なのでブックマークに書いたコメントも、この文章も、本当に本当は「あざといのでは?」と思う自分がまだどこかにいるのですが、そのとき思った感謝の気持ちは本物であり、その次の瞬間から生まれる、いわゆる「あざといスパイラル」は、とりあえず無視して、「あとは野となれ山となれ」のマインドで書いております。

ただ、このお坊さん、いろいろあって、その行きつけの居酒屋を出入り禁止になりましたが・・・

 

というわけで、自分でも何を書いているのかわからなくなりましたが、こんな自分でも誰かの役に立っているということを、自分の幸せとして、今後もブログを書いたりYouTubeに動画を上げたりしつつ、残りの人生を楽しんでいきたいと思います。

 

でわ、股!!

 

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