46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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男は女の話を聞き、男は男の話を聞くハナシ

先日、若いカップルとじっくり話す機会がありました。

こちらは40代の男ひとりで、相手は20代のカップル。

年齢だけでいえば、親子ほど離れた関係ですが、性別という関係でいえば、男と女の関係です。

もちろん、イヤラシイ意味ではありません。

世の中には男と女しかいない、という意味です。

 

そこでいろいろな話をしたのですが、若いカップルの諸問題として、このようなことが話題となりました。

女「話を聞いてくれない」

男「話を聞いて、解決策を言っても伝わらない」

おっさんからすれば微笑ましいノロケ話なのですが、当の本人たちは真剣です。

 

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そこで人生の先輩として、よくある「男女の違い」を話しました。

例えばパソコンが故障した場合、女性は故障したことで起きるトラブルに共感してもらいたくて、決してパソコンが故障したという問題の解消には興味がない。

しかし男性はパソコンの故障の原因を探り、問題をいかに効率よく根本的に解決する方法を考え、それをアドバイスとして伝える。

ここに生じるズレが「男と女の違い」であり、女性は解決策を求めているわけではないと考え、男は女の話を聞くことに徹することに集中して、ひたすら共感することに勤め、「へぇ~」「そうなんだぁ~」「大変だねぇ~」みたいな言葉を繰り出すべし。

みたいな感じです。

この意見に対し、若いカップルの女性は「そういうことなんです!」と共感し、男性は首を傾げつつも納得してくれましたが、それでも顔には「でもね?」と書いてあるようにも思えたのが、その証拠でもあります。

 

この話はあくまでも枕であり、今回の主張(?)はカップルと別れた後の話です。

カップルと別れた後のひとりぼっちの帰り道、楽しかった時間を反芻するようにカップルとの会話を思い返していると、「男は女の話を聞くべし!」なんて調子よく語っていたけれど、その話を聞いていたのは男性だったということに気が付いたのです。

もちろんそこには年齢という関係性があり、年上の自分の話を年下のカップルの男性が聞く、という図式が自然発生しているのですが、それじゃあ、そのカップルの男性の話は、誰が聞いているのだろうか?となったのです。

もちろんその場では自分も聞きましたし、その後はカップルですから女性が聞いてくれるのでしょうが、パワーバランスで考えると、どうしても男性の方が聞く側に回りそうな気がしますので、そう思った次第です。(そのカップルだけの話ではなく一般論としてですので、あしからず・・・)

 

そして、そんな妄想は止まるどころか暴走して、こんな考えに辿り着きます。

 

家庭で嫁の話を聞く男性上司。

嫁の話を聞くばかりでストレスがたまり、それを解消するために部下である男性社員を捕まえて、ストレス発散するがごとく話を聞かせる。

しかし、普段話を聞いてばかりで面白トークのスキルが上がっておらず、なかなか会話で場を盛り上げることができず、仕方なく会社への愚痴や下世話な話、タイミングの悪いおやじギャグなどを繰り出すことしかできない。

それに対し若い部下は、根本的な問題解決を試みるために、あからさまに顔に「面白くない」と書きますが、上司からすればそれが一番面白くない。

だから上司はパワーでねじ伏せるために、「年上の話は聞くもんだ!」とか「オレは上司だぞ!」とか言い出してしまい、当然部下は「ダメだコリャ・・・」となって会社を辞める。

なんて、考えすぎですかね?

 

というわけで、世の中の人材不足の原因は「男の女の話を聞くべし!」ということに行き着くのですが、もちろん、そんな主張が通るはずもなく、結婚生活23年目を迎えた自分としても、さらに聞く技術を磨く必要があるなぁ~と感じた夜でした。

世の男性のみなさま、結婚生活を円満にするのは、やっぱり男が女の話を聞くことだと思っております。しかし、こんなブログの戯言ではそう簡単に納得できないと思いますので、こんな本でも読んでみてください。

やっぱり、それでいい。: 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法

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でわ、股!!

 

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