いくつかのコメントを頂きました
どうも、マスクド・ニシオカです。UFOとかUMAとか都市伝説とか陰謀説が好き。
先日、ふとしたきっかけから退職してからのことを2つ書きました。
ひとつは、年間パスを買ったユニバでフライングダイナソーに並びながらモヤモヤと考えていたことを書いて、もうひとつは、そこで書ききれなかったことやお金のことをどう考えているかを書いたのですが、それに対して多くの方に読んでいただいた上に、はてブでコメントも頂きました。本当にありがとうございます。
そのコメントの中で、いくつか同じような内容のコメントをいただきました。
退職してからのお金事情 - 働けおっさんブロガー
奥様が理解力があるというか素敵ですね。でも、きっと今までにマスクドニシオカさんが、それだけのことをしてきて、奥様にもちゃんとしていたからだと思います◡̈
2016/10/12 22:48
自分がこれまで書いてきたことの中で、嫁の存在はとても大きなもので、読んでくださった方からはこのような「奥さまが素晴らしい!」という同じ内容のコメントをいただきました。まとめてで申し訳ないですが、コメントをいただきまして本当にありがとうございます。
実は、もうすぐ結婚して満20年でして、嫁との事はそのときにいろいろと書こうかとは思っているのですが、せっかくコメントをいただいていますので、ちょっと書いてみます。
退職して自分のやりたかった小さなこと - 働けおっさんブロガー
そして、この2つの記事と合わせて『退職3部作』とします。何かカッコイイから。しかも、4つ目があるかもしれませんが。どうしよう退職30部作とかになったら。
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嫁さんには頭が上がりません
退職して、今のところあまりお金になっていないブログを書いている自分と、フルタイムで働きながら家事もしてくれている嫁と、それだけを比べれば嫁の完全勝利であり、自分が嫁に対して頭が上がらないのは当然のことです。
ですが、それは以前から思っていて自分が仕事をしているときから嫁には頭が上がらないですし、嫁には迷惑(?)をかけています。
以前、なにかで読みましたが、世の奥さまは旦那が帰宅すると思って晩ゴハンを用意しているのに、旦那が急に「飲んで来るから晩ゴハンいらない」と連絡があると、大変お怒りになられるようです。もちろん、世の奥さま全員がそうではないでしょう。ただ、そう思う方が多いそうです。
このとき、これを読んでいる自分としては、「そしたら、一旦帰ると連絡しておいて、その後やっぱり飲んで帰る、とか言ったらどうなるんだろう」と思ったものです。自分はそれをしょっちゅうやっていましたから。
これは、自分の世話になった上司の教えで、『部下の飲みの誘いは断らない』という考え方がありました。仕事で問題を抱えている部下が、相談したいことがあるけれど仕事場では言い出せないから飲みに誘う、としたら、そのタイミングで部下に寄り添ってやらなければタイミングを逃す、という考え方です。
自分自身がこれに何度も助けられてきたので、その分部下にはやらなければ!と思っていました。それを嫁に全部話して理解をしてもらっていて、自分は世の中みんなそういうもんだ、と思っていました。
なので、仕事が終わって現場を出て嫁にカエルコール(知ってる?)をしたけれど、帰宅途中に部下から「飲みませんか?」と連絡があれば「行くで!」と応えて今度は嫁に「ゴメンネコール」(勝手に命名)をして、飲みに行くことがありました。それを当たり前、とまでは言いませんがそういうことはあることだと思っていました。
しかし、世の奥さまたちはそうではないらしく、そんなことがあれば2度と旦那の晩ゴハンは作らん!とまでお怒りでいらっしゃる。嗚呼おそろしや。
これを知ったときに、自分は嫁に頭が上がらなくなりました。もうだいぶ前の話です。
義理の母は、あたしンちのお母さん
なぜ、嫁がこうなのか?その本当の理由は嫁に聞かないといけませんが、嫁に聞いても「わからない」と答えるかもしれません。なぜかというと、誰でもそうですが親の影響が大きくて、そういうことが当たり前になっているからだと思います。
お互いの両親の事は前に書きましたが、特に嫁の母親は個性の強い人で、簡単に例えると漫画やアニメで有名な『あたしンち』のお母さんです。
あの漫画をご存知の方には理解していただけると思うのですが、お母さんはとにかくお父さんを家族の1番だと考えていて、お父さんが絶対の存在です。嫁の家庭でも同じだったらしく、義理の父の存在は家族の中で絶対で見た目は優しそうな方ですが、嫁いわく「怒らすと大変」なんだそうです。
そんな環境で育った嫁ですから、旦那が急に「晩ゴハンいらない」と言い出すことや、会社の部下を急に泊まらせることや、現場のスタッフ20数名をそんなに広くない我が家に招待してパーティーをすることも、当たり前というかそういうものだと思っているようです。
もちろん、嫁もそうですけど、嫁の両親には大変感謝をしております。
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助け舟?援護射撃?もありました
自分はどこか馬鹿正直なところがありますから、このブログで嫁に関するコメントをいただいたときには、その全てではありませんが嫁に見せています。嫁も単純なもので、それを見て大喜びしています。ワーイ!ワーイ!
他にも、前述した狭い我が家で無理やり20数名のパーティーをしたとき、嫁がその大変さを会社で話したら、それを聞いた方がこう言ったそうです。
「凄いね、旦那さんがそれだけ慕われてるってことやん」
それを聞いた嫁は、くるりと考え方を変えて自分の旦那は凄い慕われている人だ!と思うようになったようです。会社の人ありがとう!
自分としては普通のことですが、「社員旅行に行くぐらいなら退職する」や「上司と飲みに行くのは仕事じゃね?」とか言われる世の中ですから、その嫁の会社の人がそう思うのも当然かもしれません。
ただ、自分としては嫁がこういう旦那を許してくれている分だけ、旦那である自分が現場のスタッフと話したり飲みに行く時間が出来ているからであって、一周回って嫁のおかげだと思っているんですけどね。
蛇足ですが、嫁からこれだけはヤメテ!と言われているのが、街で酔っ払っている人を急に連れ帰って家に上がりこんで、嫁はどんな夜食を作るのか?というTV番組の企画(大阪ローカルの「今ちゃんの実は」の千鳥のやつ)だけはヤメテ!と言われています。自分はやりたいんですけどね~。
自分が嫁にしてきたこと
いただいたコメントにもありましたが、こんな自分が嫁に何をしてきたか?についても触れておきます。
でも、きっと今までにマスクドニシオカさんが、それだけのことをしてきて、奥様にもちゃんとしていたからだと思います◡̈
これを書くのは恥ずかしい!というか言えない!というか自信がない!
だって、嫁が旦那である自分の何が良くて今までついてきてくれているのか、自分ではわからないし、実は熟年離婚をひそかに考えているかもしれないし、すでに毎朝の食事に微量の毒が入っていて勝手に保険に加入しているかもしれません。ドラマの見過ぎ?
ただ、書かずに終わることは出来なさそうなので、あえて、ひとつだけ書くとすれば前述しましたが、どんなときでもカエルコール(知ってる?)をしてきました。
飲んで帰るときも
普通に帰るときにも
遅くなっても
結婚する前も
携帯になる前も
阪神大震災が起きたときも
でも、それは自分の父親がやっていたことで、それは嫁が義理の母から受けた影響と同じように当たり前のことでした。なので、お互いの両親から受けた影響は計り知れません。
ただ、自分たちには子どもがいませんので、この影響はここで途切れることになります。自分たちは長男長女ですから、親に孫の顔を見せるという任務もありましたが、お互いの妹がそれを果たしてくれているので、強引に良しとしています。
最後に
なんだか、話が変な方向に行きましたが、この辺でお終わりにしたいと思います。なんだかこそばい表現ですが、この2人の物語は唯一無二のここだけの話です。こんな話が読まれるかどうかはわかりませんが、読んでもらった方に何らかのエッセンスというかスパイスみたいなモノになればと思っています。
退職を考えている方はめちゃくちゃ多いけれど、実際は退職に踏み切れないと思います。その理由にはいろいろあるでしょうけれど、ご結婚されている方は奥様であり子どもであり、家族というものが退職できない理由でしょう。
もし、お金に余裕があれば退職して家族との時間を有意義に過ごしたい!そう思っている男性は多いようですが、意外と女性は旦那に働いていてほしいと思っているようです。この辺のギャップを埋めることが出来ないと、退職しても上手くいかないような気がします。
なんて書いたら、うちが上手くいっているような感じですが、正直ビクビクものです。ただ、これからあと何年生きられるかわかりませんが、自分としては会社に勤めなくても嫁に安心して笑って生活してもらえるように模索していくつもりです。
でわ、股!!