46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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会社を辞めて2年経っても、嫁さんの金銭感覚がわからないハナシ

今朝の朝刊に、この本の広告が載っていました。

なるべく働きたくない人のためのお金の話

なるべく働きたくない人のためのお金の話

 

中身は読んでいませんが、この本を書いたのが大原扁理さんって人で、年収90万円で東京暮らしをする人ということくらいは知っています。

こういう「必要最低限のモノだけで生きていく」という生き方をする人がいることを知ったのは、もう4年ほど前で、仕事に疲れていたときに立ち寄った本屋さんで見つけた、この本がきっかけでした。

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

 

それまで「どうすれば仕事が嫌にならないか?」ばかりを考えて、「会社を辞めるなんて悪いこと」としか思っていなかったのが、この本を読んで「会社を辞めても大丈夫かも?」と思えるようになりました。

それから2年ほどかけて、その小さな気持ちはだんだん成長し、自分が世話になっていた上司が会社を去ることが最後の引き金となり、結局会社を辞めました。

 

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当たり前ですが、会社を辞めたことで収入は4分の1ほどに減りました。

といっても、このブログで稼げているわけでもなく、前にやっていた仕事を(別の会社で)週に2回だけしていますが、それでも減ったことには違いありません。

ただしその分、それまでの生活は改め、必要最低限なモノにしかお金を使わないようにし、大きな買物どころか昼ゴハンすら食べなくなりました。(体調には問題なし)

といっても、もともとあまり物欲がなく、それまでストレス解消のために行っていた買物などの浪費が、ストレスの原因がなくなったおかげでする必要がなくなり、それで自然にお金を使わなくなったので、特別無理をしているつもりはありません。

 

ただしこれは自分だけの話であって、今もフルで働く嫁さんは無関係です。

もちろん同じ屋根の下に20年以上一緒に暮らす夫婦で、しかも子どもがいないこともありますから、ある種運命共同体ということになるのですが、自分が会社を辞めて収入が減ったからといって、嫁さんに倹約を強制するわけにはいきません。

なので嫁さんは、嫁さんが欲しい物を好きなだけ買うのですが、それは決して浪費家というわけではなく普通レベルの消費であり、あとは我が家の家計をすべて握り締めているからであります。

 

情けない話ですが、知るのが怖くて、我が家の財政事情をちゃんと調べたことがありません。

これまで2人で20年ほどコツコツ働いて、家のローンが終わっていることと、子どもがいない分だけ養育費が不要だったことはわかりますが、正確にどれだけの貯蓄があるかはサッパリです。

自分が会社を辞めると嫁さんに伝えたとき、嫁さんが放った「なんとかなるか」という言葉を信じ、今もなんとかなると思っています。

 

ところが、たまに嫁さんの金銭感覚がわからなくなるときがあります。

確かに自分が会社を辞めたことで、これまで諦めていた夫婦水入らずの旅行にも行けるようになりましたが、ここ立て続けに富山(黒部ダム)と徳島(うず潮)、さらに嫁さんは友達と沖縄に出かけるみたいですから、相当お金がかかっているはずです。(でも、いくらかは知らない・・・)

さらに先日も、嫁さんが「ちょっと買物に行くから、晩ゴハンは弁当でいい?」と聞くので、コンビニ弁当あたりを想像していたのですが、嫁さんが持って帰ってきたのは、有名ブランド牛のステーキ弁当と、うにカニいくら満載の海鮮弁当でした。

もちろんめちゃくちゃ美味しかったのですが、食べ終わるころに嫁さんがポロっと金額を発表して、自分の顔は引きつりました。

 

 

ちなみに、「1個3,000円」だそうです。

 

 

そのことで詳しく話はしませんが、嫁さん曰く、お互いの両親がだんだん歳を取っていくのを見て、どうせ死ぬならお金を残してもしょうがないし、元気なうちにやりたいことをやっておかないと後悔するんだろうなぁ~と思っているらしく、弁当を選んでいるうちに、「それならコッチ!」となったようです。

そんな話を聞いてふと思うのは、もしかすると嫁さんは、自分が会社を辞めて収入が減ったことで、お金を使わなくなったのを近くで見ていて、それで買い与えてくれているのかもしれません。

もちろん全然そんなことはなくて、本当は我が家の財政事情が火の車状態で、「それなら!」と、やけになってで使いまくっているのか、はたまた自分(旦那)が余命わずかなことを知っていて、それを黙っているだけなのか・・・嗚呼恐ろしい。

ま、それでも、会社を辞めて収入は減りましたけれど、たまに美味しいものを食べられて、好きなことが出来ているので、多少、嫁さんの金銭感覚がわからなくても、幸せですけどね。

 

とうわけで、最初に紹介したこの本の内容とは、かけ離れた話かもしれませんが、こうやって会社を辞めても大丈夫な人がいることをお伝えしておきます。

 

でわ、股!!

 

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