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国民健康保険と任意継続保険の保険料を比べた結果

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健康保険の選択肢

7月で会社を辞めました。今後生きていくためには健康保険に加入する必要がありますが、会社に所属しない場合、健康保険の選択肢がいくつかあります。そこで自分を例に、実際の保険料がいくらになるか考えながら試行錯誤してきましたので、ここに書き記します。

サンプル(自分)の条件

  • 年齢は46歳
  • 大阪市在住
  • 社歴は20年
  • 実際とは違いますが、わかりやすくするため所得400万円とします
  • 退職後、転職せず無職状態
  • 嫁あり子どもなし
  • 嫁は会社員として保険に加入している

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任意継続の保険料

任意継続の保険料は簡単に計算できます。

都道府県支部 | 協会けんぽについて | 全国健康保険協会

このサイトの計算式に自分の条件を当てはめれば大体の金額が出ます。自分の場合は、ここで調べるのと同時に実際に協会を訪れて金額を調べてきました。

任意継続の保険料 32620円(月額)

国民健康保険の保険料

国民健康保険の保険料の計算はかなりややこしく、実際に役所を訪れて計算してもらうのが正確で手っ取り早いです。しかし、役所に行くのが難しい方は住んでいる場所の役所のホームページ(自分の場合は大阪市役所のHP)を調べれば大まかな計算式を調べることが出来ます。ここでは割愛しますが計算の内容を書いた記事を載せておきます。

www.maskednishioka.com

ここで計算した結果がこのようになりました。(前回の記事より)

国民健康保険の保険料 48166円(月額)

任意継続の保険料   32620円(月額)

国民健康保険の手続きと減免審査

前回の記事にも書きましたが、この状態であれば任意継続の方が保険料が安くなるのですが、国民健康保険の場合は減免措置というものがあります。これは退職後に前年所得に対して10分の7になる場合は保険料が安くなるというものです。これについても前回の記事に書いてありますので、そこまでは読んで頂いた方がわかりやすくなります。

それで、減免審査が通った場合の保険料を自分なりに計算した結果がこうなっていました。

  • 任意継続の保険料   32620円
  • 国民健康保険の保険料 48166円(減免なし)
  • 国民健康保険の保険料 15576円(減免あり)

ただし、この数字はあくまでも自分が計算したものであり、実際の数字ではありません。そこで、これを確かめる為に実際に役所に行って細かい内容が判明したので、それを以下にまとめて書いていきます。

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役所から保険証の案内が届く

まず、減免出来るかどうかはさておき、役所から健康保険証の引き換えの案内が届きます。その封筒には正確な数字が載っていて確定した保険料が書いてあります。減免の案内も書いてありますが、減免したらどうなるか?までは書いてありません。

役所にて保険証の受け取り

案内に書かれている必要なものは以下となります。

  • 保険料の書かれた用紙(封筒に入っている)
  • 印鑑
  • 口座振替をする場合、その銀行のキャッシュカード
  • 退職を証明するもの(離職票など)

離職票については減免措置を受けるために必要となるので、保険証の受け取りの場合は不要となります。

保険証の受け取りは問題なく、保険料の金額を確認して受け取り確認の印鑑を押せばそれで終わりです。ですが、このままでは金額は48166円となり任意継続の方が安くなります。ここから減免措置の申請となります。

国民健康保険の減免申請

自分の行った区役所の場合、ここで窓口が変わるのですがスムーズに受け付けてもらいました。担当の方に会社を辞めたことを説明し、必要な書類をそろえていきます。

  • 離職票(コピーを取ってくれる)
  • 申請書(氏名や退職日と退職理由などを記入)

ここからが問題で、自分は減免が通るかどうかをすぐにやってくれるのか数ヶ月必要なのかがわかっていませんでした。実際、国民年金の場合は審査に3ヶ月ほどかかると言われていましたので、国民健康保険も同じようになるかと思っていましたが・・・数分後あっさりと審査が通りました。

正直者が馬鹿を見る国民健康保険 (宝島社新書)

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減免後の国民健康保険の保険料

減免が通ったことで、保険料は格段に安くなりました。計算方法は割愛しますが、所得額に対して80%引いてくれる(20%だけ払う)ことになります。ただ、月額の出し方が少し変わっていました。

  • 任意継続の保険料   32620円
  • 国民健康保険の保険料 48166円(減免なし)
  • 国民健康保険の保険料 15576円(減免あり)

この計算をしたときの条件は9ヶ月で払うという計算でした。そして、これを元に国民健康保険の保険料の計算し直します。

15576×9ヶ月=140184

これを8ヶ月で払うという計算にします。

140184÷8ヶ月=17523

ということで、再度比較するとこうなります。(減免なしも計算し直しています)

任意継続の保険料   32620円
国民健康保険の保険料 54186円(減免なし)
国民健康保険の保険料 17523円(減免あり)

ただし、これは自分の計算を元にしたものです。実際の金額はこれとは少し違いますので予めご了承ください。

まとめ

何度も書いておきますが、ここに書かれていることは自分で資料を基に計算をしたものですので、大きな違いはありませんが正確な数字ではありません。ご自分の正確な金額を出す場合は役所に行かれたほうが良いかと思われます。くれぐれも金額の違い等があっても当ブログでは何の責任も取れませんので、ご理解ください。

自分の場合、退職後転職をしませんので健康保険については自分で入らないといけません。これが退職後転職して場合は会社の保険に加入することになります。しかし、退職後に減免措置があることは言われて初めてわかったことでしたので、やはり事前勉強は大事だと感じました。

あとは、健康保険の金額が決まりましたので、今後は払う方法を振込みにするか毎月コンビニなどで払い込みをするかの選択です。役所にキャッシュカードを持っていけばすぐ出来るみたいです。自分はキャッシュカードを持っていっていましたが、どの口座から振り込むかを嫁と相談する必要があったので再度行くことになりました。

忘れていましたが、任意継続保険の手続きを進めていたので、これを解除してもらう必要があります。これは電話で連絡しておけばいけると思います。もし、ダメな場合でも任意保険は一回でも払い込みがなければ自動で権利が無くなるので、そのまま払わないでおくと裏技(?)もありますので、何とかなるでしょう。

これにて健康保険については一件落着です。あとは国民年金の減免がどうなるかですが、あれ?他に住民税とかもあるのですよね・・・。まだ勉強しなければ!

 

でわ、股!!

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