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キングオブコント2017準優勝のにゃんこスターと97点を付けた松本人志の関係

どうも、マスクド・ニシオカです。

先日放送されたキングオブコント2017を遅ればせながら見ました。

結果は、かまいたちの優勝で幕を閉じましたが、それ以上に爪跡を残したのが、準優勝した、にゃんこスターでしょう。

僅か結成5ヶ月のコンビが初出場で準優勝、しかもファーストステージでは1位通過という快挙ですから、優勝したかまいたちよりも、良い意味でも悪い意味でも話題になるのは当然でしょうね。

 

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にゃんこスターについてはほとんど知らなかったのですが、少し前に伊集院光が自身のラジオ番組の中で、にゃんこスターがキングオブコントの決勝進出ことに触れていて、「おもしろくないから、舞台で縄跳びをさせていた」みたいな発言をしています。

しかし、キングオブコントの先輩芸人からの応援コメントでは、かなりのヨイショをしていますから、本当は何か光るものがあったのでしょうか?自身の番組では本音を言って、応援コメントでは適当にやって、とか詳しいことはわかりませんが、事実決勝に進出したわけですから、ちゃんと手順を踏んでおもしろいのでしょう。

 

で、そのにゃんこスターのファーストステージで、松本人志が97点という高得点を付けています。この97点というのは、今回付けられた点数の中で最高得点で、何か事前取り決めがあるのかはわかりませんが、他の審査員も97点が最高得点となっています。

松本人志といえば現在のお笑いの世界で大きな力を持っており、「あの松本人志が97点を付けた!」というだけで話題にできるくらいでしょう。

 

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最近の若い方はご存じないか、知っていても関係のない話でしょうが、松本人志は吉本のお笑い養成所、NSCの第1期生です。同期にはトミーズやハイヒールというコンビがいて、いわゆる師匠という存在なしで芸能界に入っています。

今ではお笑い養成所は当たり前の存在ですし、師匠と弟子なんて古臭く思われると思いますが、その当時、松本人志がお笑いの世界に足を踏みれたころは、師匠と弟子が当たり前でした。

なので、まだ松本人志が頭角を現さないその当時、先輩芸人からは忌み嫌われたりもしたそうです。実際、何かの番組でダウンタウンが漫才を披露して、それを見た横山やすしが激怒して、胸ぐらを摑んだという逸話も残っています。

もちろん、それでも自分たちがやりたいことを貫き通したからこそ、今の松本人志でありダウンタウンが存在するわけですから、師匠と弟子というやり方じゃなくても、おもしろいことは出来ると、その身を持って証明したようなものなのです。

なので、やっぱり凄い存在で、「あの松本人志が97点を付けた!」というだけで話題にできるでしょう。

 

その松本人志が97点を付けたにゃんこスターについては、いろいろ賛否もあるようですが、自分は単純におもしろいと思いました。興味が沸いたので調べてみると、気になることがわかりました。

2017年4月からインターネットマーケティング会社の「株式会社これから」に新卒採用で入社。社員として勤務しながら兼業芸人として活動している。

にゃんこスター - Wikipedia

これはにゃんこスターをウィキペディアで調べた内容で、ボケ担当で女性のアンゴラ村長について書かれたものです。どうやらアンゴラ村長は早稲田大学文学部卒業で、かなり勉強ができる人なのでしょう。なので、インターネットマーケティング会社に入社することもそれほど難しくもなく、兼業芸人として活動することも許されるのでしょうね。

ちなみにアンゴラ村長が入社した会社のサイトを覗いてみると、早速準優勝のことが書かれていました。

corekara.co.jp

 

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ここまで長々(ダラダラ)と書いてきて、何が言いたいのかと申しますと・・・。

師匠と弟子の関係が当たり前だった時代に、お笑い養成所で生まれた松本人志がいて、それから30年近くの時間が経過して、今度はお笑い養成所が当たり前の時代に、会社に所属しながら兼業芸人として活動するアンゴラ村長(にゃんこスター)が生まれ、その点数を松本人志が付ける。しかも97点という高得点で。

なんとなくそれがドラマチックに思えてくるのと同時に時代の変化を感じる。というのは大げさというか考え過ぎでしょうかね?

 

もちろん、今後にゃんこスターが活躍できるかどうかはわかりません。ネタがおもしろくてもトークが下手だと生き残れないのが今のTV業界でしょう。実際、こうったネタ番組で優勝したのに、TVで顔を見ない芸人は腐るほどいます。

これは先日、何かの番組で漫才コンビハライチの岩井が言っていた言葉ですが、「TVに出て売れるためにはトーク力が必要だけど、とりあえず売れるためには将来必要のないネタをやらないといけないという地獄」というのが若手芸人には待っているようです。

そう考えると、会社に所属しながらお笑いの活動をして、芸人としてダメだったときでも安心な兼業芸人が、今後は増えるかもしれませんね。

 

あと、関係ありませんが、審査員の設楽統の後ろにいた観客の女の子、かわいかったね~。

 

でわ、股!!

 

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