萩野 公介選手が400m個人メドレーで金メダル獲得!
先程行われたリオオリンピックの水泳競技最初の決勝となる男子400m個人メドレーで金メダルを獲得しました。同じ決勝を泳いだ瀬戸 大也選手は3位となり、注目されていたとの日本人のワンツーフィニッシュはなりませんでしたが、60年ぶりに表彰台に日本人が2人乗るという偉業を成し遂げました。
水泳を知っている人から見ると個人メドレーで勝つのは凄いこと
日本の水泳の歴史上、バタフライと背泳ぎと平泳ぎというテクニックが重要視される種目での金メダルはこれまでに数多く獲得されています。しかし、自由形と個人メドレーはそう簡単ではありません。
自由形は単純に身体能力が問われます。身体能力に優れている欧米人がどうしても有利になります。そして、個人メドレーは総合力が問われる種目です。どれかひとつの種目がちょっと苦手なだけでも、周りとの差が開きます。なので、これも日本人がこれまで勝てることが無かった種目と言えます。
だからこそ、今回の金メダルというのは物凄いことなのです。こんな言いかたしたら批判を受けるかもしれませんが、同じ金メダルでも価値が違うと思います。
スポンサーリンク
去年のケガがあったから勝てた
インタビューで去年のケガのことを聞かれた荻野選手がこう答えています。
「あれがあったから、勝てたとも思います」
実は、彼はめちゃくちゃ練習好きで有名です。ハードな練習で知られる平井コーチ(北島 康介を育てたコーチ)の練習を平気でこなして平井コーチが驚くそうです。そんな萩野選手が去年の6月に自転車でこけて骨折して練習が出来なくなります。
実は、このことを良い方向に捉えている水泳関係者がいました。自分の知っている水泳の先生ですが、この方がこんなことを仰っていました。
「怪我してなかったらオーバーワークになって潰れてた」
水泳に限らず、スポーツ選手というのは不安に勝つために練習をするのですが、その練習が自分を潰してしまうかもしれないのです。しかし、この怪我で萩野選手は休養することと自分を見つめ直すことが出来たのではないか?ということです。
スポンサーリンク
見事に先陣を切ってくれました!
個人的には、この400m個人メドレーが最初の決勝書目と言うことで、『いきなりメインイベントかよ』と思っていましたが、最初の決勝レースでこんなのも見せられて、他の選手が燃えないわけがありません。今後の日本人選手の活躍が楽しみです。
勢いだけでここまで書きました。情報が間違っているかもしれませんが、お許しください。
でわ、股!!