46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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47歳で社員からアルバイトになって思うこと

どうも、マスクド・ニシオカです。

7月もあと僅かとなりました。46歳で会社を辞めて1年ほどぷらぷらしていましたが、昔の仕事仲間から仕事の要請があり、今年の6月からアルバイトで働き始めました。

自分がやってきた仕事は、スイミングスクールの現場で働く水泳のコーチであり、最終的には責任者として、それなりに真面目に26年ほど働いておりました。

スイミングスクールの責任者の仕事は多岐に渡ります。プールに入って水泳の指導から、スタッフの教育や施設設備の管理、お客さんからのクレーム対応に、ウンコの処理。もちろん儲けを増やすためにお客さんを増やすことも考えないといけないので、ある程度は経営についても勉強しなければなりません。純粋に水泳のコーチを目指している人でも、会社に入ってしまえば指導以外のことをやらないといけなくなるので、自分は、スイミングスクールで働くことはオススメしていません。

26年やってきた自分が水泳コーチの仕事をオススメしない理由 - 働けおっさんブロガー

 

少し話がそれました。

アルバイトで仕事を再開したのが6月中旬で、間もなく8月となりますが、どうやら来月も仕事にありつけるようです。というのも、いま働かせてもらっている現場は人手不足が続いており、これで自分も「辞めさせてもらう」と言い出せば、いまの上司に当たる責任者は発狂してもおかしくありません。

これは自分の存在価値を買いかぶっているわけではなく、単に物量的に人の数が足りないというだけです。自分が仕事復帰した要因となったのは、本来は社員2名体制で業務を行う現場のひとりが急に来なくなったからで、それがなければ自分には声がかかっていませんでした。

会社としては、来なくなった社員のカバーを、よその現場から補充すればよいだけの話ですが、その余裕がなくて、そのとき自分が「社員になれるなら」と希望していれば、社員になれていたかもしれません。それくらい社員の数が足りていないということです。

 

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今はアルバイトの契約ですから、時間いくらで仕事をしています。一応経験者なので、他のスタッフよりはちょっとだけ上乗せしてもらっていますが、それもスズメの涙程度です。

働き始めた当初は緊急事態ということもあったので、水泳のレッスン以外にも事務作業や清掃などを行う契約でスタートしました。ただ、それは緊急事態だったからということで、それ以降はこちらの希望として、自分の得意分野のレッスンだけにしてもらい、その分、緊急事態のときよりも時間給を下げる条件を提示して、その判断を会社側に委ねました。

その結果、時間給は多少下がりましたが、自分の好きなレッスンだけに入ることが出来て、事務作業や清掃などはやらなくて良くなりました。

 

ある日のこと、そんな現場で夜のレッスン(変な意味ではないよ)に入るはずの学生スタッフが急に来れなくなって、本来なら夕方で帰る自分に代理を頼めないか?と責任者から聞かれました。

自分が責任者をやっているときに、一番しんどかったのがスタッフの管理であったことを、痛いほど理解しています。他の仕事ならば、5人でやる仕事をひとり休んで4人で分担して行うことも可能ですが、スイミングスクールの場合は5人と決めたら5人必要なのです。もちろん4人でもやれないことはないのですが、それをすると間違いなくお客さんにマイナスイメージを与えるので、責任者としては絶対に避けたいことです。その日シフトに入っているスタッフが、レッスンの始まる時間までにちゃんと出勤するかどうか?責任者としてスタッフを信頼していても、実際に出勤するまではドキドキものです。

またまた話がそれましたが、夜まで残るのを嫌って夕方で帰宅できるシフトにした自分としては、内心「ええええ~~っ」と思いましたが、すぐに考えを改めました。

「レッスンには入ればお金になる」

 

なんだかお金に汚いダーティーな感じもしますが、そうではありません。責任者のときは、いくらレッスンに入っても全く入らなくても給料は変わらないシステムで、楽をしたければ、責任者の権限でレッスンに入らないようにすることも可能でした。ただ、そうするとアルバイトがたくさん入ることになって、人件費が高騰して会社から指摘されるので、そのバランスを取らなくてはいけません。

自分が責任者をやっていたとき、前述した状況、急にアルバイトが来れなくなって、自分がレッスンに入ることもありました。そのレッスンに入るときの心境は複雑です。

本音としては「このレッスンに入っても、お金にはならない」と思う。でも、「これで人件費を抑えることが出来る」と、自分に言い聞かせる。

その考え方が正しいのかどうかはわかりませんが、そう考えなければやってられない。責任者のときはそういう心境でした。 

すみません。また話がそれてしまいました。

 

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もちろん、この考え方は危険な考え方かもしれません。本当にお金稼ぎの上手い人から言わせれば、自分の時間を売っていること自体、良くないことだと思われるかもしれません。ただ、それまでは時間を売って金にすることが出来なかったシステムだったのが、アルバイトになることで確実に時間を売ってお金にすることが出来るようになった。今回言いたいことは、そんな感じのことです。

そして自分の場合は、フルタイムで働く嫁さんがいて子どもがいなくて、持ち家があってローンがなくて、同年代の方からすると特殊な(恵まれた?)状況だから、時間給のアルバイトで生活ができていると思います。それでも、働いても働いてもそれが報われなければ、やる気が失せるのは同じでしょう。

アルバイトになることで、自分が働いた分だけお金になるようになって、仕事に対するモチベーションは単純に上がりました。責任者として現場を動かす権限は失いましたが、その分、気楽に働くことができるようになりました。もちろん、保険のこととか将来のこととか考えれば、社員であるほうが保証されるのかもしれませんが、先のことは誰にもわからないですから、あまり考えないようにしています。

 

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アルバイトというのは気楽に働ける立場ですが、いつ不必要とされて切られてもおかしくありません。そうならないように、与えられた仕事ちゃんとこなすこと、自分に余裕のある範囲で責任者の困っていることをサポートすること、そうやって必要とされるように真面目にやっています。

実際、来月から新しい社員を採用したみたいで、その人が赴任して仕事がこなせるようになってしまえば、自分は用無しになるかもしれません。そうなったらそうなったで、また無職生活に戻ることになりますが、そのときは再び主夫として料理の腕を磨くだけです。

あんまりお金にはなりませんが、このブログを書くことや、また別のブログを始めたりして、幸いにもやることはたくさんありますので、ヒマになることはなさそうです。47歳にもなって何をやっているのだか・・・なんて言われるちゃうかもしれませんが、本人が楽しんでいて、家族である嫁さんが理解してくれていれば、それいいかなぁ~なんて思っています。

 

そんな感じで今後も書いていきますので、よければ今後もお付き合いのほど、よろしくお願い致します。

 

でわ、股!!

 

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