46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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気がつけば自分が『つぶれない店』のハナシ〈mata.〉

割と近所に、大阪ではそこそこ有名な千林商店街があります。

結婚したときに近所に引っ越してきてから25年が経ちますので、そんなに熱心にではありませんが、約25年間ウォッチングしてきました。

幸い、いわゆる「シャッター通り」みたいなことにはなっていませんが、店の入れ替わりはかなり激しく、一緒に行った嫁さんに「アレ?ここって〇〇屋さんじゃなかった?」と聞くことが、しょっちゅうあります。

あと、個人的に不思議に思っているのが「商店街の中にコンビニがある!」ということで、世間的には普通なのかもしれませんが、何となく自分の感覚では敵対関係にあるモノが共存していることに、時代の流れを感じます。

 

さて、そんな商店街ウォッチングの楽しみのひとつに「嗚呼、このお店、まだあってよかった~」というのがあります。

といっても、「自分が贔屓にしている店なので無くなったら困る!」ということは全然なく、例えば町の電気屋さんとか昔ながらのフルーツショップとか、あとはウナギ屋さんに宝くじ売り場など、本当に申し訳ないですが、自分にとってはそれほど必要ではなく、というか25年間で一度もお世話になったことはありません。

それでも「あってよかった」と思うのは、一見儲かっていなさそうな店がつぶれず、逆に大繁盛しているように見える店の方がつぶれることに、よくわかっていないのに『経営学』みたいなことを持ち出して考えるのが楽しくて、これだから商店街ウォッチングはやめられまへん。

 

そんな「つぶれない店」がつぶれない理由はいくつかあるのでしょうが、たぶん『家賃』が大きな要因で、つまり、つぶれない店は何らかの理由で家賃を払う必要がなく、しかも家族経営で人件費も必要なければ、ほんの少しの売り上げでも経営を続けていけるのでは?と思われます。

もちろん、見た目は普通のタバコ屋なのに、実は裏でヤバイ薬を売っていたり、あとは店の奥に地下に続く階段があって、その先にある扉を開けると違法カジノがあったりして・・・なんてくだらない妄想は、この辺にしておきましょう。

で、自分としては、大繁盛で儲かっていそうなお店より、閑古鳥が鳴いているのに続いているお店の方が魅力的で、大変失礼ではありますが、毎回「なんでつぶれないんだろう?」と思いながら、お店の前を素通りしています。

 

そうして商店街ウォッチングを終えて家に帰り、いつものようにブログを書いてYouTubeで公開するゲーム実況動画を作り、TVを観ながらゴハンを食べて寝て、また次の日もPCの前でブログを書いて動画を作り、また夜がきて寝て起きて、ハッキリ言って全然儲かっていないのに、こうして毎日毎日ブログを書いて動画を作りって・・・アレ?

これって、つぶれない店と同じ?

  • 家賃が不要 ⇒ 家のローンが払い終わっている
  • 人件費が不要 ⇒ 自分ひとりでコツコツやっている

いや、つぶれない店がつぶれない理由は他にちゃんとあったり、自分が知らないだけで実はめちゃくちゃ儲かっているのかもしれませんが、なんとなく、経費を極限まで抑えることで続けられているのであれば、それはまるで自分と同じじゃないか?となったわけです。

 

もちろん、それでも続ける理由は、ほんの少しであっても、自分が書く文章と、自分が作る動画を見てくれる人がいるからです。

 

なんてね。

 

でわ、股!!