こんなニュースを目にしました。
藤田観光は12日、大阪の老舗宴会場「太閤園」を売却すると発表した。特別利益329億円を2021年1~3月期決算で計上する。太閤園は6月末で営業を終える。
関西以外、いや、大阪以外の方にとってはピン!と来ないかもしれませんが、大阪市内在住で、ある程度年齢のいっている方には、「あの太閤園が!?」となるくらい有名な宴会場が、どうやら売られていたそうです。
どうやらコロナ禍の影響で赤字となり、他の事業を守るための資金確保のために、太閤園が売りに出されて、それを買う人(企業?)が現れたようです。
経営難の藤田観光が売却方針を示していた大阪市都島区にある老舗宴会場「太閤園」について、買い手が創価学会だったことが分かった。購入は3月22日付。地元では有名な挙式スポットでもあり、ゆくえが注目されていた。
正直、個人的には、売却先がどこだったか?に興味は無く、ただただ「あの太閤園が売られちゃった・・・」みたいな感情になっているのは、理由があるからです。
まだ結婚する前の話ですから、25年近く前の話になります。
お互い結婚の意志を確認し、お互いの両親にも報告をして、いよいよ結婚式をどうするか?となったとき、まだ若かった2人は「とりあえず結婚式場を見て回ろう」みたいな軽いノリで、大阪市内にある結婚式場を見て回ることにしました。
で、その一番最初に選んだのが太閤園であり、そこは「とりあえず」とか「デート代わりに」みたいな軽いノリで行ってみただけで、決してそこをゴールに見据えていたわけではありません。
実際、行ってみて話を聞いただけで、「あ、これは住む世界が違う人たちの世界やわ・・・」と圧倒されたのですが、行った事実だけは残ります。
で、お互いが家に帰り、たまたまお互いの親から「結婚式場のこと、話は進んでいるの?」と聞かれたので、こちらとしては「ちゃんとやってますよ」という意味のつもりで太閤園の名前を出したのですが、その瞬間・・・
あほかー!
(関西なので・・・)
いや、こちらとしては軽いノリで行っただけで、決して本気で老舗宴会場で結婚式を挙げるつもりは1ミリもなかったのですが、太閤園の名前を出した瞬間、いきなり雷が落ちました。
たぶん、親としては「身分不相応」ということを伝えたかっただけで、太閤園に対して悪い印象があるわけではないのですが、その勢いがあまりにも凄まじかったことが、よけいに「太閤園とは、よほど凄いところなんだ・・・」と、強くインプットされることになります。
で、その太閤園が売りに出されちゃうんだ・・・みたいになるわけです。
もちろん、売れる価値があるからこその話であり、あとは実際に結婚式を挙げた方などに比べたらかすり傷にもならないのでしょうが、それでも「なんだかなぁ~」という感じでモヤモヤしております。
でわ、股!!