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スイミングスクールで子どもが合格しないときに親はどうするべきか?

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スイミングスクールの進級テスト

どうも、マスクド・ニシオカです。

スイミングスクールには進級テストというものがつきものです。その呼び方はスイミングスクールによって様々で、泳力認定や検定やチャレンジという言葉が使われているかもしれません。ただ、ここでは進級テストで通させて頂きます。

だいたい毎月1回くらい受けることが出来て、レッスンに組み込まれているところが多いですが、スイミングスクールによってはレッスンとは別の日に有料で進級テストを行っているところもあるようです。

基準はバラバラ

この進級テストの基準は、スイミングスクールによって大きく違います。その違いを書き出すと、本題である進級テストに合格できない子ども、の話にはたどり着きませんのでここでは割愛しますが、進級テストの基準なんてスイミングスクールが勝手に定めたものであって、国家資格でもなんでもありません。

唯一の決まった基準があるとすれば、日本スイミングクラブ協会というところが制定しているものがありますが、内容を見てもらえばわかりますが、基本的に泳げてからの基準ですので、きっと一般的なスイミングスクールの進級基準とはだいぶ違います。

日本スイミングクラブ協会 泳力認定会

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バタ足だけで6ヶ月

先日、自分と同じ年くらいの友人と数年ぶりに会いました。そこで、その友人の子どもがスイミングスクールに通っていて、何ヶ月も進級テストで落ちたと言って嘆いていました。もちろん有料なので、お金がもったいないという感覚に、わかっているけれどどうしてもなってしまうみたいです。これが親の気持ちでしょう。

例えば、親からすれば簡単そうに思えるビート板を持ってバタ足が、合格するのに6ヶ月もかかる場合もあります。ですが、続けていれば必ず出来るようになります。しかし、それにかかる時間は人それぞれです。1ヶ月で出来るようになる子どももいれば、6ヶ月かかる子どももいます。というのがスイミングスクール側の考えです。

自分は26年ほどスイミングスクールで水泳のコーチをしていましたので、親としての気持ちもわかりますし、スイミングスクール側の考えもわかるつもりです。さて、こういうときに親はどうするべきなんでしょう?

個人的には放っておくべきと思う

結論からいいますと、放っておいてもいいのではないでしょうか?

保護者のみなさんからすれば、「コーチの教え方が悪い」と思われるかもしれませんが、コーチ側からすれば「子どもの能力が低いから」と思っています。ただし、客商売である以上、コーチはそれを口が裂けても言いません。言ったらおしまいです。

この距離感といいますか、お互い相譲れないものがある限り、表面上はお互い納得していても内面で交わることは難しいでしょう。

なので、この問題が解決されることは無いと思ってもらって、子どもさんが合格しなくてもイライラしないで、放っておくべきだと思います。それでもどうにかしたいと思われるのであれば・・・

好きにしてください

  • 担当コーチに文句を言う
  • スイミングスクールを退会して別のところに変わる
  • 担当コーチを変えてもらう
  • 運営会社の本社に匿名メールを送る
  • 電話で名前を名乗らずにクレームを言う
  • 子どもを叱りつける
  • 親と一緒に特訓する
  • 泳げるようになるのを諦める
  • 放っておく

なんだか物凄く無責任な言い方かもしれませんが、自分のお子さんのことですので、保護者ご自身が決めるのが一番です。当然、やったことに対しては返りがありますが、それでどのような結果が出ても仕方がありません。あくまでも自己責任です。

そして、レッスンを受けるのはお子さんです。保護者であるお母さんお父さんではありません。保護者であるみなさんがやったことは、レッスンを受けている子どもに返ってくる可能性が高いのです。子どもが合格しなくてイライラしているのは保護者であって、子どもはスイミングスクールに通うことは意外と楽しんでいます。

保護者は泳げるようになるためにスイミングスクールに通わせているかもしれませんが、子どもにとっては知ったこっちゃありません。プールで友達に会ってワイワイやってコーチと遊んで楽しい時間なのです。

この、保護者の目的と子どもの目的が合致しない限り、保護者がスイミングスクールのコーチと何を話しても、実際にレッスンを受ける子どもが聞き入れなければ、目的なんてあってないようなものです。

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スイミングスクールの本音

ちょっと話がそれるかもしれませんが、スイミングスクールの本音を書いてみます。スイミングスクールも客商売である以上、たくさんのお客さんを会員として確保しておく必要があります。そうなると、1度会員になってくれた子どもさんにどれだけ長く通ってもらうように出来るか?ということになります。

ということは、どんどん合格してもらったら困るのです。じわじわ合格してもらうのが長く続けてもらうことに繋がるのです。もちろん、最近は合格しようがしまいが、スイミングスクールに期間を決めている保護者もいるので、その効果は薄くなっているかもしれません。しかし、合格して一番上の級になったら退会してしまう可能性が高くなりますから、じわじわ合格してもらう方が、スイミングスクール側としては好ましいのです。これが、スイミングスクールの本音です。

練習しているかしていなか?だけ忠告する

ここまで書いたことはあくまでも私見ですので、どう判断されるかはお任せしますが、スイミングスクールに対して言えることがひとつだけあります。

それは、そのコーチが進級テストの練習をしてくれているかどうか?です。

練習をしているにもかかわらず合格しないのであれば、コーチの教え方が悪いか子どもの能力が低いか、という不毛な議論になりますが、練習をしていないのであれば合格のしようがありません。なので、このことは明確にスイミングスクール側に伝えることができます。

その言い方に問題はないか?

内容としては「進級テストの練習をして欲しい」ということですが、問題はその言い方です。スイミングスクールで子どもを教えているコーチも人間ですから感情があります。もちろんプロですから、感情に左右されているようでは話になりません。しかし、残念ながら何の資格も必要なくコーチになることが出来て、その割合はアルバイトの方が多いのが現状です。

保護者が「お金を払っているのだから!当然でしょ!」という立場で言えば心証が良くなることはありません。かといって、それを保護者が言わないとスイミングスクール側も気がつきません。

ここではあえて言葉を濁しますが、あまり上から言ってしまうと、クレーマーと思われることもあります。なので、言葉を選んでコーチとの信頼関係が崩れないよう言うべきでしょう。

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 最後に

スイミングスクールに子どもを通わせる目的は様々です

  • 子どもが健康になって欲しい
  • スポーツに親しんで欲しい
  • 溺れないようになって欲しい

最初はいろいろ思っていたのが、時間が経つにつれ進級テストに合格して欲しいになっていきます。ここには、自分の子どもを自慢したい親のエゴが見え隠れします。ただ、健康も、スポーツに親しむことも、溺れないことも、出来るようになっているから、合格して欲しい、になってしまうのでしょうね。

親として子どもの成長に欲を持つのは当然のことでしょう。ですが、子どもは子どもです。親の物ではありません。そんなこと言われなくても理解されているかとは思いますが、老婆心ながら書いておきます。

あと、「好きにしてください」というのは、某人気の本からのパクリですが、あそこまで上手く言えていないと思います、お許しください。

 

スイミングのことをまとめてみました!

 

でわ、股!!

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