どうも、マスクド・ニシオカです。まだまだ暑いですね。
ちょっと溜まってしまった映画の感想を、まとめて一挙に書いてみます。ただし、自分の感想なんて、映画専門ブログの方なんかに比べることも出来ないくらいヘボイ内容ですので、その辺は予めご了承ください。
レッド・ライト
ストーリーとしては、超能力者だと偽って儲けている人を見破る科学者との対決、それにいろんなものが絡んでくるというものですが、ちょっとおかしな点はありますが、肝心なトリックをちゃんと見破っているので、「実際にいる超能力だと言っている人は、こんなことやっているんだなぁ~」なんて思えます。面白いと思います。
ザ・ファイター
実話だそうです。ボクシングでそこそこ名を馳せた兄、それを慕う同じくボクサーの弟。そのふたりに加えて、家族と恋人といろいろ交じり合って、世界タイトルに挑戦する。って話なんですが、この映画の見所は、弟と恋人(あと数名)だけがまともで、あとの全員がおかしい人ばかりです。
好きなシーンは、主人公である弟に恋人が出来て弟が家を出てしまいます。それを逆恨みした母親と妹たちで車に乗り込んで「弟を取り返せ!」と言わんばかりに、弟のいる恋人の家に車に乗って殴りこみに行きます。真剣だからこそ、必死だからこそ、笑えてきます。なんだか、ありきたりな言い回しですが『事実は小説よりも奇なり』という言葉がピッタリです。面白いと思います。
デッドマン・ダウン
家族を殺された主人公が、復習をするために殺した組織に入り込み、じわじわと組織を苦しめていたはずだったけれども、殺しの場面を隣のマンションの住人の女性に見られ、その女性の顔に一生消えない傷を負わせた男を殺せという依頼を女性から受けて断るけれども、女性に殺しの現場を見られたことを脅迫されて、仕方なく女性の依頼を受けることにする。そんなふたりが次第に惹かれあい・・・って話なんですけれど。
けれど、このストーリーのおかしいのは、組織にバレないように組織を苦しめていく凄腕の主人公なのに、隣のマンションに住む、普通の女性に殺しの現場を見られるというミスを簡単に犯していることが、どうにもおかしな話です。
もちろん、その女性に見られなければ、主人公が組織に対して復讐するだけのストーリーになってしまいますから、何がなんでもその部分は必要なんですが、なんだか書いているとそんなことを思い出してしまいました。それ以外は面白いです。
スポンサーリンク
最強のふたり
最強に面白いです。こういう話に弱いです。ストーリーとしては、全身麻痺の大富豪の身の回りの世話をする仕事に応募してきた男、なんでも本音で語るのを大富豪に気に入られて採用される。大富豪に気を使わず、人間として扱う雇われた男。他の誰もが出来ないことを、やってのける男に信頼を寄せていく大富豪。そんなふたりが、まわりの人間も変えていく・・・みたいな感じですかね。
実話であり感動します。話の流れで予想を裏切られることは無いですし。その予想を上回ることはありません。そんなに『感動させてやる!』という演出も無く、ごく自然な感じがたまらない、とあとでじわじわ来ます。そして、ラストで流れる音楽が良くて一気に心が揺さぶられます。
これはネタバレになりますが、このふたりのその後がラストで流れるんですが、身の回りの世話をしていた男のその後を見た自分が『すげー!』って思ってしまったんです。でも、それって結局、人のことを社会的地位で見てるということになるのに自分で気がついて、めちゃくちゃ恥ずかしくなりました。自分はこの男にはなれないと思わされて、ちょっとだけ自己嫌悪です。でも、これを見ていない人は損してますよ。面白いです。
ゾンビスクール!
ストーリーとしては、謎のウイルスが入ったチキンナゲットを食べた子どもがゾンビになって、学校が大パニック!です。それ以上でも、それ以下でもありません。ゾンビ映画が好きな自分は最後まで観れましたが、そうでない人は厳しいかもしれません。
設定上、主人公の先生が作家を目指していて、ゾンビに囲まれて大変だ!ってときに小説の設定を思い出してメモを取る、それに対してみんながツッコミを入れるシーンがあります。(みんな!ここは笑うところやで!って言われてるみたい・・・)
ならば、この映画を観ている自分が、ゾンビの設定として『人間とゾンビと動物の三つ巴の争いってストーリー面白くない?』なんて、考えてメモを取るのは、怒られませんよね?
とにもかくにも中途半端でゾンビ愛も感じない作品でした。観れるけれどね。
パラドクス
ストーリーとしては、家に踏み込んだひとりの刑事から逃げる為に、部屋を飛び出した兄弟だが兄が刑事に撃たれる。しかし、出口が見つからない。旅行に車で出かけた家族だが、娘の喘息の薬を誤って父親が壊してしまう。しかし、来た道を戻っても家にたどり着かない。このループする世界に取り残された2つの物語。
自分は面白いと感じました。なんていうか、説明がちゃんとされていて好感が持てるというか、いや、無理な設定はあるんですけれども、それを成り立たせるための説明を・・・いや、やっぱり無理がありますね。前言撤回。
例えば、そのループした世界でかなり長い間閉じ込められるんですけれど、そうなると普通に考えれば食糧不足でジ・エンドです。しかし、自販機のサンドイッチや棚においてある飲料水が、1日1回復活するのですが、その部分の説明は全くありません。一度前述した刑事が、「なんじゃぁこりゃぁぁぁぁぁ!」と触れるのですが、未解決のままみんな受け入れます。しょーがないけど不誠実。
それでも自分は面白いと思いました、全体の設定として、最後にグイィィィィーーー!っと話をまとめだすんですが、ここからがこの映画の見所という感じです。そこに至るまでにたどり着くことが出来れば、それまでの説明不足などは「ま、いっか」と言えるような気がします。でも、DVDのパッケージだけはダメ。絶対。損してる。
マイノリティ・リポート
帳の上特赦のおかげで、殺意を持った人間を事前に予言することが出来るようになり、犯罪が起こらなくなった近未来、それに携わる主人公に自分自身が犯罪を犯す予言が届くが・・・。はい、ダメでした。自分には面白さが理解出来ませんでした。終わり。
スポンサーリンク
カリキュレーター
ダメだこりゃ。囚人が集められた星で、ここから進めば逃がしてくれると、言設定ですが面白そうだったのはここまで、あとはキビシイと思います。面白くなかった。
カラスの親指
カラスの親指 by rule of CROW's thumb 通常版【DVD】
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2013/05/29
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (18件) を見る
ストーリーとしては、詐欺師の主人公がいろんなことに巻き込まれながら、自分の過去に決着をつけるために大勝負をするのだが・・・という感じです。
これ、原作を読んでいたのでその違いを知るために観てみたのですが、原作の方がよかったですね。もちろん、どっちを先にするかという問題はありますが。とにかく、配役の村上ショージ師匠がもったいなかったと思います。あのひとの本当の面白さが出せていないのが大阪人としては非常に残念です。最初から最後まで標準語で通したことが原因では?と思ってしまいます。
原作を読んでいなければ、普通に面白い作品だと思いますが、過度な期待はやめておきましょう。
ごめんなさい!
途中ではございますが、ちょっと急用(デート、うひひひ)が出来ましたので、ここまでを前半として、残りの6作品につきましては後半として明日以降に書かせていただきます。何しろ無計画雑記ブログでございますので、何卒お許しください。
ちなみに、後半の6本のラインナップは以下のようになっております。
- オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主
- ボーダーライン
- 完全なるチェックメイト
- イット・フォローズ
- グッドナイト・マミー
- ヴィジット
がんばって書きますので、乞うご期待!たぶん誰も期待していないと思いますが・・・
でわ、股!!