46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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裁判という自分の知らない世界をちょっとだけ覗く

どうも、マスクド・ニシオカです。

3歳からスイミングスクールに通い始め、学校のクラブも水泳部に所属し、専門学校に通うことで一時道を外れますが、そのがアルバイトで水泳のコーチを始め、そのままずっと26年水泳の世界に浸ってきました。水だけに。

水泳のコーチだからといって泳ぎ方や指導技術ばかり学んでいるわけではなく、世間一般のことも普通の会社員のように学んできたつもりですが、それでも知らない世界の方が多く、ともすれば一生知らずに終わる世界が、この世の中には腐るほどあります。

 

裁判の世界は知らずに終わるかもしれない

B級裁判傍聴記

B級裁判傍聴記

 

この本は先日、このブログが1周年を迎えたことで読者(であろう方)よりプレゼントされた本です。繰り返しになりますが、本当にありがとうございます。

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幸いなことに生まれてこの方47年間、警察のお世話になることもなく、裁判官の前に立つこともなく、平々凡々と生きてきました。もちろんこの先もお世話にはなりたくありませんが、そうなると全くその世界を全く知らないで終わってしまいます。

もちろん世の中には知らないほうが良いであろうコワ~イ世界もありますから、そういうのには簡単に首を突っ込むことは出来ませんが、世の中には意外とお手軽に自分の知らない世界を見せてくれるシステムがあって、それが裁判傍聴なのです。

 

裁判傍聴は無料で事前予約なしで

ご存知の方も多いと思いますが、基本的に裁判の傍聴って誰でも無料で、しかも事前予約無しで出来るものなのです。

ニュースで見るような世間を騒がす大事件の場合はくじ引きなんかで決まるようですが、誰にも知られないような、スーパーの万引きとか自転車泥棒や痴漢などの普通の事件の裁判は、関係者でなくても自由に傍聴席に座って見学することが出来ます。

この辺については適当に見聞きした知識でしかありませんので、詳しい方がおられましたら、突っ込みをお願い致します。

 

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いきなり裁判傍聴は腰が引ける

どうやら無料で自由に傍聴できる、という情報は手に入れたものの、さすがにいきなりは気が引けます。

だって裁判所で傍聴するときには、こっちから見えて向こうから見えない「マジックミラーシステム」にはなっていないので、裁かれる人(被告人)が座っているこっちを見て、「コイツ!顔は忘れねぇからな!」なんて思われたらどうしよう?

などと、しょーもない心配をしている暇があったらとっとと初体験すればいいのですが、本で雰囲気を味わうことも出来ると考えて、この「B級裁判傍聴記」をアマゾンの欲しいものリストにピックアップしたのです。

 

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普通の人だからおもしろい

基本的には著者である阿曽山大噴火さんが、実際に傍聴した裁判のおもしろかったエピソードを書いてあるのですが、そこに登場するのは普通の人で、もちろん罪を犯した人だから裁判で裁かれていて普通の人は裁かれませんが、TVドラマで見るような超悪人とか天才的な頭脳を持つ人ではありません。

そんな普通の人が裁かれていて、みんなマジメに裁判をやっているのですが、マジメにやっているからこそおかしくなって、笑ってはいけないという雰囲気が、笑いという火に油を注ぐことになるのでしょうね。

 

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本の中で好きなのを紹介

中にはちょっと笑えない裁判傍聴記もありますが、個人的に好きだったのを紹介してみます。

<崖っぷちばあちゃん>

60代の女性がスーパーで万引きをして裁かれているのですが、4ヶ月で4回も万引きしていて、さらに驚くのは、万引きがバレちゃったスーパーに詫び状を持って行った帰りに、そのスーパーで万引きしてしまうということで、裁判官も激怒して「アナタは、もう崖っぷちなんですよ!」と説教をされていました。

検察官からは懲役1年6ヶ月を求刑されますが、弁護士は寛大な処置を、と執行猶予付きの判決をお願いしていました。

判決は来週言い渡されるのですが、裁判官から「この一週間で何か思うところがあれば考えておいてください」と宿題を出されて裁判は終わりました。

しかし裁判所を出てみると、被告人のおばあちゃんと弁護士が何やらやりとりしています。

弁護士「長くなくてもいいから反省文を書いてきてもらって・・・読ませてくれるか分からないけどね。せっかくチャンスをもらったんだから」

被告人「あ、あと、私お正月に10日程旅行に行くんですけど、それはどうすればいいんですか?大丈夫なんですか?」

これを聞いた弁護士が激怒したのは当然で、「アナタは崖っぷちにいるんですよ!」と説教が始まったそうです。そりゃそうなりますよね~。

 

裁判が機械化されたらおもしろくなくなる

不謹慎なのは承知の上ですが、世の中の機械化が進んでAIなんかが判決を決める日が来てしまったら、こういうおもしろい裁判傍聴記は見ることが出来なくなるのでしょうね。

裁判はショーではありませんから、おもしろくある必要はありませんが、マジメにすればするほどおもしろくなるのですから、仕方がありませんよね。

まだ間に合うなら、機械化されてAIが裁くようになるなら、そのAIにおもしろ要素を組み込んで・・・くれないでしょうな~

 

でわ、股!!

 

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