46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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遊園地で本当に怖いのはお化け屋敷でもジェットコースターでもなく

どうも、マスクド・ニシオカです。お昼ゴハンはスタミナそば+卵かけごはん。

先日、嫁と2人の結婚生活が20年を迎えましたが、嫁が嫁になる前に「嫁に来ないか」と新沼謙治ばりに誘うきっかけは、お互いジェットコースターが好きでいつか一緒に遊園地に行こう、ということなのです。それから20年の間に2人で全国各地のジェットコースターに乗りましたが、最近はお互い並ぶための体力の低下によりそれほど乗らなくなりました。

このブログでは何度も書いていますが、少し前に嫁とユニバ(USJ)の年間パスを買いまして、自分は退職して無職で銭は無くとも時間だけはありますので、週一回のペースでふらりとリボーンしに行ってます。

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さあ、やり過ぎよう、生き返ろう。

それにしても、年間パスを買ってから5回くらい行ってるのですが、5回も生き返ってるとしたら自分はどれだけゾンビなんだろうかと、くだらないことを考えてみたり。

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先日、またひとりでゾンビから生き返ったのですが、この日は本家のゾンビはいなくなりハロウィーンとクリスマスの合間の平日で、比較的平穏な空気が流れるユニバでした。そんな午前中にユニバで一番の絶叫マシンである、「フライング・ダイナソー」に並んでみました。理由は簡単。人が少ないからです。

常に200分待ち、ひどいときは260分の表示が出ているほどの人気アトラクションだったフライング・ダイナソーも、さすがに寒くなって入場者が少なくなれば乗る人も少なくなるようで、この日はシングルライダーで80分待ちの表示ですから、上手くいけば40分ほどで乗れるだろうと並んでみました。

このプテラノドンになった気分で空を駆け巡るアトラクションは、ジェットコースターとしては珍しく「うつぶせ」の状態で乗る物で、ジェットコースターには乗り慣れている自分でも初体験のときはかなりの恐怖を感じました。しかし、それも最初のときだけで、2回目は余裕を持って乗ることが出来まして3回目となった今回は楽しんで乗ることが出来ると思っていました。乗るまでは・・・。

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さて、並んでいると順番が来て乗リ場に行くとそこには自分以外に女性が3人並んでいます。これは偶然にもハーレム状態です。こんなところに出会いが!と相手がオバサマじゃなかったら思っていたでしょう。自分を含め4人ともぽっちゃりしているので、Pカルテットと勝手に命名。もちろん心の中で。

そして今回のポイントは偶然にも一番前になり、フライング・ダイナソーのシンボルでもあるプテラノドンの見える場所で乗ることが出来ました。これは自分も初めてのことです。話は脱線しますが、ジェットコースターが好きな人の間では、一番前か一番後ろかどちらがいいか、という論争(?)がたびたび起こります。以下本格脱線。

ジェットコースター好きの常識としては、視界を楽しむのなら一番前でスピードを楽しむなら一番後ろというのがあります。理由としてはレールに繋がっている列車が重力によって加速すると考えた場合、一番前は落ち始めたときのスピードが遅く一番後ろがスピードに乗った状態で落ちていくからです。ただ、中には一番前の「じわりと落ちる感じ」が好きな人もいて好みはそれぞれです。ただ、フライング・ダイナソーの場合うつぶせ状態で前が見づらく、落ちるときの視界はほぼ真下であり視界はどこも同じと考えられるので、じわりと落ちるのかスピードに乗って落ちるのかで分かれるということになります。無事本線復帰。その前にコマーシャル。

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何度も書いていますが、この乗り物はうつぶせ状態で進んでいきます。一旦普通に座ったところから「グイーン」と席ごと動いてうつ伏せ状態になり、しばらくしてから「GO!」するのですがこの日はなぜかスンナリいきません。「しばらく」が長いのです。このとき、自分とオバサマ3人のPカルテットが何か粗相、帽子をかぶったままだとかカバンを置き忘れたとか何か落下物になりそうなものを持っている状態、かと思ったのですがどうやら後ろの方で何かがあったみたいで、クルーの動きが慌しくなります。

しかも、一番前に乗っているのでクルーが操作するボタンとかパネルが見えるところにで、あきらかに赤いランプが光っているのです。もちろん何のランプかわかりません。しかし、赤いランプが良い意味ではないことはわかります。結局クルーから「出発準備をやり直します」というアナウンスがあり、うつ伏せ状態から元の状態に戻してやり直すことになりますが、このあとこれが2回繰り返されるのです。さすがに2回繰り返されると怖くなってきます。「コレ大丈夫か?」

こういうジェットコースターの怖さと、お化け屋敷の怖さと、機械の故障で「イスごと飛んでいってしまうんじゃないか」という怖さは全く別モノですが、どれが一番怖いかといえばやっぱり3番目の怖さでしょう。ここでは詳しく書きませんが、大阪では過去に風神雷神という立って乗るタイプのジェットコースターで凄惨な事故があり、自分も何度も乗っていたので、ジェットコースターなんかで機械の不調があるとどうしても脳裏にアレが蘇るのです。

そうこうしているうちに、クルーには「焦っちゃダメ!そして顔に出しちゃもっとダメ!」という表情が浮かんできます。そして妄想家であるマスクド・ニシオカの頭にはもっとややこしい妄想が浮かぶのです。

「焦らないわ!だって私は家族の反対を押し切って田舎から出てきて芸能界入りを目指すという大きな夢があるんですもの!ここで焦るようじゃあ私はスターになれない!お母さん見てて!私がんばるから!焦らないから!」

などと古い妄想をしてその恐怖感を断ち切っていると、結局はもう一方のマシンに乗り換えることになり、Pカルテットは年齢の割りに軽快な動きをしつつ、もう一度シートに座ろうとしたメンバーのひとりが「座れない」と言いつつずり落ちそうになっているのを見て、「アンタさっきどうやって乗ったんや!」と別のメンバーから素早いツッコミが決まり、マシン不調の緊張感も吹き飛んで無事出発することが出来ました。

こうして、Pカルテットの最初で最後のステージは女性ボーカルの絶叫が響き渡り、男性ボーカルを勤める自分は控えめに「ィェ~ィ」とささやいて無事終わりました。結局、あの赤いランプが何を意味していたのかはわかりませんが、もしかすると演出という可能性もあります。だってユニバの宣伝文句は「やり過ぎ」ですから。

もし、あれが演出であれば

さあ、やり過ぎよう、生き返ろう。

も納得・・・出来るかい!

 

でわ、股!!

 

ヒラリーさん!落選したからって、そんなに怒らんでも・・・。

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