気になる2つのニュース。
学校の水を流しっぱなし
学校プールの水 2カ月出す 横須賀市、教員らに賠償請求
横須賀市は21日、市立馬堀中学校(同市馬堀町)でプールの給水栓を約2カ月間、断続的に開けたままにしたことで、約423万8千リットル(25メートルプール10~11杯分)の水道水が流出したと発表した。
こういうのって以前もあったような気がするのですが、今回のやつは厄介で、途中で「これ、閉めとくべきでは?」と気が付く先生がいたものの、「いや、水をキレイにするために」と改めて出しっぱなしにしていた先生がいたそうです。
ちなみに損失額は約348万円で、その半額をやっちまった先生(約87万円)と校長と教頭(2人で約86万円)に請求がされたそうです。
誤送金で4630万円
「逃げることはしません、罪は償います・・・」返す意思示さず 山口県阿武町のコロナ給付金4630万円誤送金
山口県阿武町が、新型コロナの給付金4630万円を誤って1つの世帯に振り込んだ問題です。花田憲彦町長は22日会見を開き、受け取った町民が返す意思を示さなかったことを明らかにしました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1d6468453720d28ecfe2df58a8a1ff9709eacb
確かに振り込まれた大金を返さないのはナンカアヤシイですが、そもそもは間違っているのは送金した方であって、そのミスを「ごめんなさい!」だけで済まされているのが嫌な感じがする、そんな自分の方が狂ってますかね?
さて、この2つのニュースの共通点は『ヒューマンエラー』であり、どこでどう間違ったかはわかりませんが、間違った情報を元に間違った行動をした結果です。
もちろん人間にはミスがつきもので、決して「こんな簡単なことを間違うなよ!」なんてことを言うつもりは一切ございませんし、言える立場でもございません。(昨日ちょっとしたミスをした・・・)
ただ、そのヒューマンエラーを防ぐために複数人でチェックするという『人類の知恵』が、人件費削減のために出来なくなっていたり、その代わりとなる機械の導入が遅れていたり出来ていなかったりするのであれば、「何やっとんねん!?」と言いたくもなります。
というわけで、どうやったってヒューマンエラーはなくならず、こういうことがいつまでも続くのであれば、それに耐えれる(もしくは対応できる)ようになりたいですな。
でわ、股!!