46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「10万円もらいません」と「10万円もらって〇〇します」の違いのハナシ

コロナ騒動で、国からひとり10万円が支給されるそうです。

で、その10万円を「もらいません」と宣言する人がいるそうです。

そのこころは、「もらわないことで良いことをする」みたいな感覚だと思います。

国にお金がどれくらいあるか知りませんが、計算式にするとこんな感じでしょう。

国にあるお金ー0円=国にあるお金のまま

国にあるお金が減らないですから、わからなくもありません。

 

しかし、このような考え方もあります。

国にあるお金ー10万円⇒何かに使う⇒また国に戻る

経済学なんてチンプンカンプンな自分ですが、「金は天下の回りモノ」くらいの言葉は知っているので、使ったら回っていくことくらいはわかります。

なので、10万円をもらっても、それを使うことで結局は国に戻るとすれば、同じということになります。

(この時点で間違っているかもしれませんが、このまま突き進みます)

 

でね、昔、スイミングスクールを運営する会社で現場責任者をしていて、このようなことで、会社のトップにたしなめられたことがあるのですよ。

スイミングスクールに限らず、「会員制」になっているスクールは、会員数を増やすことが大変重要で、現場責任者の仕事はそれひとつだと言っても過言ではありません。

そこで派手に宣伝してバンバン入会を増やすやり方と、地味ですがコツコツと会員を減らさないやり方と、どちらかを選ぶことになります。(両方出来る人は、もっと良い会社に・・・)

会員(1,000人)+入会(100人)ー退会(50人)=翌月の会員(1,050人)

会員(1,000人)+入会(50人)ー退会(0人)=翌月の会員(1,050人)

あくまでも例なので退会0人とかは有り得ないのですが・・・、ようするに上下どちらも会員数は減らないわけですから、入会が減っても退会を減らすことが出来れば、会員数は減らないから同じになります。

そこで自分は後者の会員を減らさないやり方を好み(というかバンバン宣伝するのが面倒で・・・)その理論を確立する戦略を立てて会議に挑んでいました。

しかし、これに対して会社のトップから、こう言われます。

ニシオカよ。

これ、計算は間違っていないし、アカンことはないけど、ひとつだけ教えといたとろうか?

あのな、入会が少ないってことは新規のお客さんが少ないってことやから、水着や帽子の売上げは減るわけで、トータルで考えたらオマエさんの現場は儲からんで。

つまり、同じ会員数であったとしても、それ以外の部分まで考えると儲からないのは明白で、完全に論破されたわけです。ギャフン・・・

 

 

さて、この話と最初に書いた10万円の話に共通点はなさそうな気がしますが、無理やりつなげてみせますので、そのままお読みください。

 

つまり、「10万円をもらわない」ことと「10万円をもらって使う」ことは、結果的に同じように見えるかもしれませんが、視野を広げてみた場合は違うのです。

もちろん、ここで経済学的なことを言えればカッコイイのでしょうが、そんなもんは持ち合わせておりませんので、おもいっきり素人目線の意見を発表します。

 

そこで何に使うかが、日本を変えるのでは!?

うわぁ~、自分で書いておいてナンですが、恥ずかしくて気持ち悪い・・・

 

途中でも書いたとおり、自分はどちらかというと保守派で、この10万円も使わないで貯金しようかと思ってみたり、申請が面倒だから「もらわない」という選択肢も視野に入れていました。

しかし、会社の偉い人から教わったことを思い出し、結果的には同じかもしれないけれど、視野を広げてみれば違うのでは?と考え、ちゃんと10万円をもらって、ちゃんと使うほうが良いのでは?となっています。

先日書いたように、困っているはずの飲食店のために出前で10万円使い切ってやろうか?

それとも、YouTubeチャンネル登録者数1,000人達成記念Tシャツでも作って、それを無料でプレゼントする企画でもしてみようか?

あとは、Apple Watchなんてのも、それはそれでいいいでしょう。

とにかく何かに使うことで、それでこの国が良くなるのでは?と素人考えで思うのですが、いかがでしょうかね?

 

もちろん貯金もダメではないですが、とりあえずもらえるものはもらっておいた方が良さそうですよ。たぶん・・・

 

というわけで、あとは「取らぬ狸の皮算用」とならないことを祈ります。

 

でわ、股!!