46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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池江璃花子さん白血病のニュースで体の力が抜けちゃったハナシ

昨日このニュースを見て、体から力が抜けて、何にもする気にならなくなりました。

競泳女子のエースで、個人5種目の日本記録を持つ池江璃花子(18)=ルネサンス=が12日、白血病と診断されたことを自身のツイッターで公表した。

https://www.sanspo.com/sports/news/20190213/swi19021305050008-n1.html

ベタな表現で申し訳ないですが・・・

なんで自分みたいな46歳で会社を辞めて、世の中の役に立っているかどうかギリギリの線を行ったりきたりしている人間がピンピンしていて、幼少から母親の英才教育を受け、その期待にこたえるかのごとく頭角を現し、いよいよ来年オリンピック、しかも地元東京開催のオリンピックでメダルが狙えるまでになった若人が、白血病!?

オイ!神様!いるならちゃんと働け!

とか思って、何にもする気が起きなくなりました。

 

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池江選手の泳ぎはヘン

自分は水泳業界に長く勤めていますが、こと選手クラスに関しては苦手、というか「嫌い」という言葉がピッタリなので、「池江選手の泳ぎ方はここがこうで・・・」とか「実際に泳いでいるところを見たことがあるけれど・・・」などと偉そうなことは、何も書けません。

しかし、長年人が泳ぐのを見てきた人間としては、池江選手の泳ぎ方は「ヘン」なのです。それをちゃんと説明できないところに、自分が選手クラスが苦手な理由がわかると思いますが、とにかく普通の泳ぎ方ではないのです。

自分は上手く説明できないのですが、一時期同じ現場にオリンピック選手を育ててきたコーチがいて、その方が「池江の泳ぎはセンスが9割」というような話しをしていたので、どうやら池江璃花子さんの泳ぎは練習で出来上がったものではなく、もともと持っている体の特性を生かした泳ぎ方であるということがわかります。

で、そのヘンな泳ぎ方ながら速いのは、どうやら「腕が長いから」ということがいろんな人の研究でわかります。しかも、その長いリーチを生かした泳ぎ方をモノにするための、非常に厳しい練習に耐えるハートを持ち合わせているわけで、まさに「心・技・体」が揃った選手なのです。

 

そんな池江選手を創造してくれた神様には感謝

そもそも神様の存在は信じておりませんが、それでも、そんな「心・技・体」が揃った人間を自分と同じ時代に創造してくれて、しかも上手い具合に地元でオリンピックも開催してくれて、「神様!なかなかやるじゃねーか!」と喜んでおりました。

しかも、過去のオリンピックの記録を見ればわかるのですが、日本の女子が自由形の短距離(200m以下)でメダルを獲得したことはありません。(800mは柴田選手が獲得)

確かに個人メドレーや平泳ぎにバタフライなど、そういった種目では金メダルも獲得しているのですが、やっぱり一番速い人を決める自由形(クロール)の100mは、ちょっと他とは違います。

そんな花形である自由形の短距離で、もしかしたら金メダルが・・・と思えば思うほど、たとえ選手クラスが嫌いでも、一応水泳に関わる人間としてワクワクしていました。

 

でも神様!そりゃないぜ~

もちろん本人が一番大変で、その活躍ぶりを期待するだけの自分みたいな一般人が、あーだこーだということではありませんし、変なプレッシャーを与えるのは良くないことも理解しています。

しかし神様よ!これはあまりにも酷いんじゃねーのかい?

確かに、合宿中に体調不良になったことが白血病の早期発見になったというのは、本人にとっても周りの人間にとっても良かったことなのでしょうが、他にも娘を虐待して命を奪う父親や、寝ている母親の首を刃物で切ろうとする子どもなど、もっといるでしょう。

もちろん、そもそも神様の存在は信じておりませんが、それでも誰かに文句を言わないと気が済まないくらいショックでしたので、ごめんね、神様。

 

最後に

先日行われた記者会見で、担当コーチの口から「本人は東京オリンピックに出るつもりでいる」と語られました。

もし自分が同じ立場なら、ショックを受けて何も考える気も起こらず、先のことなんてどうでもよくなるでしょう。(その証拠に、聞いただけでやる気ダウンする始末)

確かに神様は、「その試練を乗り越えられる人にしか与えない」みたいな話を聞いたことがありますので、そう考えれば神様の行いは正解なのかもしれませんが、それにしても、なんだかな~!という感じです。

 

というわけで、何もできませんが、池江璃花子さん。がんばってください!

 

でわ、股!!

 

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