こんなニュースを見つけました。
米大手のアメリカン航空機内で乗客を機内に迎え入れ、飲み物サービスに努めていた女性の客室乗務員が同社の最高経営責任者(CEO)に誤って飲み物をこぼす痛恨の不手際がこのほどあった。
乗務員歴が4年のマディー・ピータースさん(28)が勤務中にこの種の粗相を働いたのは初めて。生涯で最悪の出来事の1つに表情が凍り付いたとし、ただ笑顔を作ってその場をしのぐしかなかったと振り返った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-35135719-cnn-int
そりゃ~自分が勤める会社、しかもめちゃくちゃデカイ会社の一番偉い人に、もちろん誤ってではありますが、飲み物をこぼしてしまうなんて・・・「やっちまったなー!」状態で、笑うしかできないでしょうね。
しかし!この会社の一番偉い人は怒りませんでした。
幸いなことに、ダグ・パーカーCEOが怒ることなどなく、非常にわきまえた対応を示したため事なきを得たという。パーカー氏はフライト中にピータースさんに大したことじゃないとも話しかけて安心させ、一緒の写真撮影にも応じていた。
素晴らしい!
世の中には、ナッツの提供の仕方でブチギレて世間から大バッシングを喰らっちゃう偉い(偉かった)人もいるくらいですから、それに比べれば神対応ですよね。
でも、この事件(?)のおかげでマカダミアナッツの売上げが急増したらしいですから、ホント、世の中何がどう転ぶかわかりませんよね~
もちろんサービスを提供する会社としては、同じようなミスをお客さんにしたらダメですから、原因と理由を究明して同じ過ちが繰り返されないようにしないといけないのですが、今回のCEOの対応を粋に感じたスタッフは、きっと前向きに改善策に取り組むことでしょう。
スポンサーリンク
で、世の中にはこういう会社があることを知ると、そうじゃない会社に勤める人は、本当にイヤになりますよね。
そういえば自分も会社勤めをしているとき、そんなことを思っていたよなぁ~と思い返していると、こんな話を思い出しました。
それまで現場で勤務していたスタッフが本社勤めになり、他の偉い人たちと一緒にお昼ゴハンを食べに行くことになりました。
行った先は偉い人たち行きつけの中華料理店で、本社勤めとなったスタッフにとってはは、初めての来店となりました。
で、他の偉い人たちは何度も訪れている店ですから、メニューも見ずに「〇〇定食」などと注文していきますが、当然初めてのスタッフはどうしていいかわからず、確実に中華料理店にあるメニューであるであろう炒飯を注文しました。
当然、先に注文した他の偉い人の「〇〇定食」が運ばれてきて、もちろん「お先にどうぞ」となるのですが、なかなか炒飯がやってきません。
テーブルを囲んだ全ての偉い人の「〇〇定食」が運ばれてくる中、炒飯だけが運ばれてくる様子は無く、「もしかして忘れられている?」と思う頃には、偉い人たちの「〇〇定食」は残り僅かです。
で、やっと運ばれてきた炒飯に、初めてのスタッフは安堵の表情をしたのですが、そこで、その偉い人たちの中でも一番偉い人の強烈なひと言が、安堵した表情を青くします。
「誰や?炒飯なんて時間のかかるもの注文したの?」
その瞬間、初めてのスタッフは炒飯の皿を手に取り、出来立てホヤホヤで湯気タップリの炒飯にレンゲを突き刺し、かき込むように炒飯を平らげたそうです。
その後、騒動のあった中華料理店は潰れてしまいましたが、全く騒動とは関係ないようですし、その一番偉い人はまだ会社にいて、その初めてのスタッフも本社で頑張っておられるそうです。
ただ、その人がそれ以降炒飯が食べられなくなったという噂は・・・あくまでも噂です。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。