どうも、マスクド・ニシオカです。
先日、嫁と二人で映画を観に行きました。映画館の選択肢がいくつかありましたが、どうせなら大きなスクリーンで観よう!ということで、万博公園に近いエキスポシティを選びました。そしてシン・ゴジラをIMAXで観賞してきました。
嫁が「どうせエキスポシティまで行くならニフレルに行きたい!」ということで、自分はニフレルの存在を知らなかったのですが、今回はほとんど画像無しという、へっぽこレポートをお届けします。
と、その前に・・・
ニフレルニュース
<2018/2/8>
ニフレルでが2月9日を「フグの日」として、国内初の繁殖に成功した、フグの仲間「パオ・アベイ」の赤ちゃん(約2cm、20匹予定)の展示を始めます。
この「パオ・アベイ」は、ベトナムのメコン川流域を中心に東南アジアの河川に生息する魚で、日本での飼育例が少なく、国内で飼育展示しているのはニフレルと、山口県の「海響館」だけだそうです。
ニフレルとは?
ニフレルとは、大阪は万博公園のすぐ近く、エキスポシティに出来た新感覚『生きているミュージアム』と名づけられた水族館?動物園?なのです。
ニフレルとは「~に触れる」ということで、いろんなモノに触れることが出来る、という意味だそうです。
アクセス(車で行く場合)
ニフレルのある万博公園エキスポシティに駐車場があります。
駐車料金は、乗用車1台に付き30分200円ですが、ニフレルに入館したらサービスで2時間が無料になります。さらに、エキスポシティ内でのお買い物の合計額で駐車サービスが変わるようです。
ただし、近くにサッカースタジアムがあり特別なシステムが導入されています。
簡単に説明すると、サッカー観戦目的の駐車場利用を防ぐために、サッカー開催日には注射料金がプラス6,000円されます。
これはサッカー観戦目的の場合であり、その他の利用目的であれば、解除することが出来ます。
詳しくはコチラをご覧ください。
http://www.lalaport-expocity.com/special/1601zerosystem/index.pdf
さらに試合日程などは、コチラで調べることが出来ます。
レンタカーのサイトも紹介しておきます。
アクセス(電車で行く場合)
大阪モノレールの万博記念公園駅から徒歩2分なのですが、大阪在住でない方には大阪モノレールの乗り継ぎがわかりにくいと思われます。
- 阪急京都線 南茨城駅から約5分
- 阪急宝塚線 蛍池駅から約16分
- 阪急千里線 山田駅から約3分
- 地下鉄御堂筋線 千里中央駅から約6分
- 地下鉄谷町線 大日駅から約16分
- 京阪電車 門真駅から約18分
- 大阪空港から約17分
上記の駅から大阪モノレールに乗り継いで万博記念公園駅に向かいます。
ヤフーの乗り換え案内のリンクを貼っておきますので、行き先を万博記念公園駅で調べてみてください。
ニフレルの営業時間と料金
営業時間 10:00~20:00(季節により変更あり)
休館日 基本年中無休(年一回臨時休業あり)
入場料
- 大人1,900円
- 子ども(小中学生)1,000円
- 幼児(3歳以上)600円
その他注意事項
- 館内禁煙
- 飲食禁止
- ペット同伴禁止
- 自撮り棒禁止
- フラッシュ撮影禁止
詳しい問い合わせ
- 0570-022060 (ナビダイヤル)
個人的なノンオフィシャルな解説
ここから書くことは、超個人的な感想ですので完全なるノンオフィシャルです。オフィシャルとしては7つのゾーンに分かれて・・・なんて書いてありますが、そんなものは全く無視して好き勝手に書かせていただきます。関係者も誰も怒らないでくださいね。
まずは水槽ゾーン
ニフレルに入ると、まずは水槽ゾーンがあります。もちろん水槽には様々な魚やクラゲや貝などが展示されています。とにかく数が多いので次々に見て自分の気に入ったところでじっと観察するのがオススメです。最初はサイズの小さいのから少し大きなサメまで展示されていて、見る者を飽きさせません。一応順路はありますが、いつでも逆行できますので安心して進むことが出来ます。
いきなり盆と正月が!
この水槽ゾーンの間に気に入ったのが2つありました。この後の順路で行けばまだ序盤なのですが、自分としてはこのニフレルに来て一番面白かったところです。
ドクターフィッシュ
ドクターフィッシュとは、人間の角質を食べてくれる魚です。自分は体験済みですが嫁は初めてでキャーキャー言ってました。自分も試してみたんですが、このニフレルでは指一本というルールがありましたので、そんなに寄ってこないだろうと思っていましたが・・・来るわ来るわの大人気です。
ちょっとわかりにくいですが、隣にいる黄色い服の子どもの手にはあまり寄らずに自分の指にわんさか来ていました。はっ!それだけ自分の指が汚いということか!おっさんのエキスが出ているのか!指一本のルールを守りつつ、全ての指を突っ込んでみましたが、もれなく大ヒットでした。出来れば痛風で病んだ足を突っ込みたかったのですが、大人なので止めておきました。
ヨダレカケ
これは画像がありませんが、ようするにハゼみたいなものです。(嫁と二人でハゼだ!って言ってましたが、実は違ってた)水槽のフタがされておらず、上からダイレクトに眺めると木の板の上にみんなで張り付いています。しかし、みんなで仲良くではありません。そんな大きな板ではないのですが、そこで場所取りだか縄張り争いだかが行われています。
普通にウネウネ動くだけならそんなに面白くないのですが、コイツ達はアグレッシブです。いきなり飛びます。飛びます飛びます!二郎さんです。あんまりにも動くので、ためしに上から手をかざして影を作ってみると、それにも反応してぴょんぴょん跳ね回ります。
もう、ずーっと見ていても飽きませんが、時間の関係で移動しました。あとで帰って調べてみると、水が苦手な魚として有名みたいで、沖縄に生息しているそうです。水族館で飼えるなら自宅でも飼えないか?とちょっとだけ調べてみましたが、あまり情報がなく、餌となる岩場のこけの入手が難しいとありました。でも、水槽のガラスに張り付いて逃げ出す可能性もあるから、飼うのは難しそうですね。
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子どもは走り回り大人は休憩
水槽ゾーンが終わるとちょっとした遊べる空間が待ってます。凄く大雑把に言うと、巨大ミラーボールのあるディスコです。ミラーボールの光と床の光が融合してキラキラしています。子ども達はその光と戯れる為にはしゃいで走り回り、大人は壁際にある設置されたオシャレな椅子に腰掛けて休憩する。そして私たちはスルーしてきました。
ジャングルゾーン
順路に従い、エスカレーターで2階に上がります。本当の名前は『みずべ』ですが、勝手にジャングルゾーンと命名しました。その理由は、さっきまでは比較的和やかというか安全だったのですが、一転して攻撃的なイメージの生物が展示されています。
ホワイトタイガー
まず、ホワイトタイガーの登場です。ゲージも広いのですが、こういう野生動物のお決まりの昼寝です。いや、寝てないのかもしれませんが動きません。そりゃそうでしょう。一頭しかいないので縄張りなんて関係ありません。ずっとゲージの上で人間を見下ろすように動きません。まったく、ヨダレカケのアグレッシブさを見習って欲しいものです。
ワニ
かなりの大きさのワニが2頭(2匹?)水の中でこちらも寝ていました。ゲージをよく観察すると繋がっているようで分かれているので、この2頭もかち合うことがありません。牙を抜かれたとはこのことです。抜かれてませんけど。時間があれば陸上を動くところが見れたら大迫力だと思います。
カバ
動物界最強説があるカバですが、実際にそうなのか自分にはわかりません。しかし、ホワイトタイガーよりもワニよりも動いていたことは間違いありませんので、このゾーン最強であることは間違いありません。
売店
このゾーンには売店があります。ちょっとしたフードとドリンクが売っていて座って飲み食いする場所もあります。しかし、一番の目玉は『食べる水』でしょう。
自分は食べませんでしたので味の方はわかりませんが、話のネタにはいいかもしれません。それとデートで来ている二人がキャッキャ言いながらこれを食べさせあいっこなんてしてみてください。きっと誰かに白い目で見られます。しかし、恋は盲目と言いますから、気にならないんでしょうね。うふふ。
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陸&空ゾーン
ここは小動物と鳥の楽園となっております。このゾーンで注目すべきは、鳥のほとんどが放し飼い状態です。自由に空間を飛び回ります。そして自由に糞をします。そうです、空からの攻撃です。空爆作戦です。気を抜けません。そして、その空爆を気にしているとカピバラやらカワウソやらビーバーといったカワイイ動物が動き回っています。どうしてもそっちに目が行きます。しかし、空爆が来ないとも限りません。このトラップは見事です。
自分は、この空爆にやられまいとビーバーたちを無視していました。そしたらビーバーはそれに気がついたのか、普段、寝床に帰るための通路になっている扉の部分をカリカリと誰が見てもかわいいと思わせる行動に出ました。さすがにカワイイとは無縁のおっさんでも目が奪われます。しかし、その瞬間を狙って鳥が羽ばたくのです。『あぶない!空爆だ!コンビネーション技だ!』と妄想を楽しんでいたのはナイショです。
言うことを聞くペリカンと言うことを聞かない人間の子ども
この陸&空ゾーンではにはかなりの大きさのペリカンがいます。たまたまペリカンが木の上にいて、その周りを係りの人が清掃する時間となりました。デッキブラシを持ったお姉さんが清掃の準備に入る前に、ペリカンが木の上から羽ばたいて水面に着水することを予測して、水槽の周りでかぶりついている人間の子ども達に注意を促します。『ペリカンさんが飛んでくると水が飛んじゃうから、少し離れていてねぇ~』しかし、子ども達は下がりません。それよりもペリカンが飛んでくるから余計に前に出てきます。もう一度お姉さんが注意勧告を行います。『はぁ~い、ちょっとお水かかるかもしれないから下がろうねぇ~』しかし、子どもは下がろうとはしません。全く大人の言うことを聞きません。
子ども達にとっては、ペリカンがどれくらい飛べるのかわからないし、飛べない鳥だと思っているかもしれません。自分としたら、確かに安全面では危険なことは避けるべきですが、自然の驚異や自然の怖さを教えるにはそのままスイスイやってペリカンを飛ばしてやったらいいのに、と思っていました。結局、係りのお姉さんがペリカンに手をかざして合図したら、あっさり羽ばたいて見事に着水を決めました。子どもに水をかけずに着水するところを見ると、ペリカンの方が言うことを聞いています。
そうやってペリカン騒動が行われている頃、自分はひそかに念を送っていました。『いまだ!空爆するなら今だ!自然界の恐ろしさをやんわりとわからせるには今しかないぞ!』しかし、残念ながら自分の念は届かなかったようです。
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最後はお別れゾーン
最後のゾーンは映像と音楽が流れているのを座って眺められる、ゆったりと座れるゾーンです。自分たちは、まだ先があると思ってここもスルーしましたが、実はこのゾーンで最後です。ニフレルをしっかり堪能したい方は、ここをスルーせずに楽しんでください。
公式サイト
現在「生きものアートにふれる展」が開催中です!
引用 生きものとアートにふれる展|生きているミュージアム ニフレル
2017年9月14日~2018年3月14日の日程で、「生きものアートにふれる展」が行われています。
水槽の周りにアート
幻想的なアートが見れて魚も喜んでいるでしょう。
水槽の中にもアート
こちらは水槽の中にアート作品が入っています。
よくわからないアート
感受性の低い自分にはよくわかりませんでした。ゴメンナサイ。
とにかく、ニフレルの「生きものアートにふれる展」は下記の日程で開催中です。
- 2017年9月14日~2018年3月14日
詳しくは公式サイトでご確認くださいな。
生きものとアートにふれる展|生きているミュージアム ニフレル
最後に
どう表現していいのかわかりませんが、これまでに行った水族館や動物園とはまた違った楽しみ方が出来る場所だと思います。
思い出しながら書いていて思ったことは、ほとんどの水槽が360度ぐるりで見れることがそう思わせているかもしれません。壁に張り付いている水槽だと中の展示しているモノが奥に行ってしまうと見えにくくなりますが、奥に魚がいるなら自分がそっちに回り込めば良いだけになります。
自分は気がついていませんが、そういう工夫がされているかもしれませんので、その辺は自分の目で確かめてください。
個人的には最初に書いた『ヨダレカケ』が最高に見ていて飽きないコーナーでした。見てくれがかわいくないのがさらに自分好みです。
嫁がなぜ『ヨダレカケ』反応したかというと、NHK Eテレの2355というミニ番組に出演する『トビー』とかぶったようです。
嫁と意見が合うのは珍しいことです。ありがとうニフレル。
でわ、股!!
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