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アメリカの女子高生が水泳の試合で『露出過多』で失格⇒やっぱり取り消しになったハナシ

このようなニュース記事を読みました。

アメリカ・アラスカ州の高校生の水泳選手が、9月6日に開かれた地区のシーズン戦で、100メートル・クロール競技で優勝した。しかし、プールを上がった直後、失格を言い渡された。

彼女の着ていた水着が国内基準に照らし合わせ、「ルール違反」だったというのだ。

州大会でも活躍する、アンカレッジにある高校の17歳の水泳選手は競技の際、他のチームメイト同様に学校指定の水着を着ていた。それにも関わらず、彼女だけが失格判定を受けた。大会時に現場にいた審判は、他の審判が下した失格判定は、「選手のお尻が過度に露出していた」ことが理由だとAnchorage Daily Newsに話した。

(文字への装飾は筆者が行っております)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00010002-huffpost-int

で、このニュースには続きがあって、失格に対する批判が巻き起こり、結局は取り消しとなったそうです。

米アラスカ州で6日に行われた水泳大会で、学校指定の水着を着用していたにもかかわらず、臀部(でんぶ)の露出過多により女子選手が失格となっていた問題で、激しい批判を受けて10日、失格が取り消された。

(文字への装飾は筆者が行っております)

https://news.livedoor.com/article/detail/17074229/

まとめると、こんな感じです。

  •  女子高校生が100mクロールで優勝
  • しかし「お尻が見え過ぎ!」で失格に・・・
  • コーチが「水着は問題ない!体型がふくよかなだけ!」と激怒しブログに投稿
  • 批判殺到した審判側が「じゃあ取り消しに」

(ちなみにコーチの投稿がコチラ(全文英語です))

この話、日本だと考えにくいですが、多種多様な人種の集まるアメリカなら、規定の水着に収まらないボディーを持つ女子高生がいても不思議じゃないのでは?と納得です。

ただ、この事件(?)の背景には、そのふくよかな体型を持つ女子高生に対し、同じチームの男子生徒の保護者から「不謹慎だ!」とか「水着がおかしい!」という声が上がっているみたいで、それで審判に圧力をかけたのでは?という想像もできますが、真実はわかりません。

しかし、昔、高校生スイマーだった自分としては、V字型のいわゆるブーメランパンツが主流だった時代、お尻のワレメが見えるくらい小さいサイズの水着が流行していて、「それはルール違反とならなかったのになぁ~」とか思っちゃいますけどね。

f:id:maskednishioka:20190913102325j:plain

(当時の高校生スイマーの後ろ姿)

あと、自分は小さい水着だとお尻のワレメより、お腹のオニクの方が気になるので、普通サイズの水着を愛用していました。

 

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日本の競泳のルール(競泳競技規則)を見てみると

筆者自身英語がさっぱりダメなので、アメリカ競泳界のルールを調べるのはすぐに断念しましたが、日本語の方はまだ何とかイケるので、日本の競泳のルールである『競泳競技規則』を見返してみました。

https://www.swim.or.jp/about/download/rule/r_swim20180401_02.pdf

で、この中に『第 14 条 水着等』という項目があり、そこにはこう書かれています。

1 水着・キャップ・ゴーグルは見苦しくなく、人に不快感を与える
ようなものであってはならない。

つまり、日本であっても、他人が「見苦しい」とか「不快だ」と思うような水着であれば失格となる可能性があるわけです。

ただ、現在の日本におけるルールとして、公式の大会に参加するには、FINA(国際水泳連盟)が指定し、その承認ロゴが入った水着でないと参加出来ない、というルールがありますので、実際にはあってないようなものですかね。

 

ちょっと話はズレますが・・・

この『競泳競技規則』の中には、水泳指導に携わる人間であれば「当たり前」ですが、一般の方であれば「へぇ~」ということがいくつか書かれているので、紹介してみます。

自由形はクロールじゃなくても良い

第5条 自由形 
1 自由形はどのような泳ぎ方で泳いでもよい。ただし、メドレーリ
レーおよび個人メドレーにおける自由形は、バタフライ・平泳ぎ・
背泳ぎ以外の泳法でなければならない。

自由形=クロールなのは、単にそれが一番速い泳ぎ方だからであり、別にクロールじゃなくても、つまりバタフライや平泳ぎでも失格にはなりません。

昔、公式大会の400m自由形を全てバタフライで泳ぐのを見たことがありますが、あくまでもレベルの低い大会での話であり、さすがにオリンピックなどでは見ることはないでしょう。

 

途中で立っても歩かなければ失格にはならない

第 10 条 競技

5 自由形競技またはメドレー競技の自由形に限り、プールの底に立
つことは失格とならないが、歩くことは許されない。

なぜ自由形に限られるのかは謎ですが、歩かなければ立っても失格にはなりません。

なので、それを知るコーチは、チビッ子スイマーが競技中に何らかの理由(水を飲んだ等)で立ってしまった場合、プールサイドから「歩くなよー!」と指示を出すことがあります。(滅多にないですが・・・)

 

最後に

書こうか書くまいか迷ったのは、「規定の水着からはみ出るお尻って、どれくらい大きいのだろう?」という素朴な疑問ですが、結局心の声がはみ出てしまい、書いてしまったので謝っておきます。

ゴメンナサイ。

 

でわ、股!!

 

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