どうも、マスクド・ニシオカです。
元会社員です。19歳で始めた仕事はスイミングスクールで働く水泳のコーチで、46歳まで続けてきました。いろいろあって会社を辞めたのが1年前で、つい最近アルバイトながら現場復帰をしました。
スイミングスクールを運営する会社で課長という役職を拝命し、現場責任者を10年ほどやっていたので、スイミングスクール運営のノウハウはそれなりに理解しています。水泳のコーチというと、プールに入って泳ぎ方を教えるのが主な仕事、というのは間違いではありませんが、それはスイミングスクール運営の一部であり、他にもやることは山盛りです。
本来、その現場には社員2名が必要なのですが、そのひとりがある日突然来なくなりました。その日の夜に自分に電話がかかってきて、アルバイトという形で現場復帰をすることになりました。緊急事態なので社員業務の手伝いもするという契約をしました。というわけで、アルバイトながらそれまでの経験を生かして、社員レベルの仕事をすることになりました。
なぁ~んて書いていますけれど、実際にやることは簡単な仕事なんですけどね。ただ、スイミングスクール運営の仕組み上、タイムスケジュールがシビアでタフさが要求されます。
スポンサーリンク
月末処理という仕事
どんな会社でも月末には何らかの大きな仕事をする必要があると思うのですが、スイミングスクール運営の場合も同じです。たいていのスイミングスクールには「名簿」という子どもクラスの管理に不可欠な物がありまして、これを会員管理システム(ソフト)を使って作ります。
名簿を作る作業はそれほど難しくなく、パソコンにいろいろ入力してプリントアウトして、それをチェックして修正して、ちょこっとした説明を書き込めば出来上がりなのですが、仕組み上、新しい月が始まる前日の夕方でないと全入力が終わらず、予め作業をすることができません。
つまり今回の場合、7月1日(土)から新しい月が始まるとして、前日の6月30日(金)の夕方まで作業を始めることができず、全入力が終わった夜から作業を始め、翌朝には新しい名簿を作り終えていないといけないのです。
もちろん通常業務は通常通り
そんな月末処理があったとしても、通常業務は通常通りです。館内の清掃や子どものレッスンにお客さんの対応、すべて事前に片付けることができない仕事で、どれだけ完璧な予定を組んでいても、予期せぬことが起きてしまうのです。
今回の場合はできるだけ自分が子どものレッスンや館内の清掃など、月末処理以外の仕事をこなして、社員が月末処理に専念できる作戦で立ち向かいましたが、結局2人で月末処理に専念できるようになったのは夜の9時、そこからおっさん2人が席を並べて黙々と作業が始まりました。
最終電車の時間が迫る
いくら責任者の経験があるといっても、違う現場のやり方は初めてですので、いくつか説明を受けて作業を始め、食事も取らずに集中して黙々とやりましたが、それでも終電の時間が迫ってきましたので、キリのよいところで作業を終わりにしました。
とりあえず明朝、約10時間後のレッスンに必要な名簿や、スタッフの配置は完成しましたので今日の目標は達成しました。社員の方が用意してくれたカレーうどんを食べながら残りの作業を確認し、自分は帰宅しましたが、家が近い社員はさらに残った作業を片付けて、お互い布団に入ったのは日付が変わってからでした。
それから5時間後には起床して現場に向かい、朝イチから4時間ほどプールに入ってやっと仕事から解放された自分ですが、社員の方はまだ帰ることはできません。本当にご愁傷様です。
スポンサーリンク
よくやっていたな~
「俺のやっている仕事のほうがもっと酷いぜ!」という声や「それくらい、なんとかしろよ!」という声が聞こえてきそうな気がしますが、ごもっともです。自分もこのようなことを毎月どころか、酷いときは毎週のようにやっていたわけで、1年間のブランクがあるから「こりゃ大変だ!」と思いますが、それまでは平気でこなしていました。
それが会社を辞めたおかげで、目が覚めたら起きて、眠たくなったら寝る。お腹が空いたら食べて、お腹が空かなかったら無理には食べない。仕事といってもブログに好きなことを書くだけで、気分が乗らなければ動画を観て、いつでも気分転換可能です。そりゃ~ 感覚もマヒしますよね。
なのでブランクの1年を基準に考えた場合、こんな仕事をよくやっていたなぁ~と思います。出来るかどうかを問われたら出来ると答えますが、やりたいかどうかを問われるとやりたくない!というのが正直なところです。当たり前ですけどね。
スポンサーリンク
最後に
社員レベルの仕事の契約は6月まで、7月からは純然たるアルバイトとしての業務に変わります。なので来月も確実に行われる月末処理に対して、自分はどうなるのか?現状では不明です。新しい社員の方が配属されれば、自分はお役御免で仕事にあぶれるかもしれませんし、状況が変わらなければ再び覚悟を決めないといけないかもしれません。嫌だけど…。
このブログを読んで下さっている方々が、どんな業種か、どれくらいハードな仕事をされているかはわかりませんが、きっと大変なのだろうと頭が下がる思いでございます。そんな方々に、このブログで何が出来るかわかりませんが、せめて勇気が沸くようなことを、とは思っていますので、今後もよろしくお願い致します。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。